日本は長いゴールデンウイークの連休真っ只中。ついに元号が令和になりました。
特に何をするわけでもなく、短いようで長かった平成の時代を見送る日となりました
僕は工場にちょっと仕事に行ったり、ちょっと家の用事をしたり、思えば平成の最初の頃はまだこの業界の人間ではなかったですからね
それはちょっと置いといて
工場から少々離れた置き場所に佇む916。
詳しい事は↓
http://messiah208.cocolog-nifty.com/2/2019/04/post-77fdd5.html
こちらもやはり試運転を数日行うと
やはり電子スロットル不良がチェックエンジンと共に戻ってきました
もはや疑う余地もなく、ECUを外してポーランドに送ります
しかしこのクルマ、すごい走りを見せるのですが、アラゴスタのショックの強烈な事、速いクルマにはシャコタンがよく似合う!
ECUはこれにてさようなら。こちらは3.2なので、うちにあるECUではうまくないので、このままここで幽閉するのです
そしてECUが完全にダメな166。こちらは飯能に置いておりました
ちなみにこちらは、既にECUを外して送ってしまっているので、手持ちのECUに取り換えて、ヒーターコア交換の為に自走で工場に戻します
診断機を接続して
コードカードで動かします
コードを認証すると「しゅ〜りょ〜」 と出てエンジンがかけられるようになります。
ATのウオーニングが点灯して3速ホールド… うーん、ATユニットが既にアウトなのか?
ちょっと時間軸が前後してしまいましたが、どちらからもECUを取り外して長い旅路に出発してもらいます
僕の所を出たECUは
羽田→上海→ライプチヒ→そしてやっと月曜にワルシャワに到着したようです
あと少しで修理に入るでしょう。
人間は日本であくせく生きているのに、この2つのECUは長い距離を旅して行ったことも無い彼の地に行っているのです。
きっと日本からの観光客に紛れて(笑)
僕らがこの長い連休と そして御代変わりの間にECUたちはしっかり修理の準備に向けた時間を過ごしているのです。面白いですね