2021年10月28日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 前編

ちょっと前の話ですが、147の修理の入庫の打診が、付き合いのない保険会社のレッカーサービスから連絡ありました。
保険会社の提携工場ではみんな断られたとのことで、ネットで探してMPIにたどり着いたようです。

今や当たり前のように見るアルファロメオですが、修理ができるところは意外に少ないんです。
イタリア車は工具もノウハウも独特で、メルセデスやBMWなどドイツ車は結構な確率で修理できても、イタフラ車は少々嫌がられます。

内容はトランスミッションが壊れてギアが抜けなくなって、そのうちエンジンもかからなくなったそうです。
まあ、なんとなく見当がつきますが見てみないと解らないので引き受ける事にしました。
翌日さっそく、と言っても夕方に運ばれてきました

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普通にエンジンがかかり変速も可能です。
電気的な故障はいつもこうです。しばらく置くとウソみたいにトラブルが無くなります

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故障者リスト入りです。

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さて翌日、まずは原因を探ります。キレイなアルファレッドですねえ

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しばらく乗ったものの、特に症状がでません。

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診断機を取り付ける為にパネルを外すとなんだかすごい事になっています。
もう少しなんとかならなかったものでしょうか?

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まあ、距離も距離だしどこがやられてもおかしくはありません。

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今回は新しく導入した診断機を使います。
新しいと言っても型は古いですが。
ある目的の為に買ったものではあるのですが...

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システム異常あり!なんて書いてありますが、ご覧の通りトランスミッションにはエラーは無いのです。

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イモビの異常を訴えてます。おそらくさっきこぼれたお蕎麦のようになっている配線の盗難防止のヤツが原因でしょうか?

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あとはエアバッグ

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これはなんだろう? バッテリーを交換か何かしたときに噛んだエラーコードかな?
特にチェックランプは付いていませんが、一応全部消しておきましょう

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はい、全部消えました。

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あくまで状況証拠から推察しかないのですが、
ギアが抜けなくなることがあった。
試乗の時に変速に問題はなかった
センサー類のエラーコードなし。

これらの事から
セレポンプの作動不良による油圧不足が原因ではないかと考えました。

特にエラーコードが無かったのがこの判断の一番の原因です。

でも年式的にも走行距離的にも、センサー類やアクチュエーター、さらにはアキムレーターが壊れてもなんらおかしくありません。どうか2次的な故障がありませんように...

セレポンプは左のフェンダー内にあります。
交換の為にはバンパーとヘッドライトの脱着が必須です

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バンパーサイドは166や156のようにボルト3本で止まるタイプではなく、2本で止めます。

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これがそうです。

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では分解していきましょう

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と言うところで、続きは次回

posted by admin at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ147