2021年09月29日

受難な時代

朝からこんなニュースが飛び込んできました。


折しもちょうど先日規模の大きい鈑金屋さんの社長さんと、その話をしたばかりです。
その鈑金屋さん(Gさん)に求人の方法を聞きましたが、もう求人誌や求人サイトに頼るのはお金のムダと断じられてしまいました。

以前、仲間内のCF...の社長さんとも求人について話ましたが、ちょうどこの社長さんの所はニューエンプロイニーが決まったところでしたが、その後2週間しないうちに辞めてしまったそうです。
僕の中ではかなりの高額なオファーだったので、結構びっくりしました。

異業種ですが、クルマ買取のRのT橋君に聞いたところ、求人募集にはとんでもない額を払っていました。

先の2つの整備工場は、朝8時半なり9時からの就業で、夕方は必ず6時で終わるそうです。
そして、僕から見ればそれなりに高給でなおかつ休みも多い好待遇。

MPI? いや、6時になんか終わりません。それ以降に来店するお客さんも多くいますし、そもそも仕事が終わらないです...
でも気が付けば、別に整備工場に限らず、周りの部品屋さん、中古部品屋さん、販売店、保険会社、外注先、あ、いすゞスポーツもだ....
みんな午後6時には電話なんて通じません。

今、世の中はコロナ禍で、商店の多くは早く終わり、飲食店も8時までです。
働き方改革の影響もありますが、実に多くの事業所がその時間に仕事を終わらせています。

僕は僕なりの働き方で行こうとは思いますが、僕一人ではうまくありません。従業員は早く帰さないといけません。
従業員は早く帰らせて、休みも取らせて、給料を約束し、社長は休日も時間も関係なく働く....


なんだかなあ。ま、好きでやっている仕事だから....?

2021年09月28日

さよなら147

この夏、2台のエンジン系の大整備がありましたが、そのうちの一台
147に自らのエンジンミッションを供して立派にその本懐を遂げた147
やっとスクラップです。

しかし、エンジンを載せてからでないとダメと解体屋さんから言われていたために、このように

これで良いかと聞いたらOKとのことだったので...

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まるでマッドマックスのインターセプター

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そもそもエンジンとミッションの位置が逆(笑)

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今や産業廃棄物は中国が輸入を禁じたために処分費用が上がる一方で
銅や鉛など非鉄金属はそれなりに高値で取引されますが、逆に内装材やプラスチック、FRPなどだけが残るとヘタをすれば捨てられなくなります。

むりくりボンネットをつけてエンジンを挟んでマカロンを作ります

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この商売とにかくゴミが出ます。
しかもリサイクルできないゴミが。エンジン整備関係は比較的リサイクルできそうなものの方が多いですが、鈑金関係ははるかにリサイクルできないゴミの方が出ます。

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バンパーはテープ止めです。

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さて、クルマとしては今生のお別れです。
意外と距離も少なくそれほど悪いクルマではありませんでしたが、ボディがダメでした。あとリアサスペンション。元気であったエンジンとトランスミッションは違う147に移植されて、その先の方々を乗せて楽しみを紡いで行く事でしょう。感慨深いです。


posted by admin at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ147

2021年09月27日

半世紀後の自動車

先日、鎌倉方面に出かけておいしいクリームあんみつを食べたわけですが、そのドライブはトヨタレンタリースで借りた原稿プリウスで行ってまいりました。

全走行距離およそ320kmを走って、戻ってきて入れたガソリンはなんと12.55L
リッターあたりなんと25.498kmも走っています。

確かにクルマにある平均燃費は26kmとなっていましたので、あながち間違いじゃないです。

自動車の平均燃費表示などひどく牧歌的と言うかあまりにおおらかな数字と思っていましたが
最近の国産車なら本当にその通りなのかもしれません。

そのクルマと完全に対極にあるクルマを車検で預かりました

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こういったクルマがあったから、そのプリウスもこの世にあるのではあります。
自動車が一般的な存在になろうとする始祖ですね。

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これが素晴らしいのが、現代の交通事情にもちゃんとついていけることです
普通に走り、普通に止まる。ライトだってウインカーだって点くし、i-phoneだって再生できちゃう
あら?当たり前?

いまどき珍しくなってきた2ケタナンバー

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でもすごく大事されて来たからすごいキレイなのです。
この自動車は1967年製。
2021年の自動車は1Lのガソリンで26km走り、主たる走行装置はエンジンでは無くモーター
オートエアコンとレーダークルーズで快適ロングドライブ
54年の月日はかくも車を変えてしまったのです

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54年後はさすがに生きていないと思いますが、この感じだとクルマは空を飛んでいるかも知れません。
しかし! このワイパーブレード
なかなか新品が手に入らず、コレクターから分けてもらうには結構な金額払わないと買えないんですよ

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何事も無く車検に受かりますように!
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2021年09月26日

オリンピックの爪痕

ついに1964年以来の東京オリンピック、パラリンピックが全て終了しました。
何を今更、などと言われそうですが、実は終わってない物もあるんです。

オリンピック、パラリンピックの開催日に、僕の工場から北に数キロ離れたところにある航空自衛隊 入間基地から飛び立った数機の飛行機。
ブルーインパルスです。僕は見ていないのでわかりませんが、入間基地を飛び立ったのは10機と聞きました
実際に演技飛行するのは6機であとの4機は控えの機体で少し離れた場所を旋回していたそうです。





ところが終わらない東京オリンピック
控えの飛行機が予定になかったと思われるカラースモークを低い高度で噴射してしまい、まずい事になってしまいました
ニュースにもなっています。


そしたら車検で預かったクルマがそのカラースモークの被害に遭ったとのことで、ついでに見てみました。

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こんな感じのつぶつぶが無数にあります。

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にじんでいますね

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サイズ感としてはこんなもの
しかし、白いボディだとまあ、わかりますな

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で、聞くところによると染料みたい...
僕らが自動車に使う塗料は顔料です。染料はその名の通りしみこんでみこんで染める物なので、繊維やキズにそって拡がり定着します。

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で、シンナーでは溶けず(当たり前か!)
強力な界面活性剤、つまりアルカリ洗剤でも取れず(当たり前かっ!)
コンパウンド掛けでやっと少し変わるかな?程度

結局、2000番のサンドペーパーをゴシゴシ掛けて。コンパウンドで磨いて、消える物と消えない物が残る感じ。
2000番だとかったるいので、1500番くらいなら早いかもしれないけど、塗装はめちゃめちゃ傷みますわな
車歴が古いと下地が出ちゃうかもしれません。

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結果、塗装をせずに全部消すことは不可能と言うのが僕の見立て
う〜ん、どうする自衛隊?

posted by admin at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 塗装

2021年09月25日

あなたのヒミツのお店教えてください

先日の連休で、何かとお嫁さんが行きたがる江の島、鎌倉観光に出かけました

その道中、外せないのがやはり鎌倉にある「山里」です
今回も行ってまいりました。
ここの甘い物は恐ろしくおいしいのです




お店のHPは↓

もう何回行ってもスバラシイ

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画像はクリームあんみつ、800円。最もオーセンティックなメニューです

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全てが絶妙のバランスで成り立っている甘さです。ただただ甘いだけでないめくるめく違う甘さの連続

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いや入っているものは全て甘い、しかし甘いだけでなく美味しいのであります。

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そこへさらに黒蜜をかけて、甘い物をより強靭に甘くする脳天に突き抜けるおいしさです
正に甘味の脳天くい打ち、いや薄暗い雰囲気でいただくクリームあんみつは、暗闇脳天かもしれません。
いやあ、美味しかった...

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しかし、ワタクシ、未だ甘い物キャリア僅か3年の新参者
ここのこれを食ってみぃ!と言う方、ぜひ教えてください。

3カウント取れる甘い物、教えてください。
尤も、直に行って食べれるか、つまり行ける範囲か、取り寄せ可能な物に限ります。



posted by admin at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・地域

2021年09月23日

ここまで2ヶ月

166や155、156に145などは僕は常日ごろ、旧車だと公言してはばからないのですが
本当の旧車は結構違います。

まず、鋼が違います。
車体のほとんどは鋼に覆われているので最も重要な部材であることは火を見るより明らかです
自動車の鋼は新素材と呼ばれていて、単なる鋼鉄とは違いがあります。
それはメーカー各社が開発にしのぎを削っているところで、金属の中に含まれる強度やしなりなどの成分が昔と大きく違うところです。1990年代の前半から飛躍的にサビに対する強度は格段に進歩しました。

例えば国産車に多く使われている、超高張力鋼板などがいい例で、昔のクルマに使われる鋼とは全く次元の違う、硬くて強度の高い鋼は納入している製鉄会社によって素材が違うようです。

古い自動車はその鋼の成分に防錆成分が乏しいのか、亜鉛メッキが弱いのか詳しくはしりませんが、猛烈にさびやすいです。
それゆえ、金属素地を露出させたままにするのは危険で、できるだけシール性の高い塗料を間に入れて塗装しないといけません。
プレスラインの補正や無数にちらばるキズを拾うためにサフェーサーを塗装します。

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基本的な部分は鈑金屋さんが仕上げています。しかし、その分、塗装屋はユニークと言うか懐の深さを発想に転換して処理に当たらなければなりません。

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しっかりプレスラインを決める前に、全体の状態を見る目的もありサフェーサーを入れますが、まずは車体半分だけ入れます。
この時は本当に入庫が多く作業が後手後手に回り、なかなか十分な作業量が確保するのが難しく、ここまで2か月要し、さながらカメの歩みの進捗です。

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この状態にして小さなキズを拾って、対応していきます。

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車内は既に塗装済み。
それゆえ、マスキングには気を配ります。

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前側はまだ塗りません。
小さな傷を拾ったり、プレスラインをしっかりさせる為に、補修を繰り返します。

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鈑金は徹底して剥離して塗っている模様です。
相当手の込んだ鈑金跡をそこかしこに見かける事ができます。
ここまで整備したのは相当腕のいい職人さんのようです、こんなところで切り継いでいる!なんて所を散見します。
僕らには到底できないわあ
posted by admin at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ全般

2021年09月21日

仕事って...

僕の工場では様々な修理や自動車の販売が日々、繰り広げられています。
その一部をこうしてブログで書いていたりするのですが、面白いもので同じ内容の仕事でも、とても満足していただけて喜んでもらえることもあれば、なんだかしっくりかみ合わない時だってあります。

僕はかつてあまねく人々の自動車を直して、数多のお客さんに喜んでもらおうと思っていたのですが
それは大きな思い上がりだと気づかされる瞬間があるものです。

しんみりした内容から始まりまりましたが、かくも自動車の修理が難しいという事の布石であるのです。

今からずいぶん前、お客さん伝いに全塗装の依頼の話がありました。
それは、僕のお客さんでもあり、ガレージ33のお客さんでもある人からの相談で、鈑金はヨソで作業されているが塗装の引き受け先が決まっておらず、困っているとのこと。
塗装だけお願いできないだろうかと?

MPIはいわゆる外注作業、下請け作業、今風に言えばアウトソーシングなどは受け付けていないので、
その旨を話して丁重にお断りしました。

それから時は過ぎて、再びこの話が再燃するのは昨年の夏の頃

確かに業者さんからの仕事はお願いしないが、ユーザーから直接の依頼ならどうか?となって、
なるほどなんだかとんちの世界のような話で、難しい判断でしたが
まあ、塗装だけなら、と言う感じで引き受けたのです。

クルマが運ばれてきたのは昨年の8/31か9/1
その車はMPIにありました

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ジュリアGTVです。
これは僕らとはセグメントが違うというか、完全なる旧車の世界です。
ガレージ33と言えばこの手のクルマで有名ですし、先代の渡辺社長さんとは10年以上前、916の事故修理を手伝ったことがありましたが、その時も業者の仕事はしません。とがっちりお断りしたのですが、どういう流れだったか1度だけ修理を引き受けた事がありました。
しかして今回は亡くなった先代から、千葉さんになってからの話なのです。
でもまあ、塗装だけならと考えていて
3か月もかからないで、うまくいけば2か月で....
なんて甘い考えが頭をよぎっていたのです。

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しかし

現実は到底そんな甘いものではなく、一見、そのまま塗れそうに見えますが
修正点は山ほどあります。
なにしろ、僕らは最近のクルマは普通に作業しますが、いわゆる旧車は守備範囲外です。
かつては僕も旧車の修理に携わり、切磋琢磨した時期がありましたが、MPIを作る前、すなわち20余年前の話で
今は、全くの別業種だと言っても過言ではありません。

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この手のクルマの修理は、まず、鈑金方とは綿密な計画の打ち合わせが必要で、ここはああやってほしい、とか作業者の思惑もあると思います。しかしとうにそんな手順や方法など考えずに引き受けてしまったが最後
後悔先に立たず、何とか完成に向けて仕事をするようになるのでした。

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とはいえ、一筋縄ではいきません
この美しいクーペを塗るのに、本当に努力が必要になるのが分かったのは、もっと時間が経過してからでした...

先に誤解のないようにお断りしておきますが、このクルマの記事ではガレージ33の千葉さんをはじめ、ユーザーのOさん、すべての鈑金作業を行った方々を貶める意味合いではない事を十分に理解してお読みください。

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2021年09月20日

アシェット ル・マン24時間レースカーコレクション

長らく定期購読しているアシェットのルマン24時間のミニカーが突然75号で打ち切る事を通告されてしまいました。

このところコロナの影響で全くの不定期発売されていましたが、やっと本来の発売ペースに戻った矢先のハナシです。
まー、置き場所がミニカーだらけで困っているのも事実なのですが....

しかし、作るであろうリストにあったかどうか、もう確認する術はありませんが、フェラーリの車両が1台もないのは実に残念。
365や512は出してもらいたかった。またランボルギーニカウンタックもないのが残念

手作り感がハンパない当時のモデルはミニカーにしにくかったのでしょうか?

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この365GT/4BBのレースカーは別格にかっこよかったです。
違うクルマかどうかまではわかりませんが、デザインのすごさがわかります。




こちらは似て非なる512BB




512BBのLMと言えばこのクルマ


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音!




こういったクルマのが出ないのは少々納得がいきませんなあ。

パンテーラは2度も出てきているのに....


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2021年09月18日

沈黙のICS

あー、何から何まで手を入れている166ですが、今度はICSに嫌われています。

真っ暗なICSからは
何の情報ももらえません。

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仕方がないのでICSを修理します。
LCDの不良前提での修理です。

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止めている部分を外して嵌合をずらします

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外れそうなところから攻撃していきます。

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これでICSからLCDと言うかコントロール部分を外せました

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ICSの
LCDを止めているビスは極小のトルクスビスで
トルクスの精密ドライバーを使います。

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アマゾンでも激安で売っています。


ダーツみたいですね

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これが問題のビス

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かなりしっかり締まっていましたが、難なく取り外せました

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これが壊れているであろうLCD

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部品取りのICSから外した元気であろうICS

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これを取り付けます。
ちなみに中国製品ですが何気に高い、新品のLCDにも交換できます。

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これを取り付けます

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はい新しくなった、気がするICSのLCD

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裏側はこのようになっていますー

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さて、本体と合体させます。

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コネクター各種を挿しまして

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全部配線してキーオン...
あれ? 真っ黒だし...
エアコンファンの強弱ができるので、通電はしているようです。
配線に挿し間違いもありませんでした。
えー、見立て違い??
再度外すようになってしまいました

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先に言っておきますがボンネットは閉まってないです。
美しいカラーリングです。オーロラらしく

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プレスラインにそって青いパールが発色しているのが見えます。

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実に面白いマジカルカラーですが、完成への道はまだまだ続くのでした

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2021年09月17日

アライグマ

たまたまyoutubeでみつけた過去にテレビ番組で放映されたとおぼしき動画

これにはまりっぱなしで、見ては笑ってしまうのです




この、捕まえる道具で引っ張ると足がびーんてなる感じがなんだかぼのぼのに出てくるアライグマくんに似ている気がして


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この動画にはフルバージョンが存在していて
やっぱりテレビのはうまく編集してありますね




ああ、なんてマヌケな...

今晩もひとり笑ってしまうのでした
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2021年09月16日

ダッシュボードのまとめ その2

せっかくいろいろ分解したので、キレイにできるところはキレイにしようということで
メーターパネルの照明をリフレーッシュ!

アクリルのカバー類を外して

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ひっくり返しますと、このようになっています。

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例の1個結構な値段のバルブを湯水のごとく使います。

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12個使いました

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このようなソケットになっておりまーす

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再びひっくり返して気が付いたこと。
メーターの文字盤の中のアルファロメオのマーク、緑色だったのですねえ
こんなに長い間見てきて気が付きませんでした。
メーターパネルの分解も1度や2度じゃないんだけどなー

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ついでにベトベトだったメーターナセルも塗りました。

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順調に進む組み付け

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このグローブボックスの上側のパネルに、こちらもせっかくなのでBluetoothユニットを取り付けます。
どうせナビもCDチェンジャーも満足に動きゃしないんだから、この際スマホで聴きましょう

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このいかにも切ってください的な点線を切り取り

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あとは適当にサンダーをあてて装置が入るようにします

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ユニットを取り付けて出来上がり。このユニットは従来品より高品質です。音もかなり良いです。

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配線を組んだら

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いよいよそれっぽくなってきました

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メーターだってきれいにして

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カバーをかけりゃ
印象もずいぶん変わります

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ここには写っていませんが、ウインカーが戻らないスイッチをもう少し程度の良いスイッチに換えて

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エアバッグを取り付ける前にキーオンにして各取り付け部品が正常に動くかスイッチオーン!

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ライトオーン!!

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イギリス仕様のライトにLEDを入れていますので、HIDより明るい感じ♡

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ところが、ICSが...真っ暗じゃあ

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ライトを消していると見えるのに、ライト付けるとほぼ真っ暗です。
目を凝らしてよく見ると、数字が見えるので液晶のバックライトかなー?

どこまでも壊れるこのクルマ、故障の底なし沼じゃん
だってまだ、エアコンもトランスミッションも残っているのになあ

だんだん商品にするのが惜しくなってきました。
だってこんなに修理したクルマ、いったいいくらで売れっていうんかーい




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2021年09月15日

ダッシュボードのまとめ

ダッシュボードを外して作業したオーロラの166
一生懸命、組み付けます。

結構な取っ散らかり具合ですが、ちゃんと元に戻るんですよ

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行く先はだいたい検討がつきます。何度も分解していますから

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コントロールユニットのコネクターしっかりカチッと音がするまで。
意外にコネクターの挿しくさしが原因でトラブルになるのってあるんですよ

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あとは配線が通るルートを良く検証しながら組み付けることが重要です
ずいぶんまとまってきました

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センターコンソールも先にコネクターの行き先を見極めてレイアウトを組んでおきます。

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助手席側はあまりハーネスはありません。重要なのは各ボルトの締め付け具合です
エアバッグの威力は強烈ですから、それをしっかりサポートしないといけないのです。

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おっと先にエンジンメインECUをくっつけないといけませんね。中期以降はエンジンルーム内のME7.3.1なのですが、前期は助手席の足元にあるME2.1です。

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ハーネスを回してボルトをがっちり締めたらOKです。

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まだまだ次回に続く。

posted by admin at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166

2021年09月14日

アルファロメオミトの修理 ライト編

お買い上げいただいたアルファ ミト
いろいろ作業を進めていきます。

ライト周りからまいります。

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このスプリントと言うグレードは良くも悪くエントリーモデルで
ライトが普通のハロゲンです。
そこで何かしら明るいバルブをと言うことで取り外します。
基本的にミトはバンパーを外してライトにアクセスしますが、バンパーもかなり日本車をっぽくなって
フェンダーとバンパーは1本だけのボルトでとまっていて、あとはプラスチックのサイドサポートだけでとまっています。

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最近のアルファもボルトが少なくなってきました。
ドアもそうですが、日本車チックなところが結構あります。
それはBMWなどにも見られますから世界的な潮流なのかもしれませんが

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一見キレイそうなヘッドライトですが、やはり焼けが進行しています

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とりあえず外しました


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ヘッドライトのタマはH7で一般的ですが、取り付け方法が変わっています。
バルブそのものをフタにしている感じです。

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このバルブの裏のスプリングをライトハウジングに押し込んで止めます。

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ライト自体はなんとコネクターで止まっていて、ハウジングに挟むことでスプリングが効いて外れなくなるという、ヨソではあまり見ないタイプ
社外のHIDやLEDは残念ながら見送りとなりました

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でもヘッドライトレンズの曇り止めは信仰します。

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600番手からスタートして、800、1000、1500、2000番とペーパーがけ

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見ずを乾かしている間にボディを見ます。
すごい造形です。

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エンジンルームから覗くギャレットの文字がターボ車であることを物語ります。

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さてライトも軽くマスキングして、しっかり研磨された表面を見ます。

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ディグリーサーを使って脱脂

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その後プライマーを吹き付けます。


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すると少し濁った感じになりますが、このステップは非常に大切で、ここで30分ほどインターバルを置いてプライマーを定着させます。

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今度はクリアーです。
しっかり塗り込んでいきます

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クリアーを塗った直後

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少し曇っているように見えますが心配ご無用

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いいですか〜?

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一気に焼き付けます。

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ハイっ!てじにゃーにゃ

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キレイになりました。

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これで当面は焼けの心配をしなくてもよいでしょう

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2021年09月13日

The Last saints

長くつらかった階段も最後の階です。今回は作業の最後の2日間です

オイル類を入れます。
リキモリのモリゲン10W-40です。
Mos2の入荷が遅れていた時期の対策に入れていたものです。
これもこれでかなり良いですよ〜
こちらは部分合成油ではなく100%合成油です

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いつもの抹茶色

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画像はありませんが、クラッチのエア抜きをしてバッテリーまで取り付け
これはこれで足がだるい。でもこれも信じられないくらいクラッチペダルが軽くなります。

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パワーステアリングフルードを入れてこちらもエア抜き

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取り付け部分が全て欠損して、なんとか修理をして取り付けたヘッドライトユニット

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遂にエンジン始動です。
全ての苦労が報われる瞬間でした
素晴らしいエキゾースト音に癒されます。

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距離もこういった大きいメンテナンスポイントの時期でした。
1つのクルマに乗り続ける、1つのクルマを愛し続ける。
誰にでもできる事ではありませんが、持っている人しか味わえないビフォア/アフターがあります。自動車趣味の究極だと思います

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さらに作業が続きます。ヘッドライトの固定グロメットも交換。これは国内で普通に手に入ります

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エアコンの真空引きをして
ガスを規定量入れればよく冷えます

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圧力の上がりも吸い込みも良いです。そりゃフィルターまで換えてますからねえ

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では残りの外装を
まずはボンネットフード

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バンパーをつけてもう完成間近

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ライト類の点検。

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ついに完成です。

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夏休みを充てた甲斐あって、素晴らしい出来です

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タイヤを取り付けます。

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8/9から11日を経て地面に再び帰ってきました
今回は二人の技術者がほとんどかかりっきりでした
やっぱりV6だと直4よりかなり作業量が増えます。
V6でこれならV8やV12なんてもっと....

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でもこれで終わりではなく
ここからがまた始まりです。

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あとは車検を受けてユーザーの下に帰って行くのでした
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2021年09月12日

Saint 6 part3

夏休みを賭して行われた156のエンジン修理もぼちぼち終盤
8月の16日、まだまだ世間では夏休みの気分が抜けない暑い日の午後です

エキゾーストが付きました。

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2本頼んでいたO2センサーが来ていなかったり、カムシールが来ていなかったりトラブルもありましたが、どうにか乗り越えて
かなり進んできました

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新しいレリーズシリンダーも付きました

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ドライブシャフトもキレイでしょ?

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そのドライブシャフト、ちょっと面白い部品が入っています。
オレカのドライブシャフトアダプターで、車高が下がった時でもシャフトブーツの負担が軽くなるアイディア商品です。

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エアコンのコンプレッサーも新しい物が付きました。

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残りの部分も急ピッチで進みます。

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それでもボルトの入れ忘れ、締め忘れがないが必ず二人でチェックしながら仕事が進みます

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エンジンサスペンションのアッパーブッシュを交換します

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これも知恵の勝負でうまく、いろいろ道具を重ねて外します
完全に抜けました。

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続いて新しい部品を圧入します

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キレイにできました。

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もうずいぶん出来てきました。

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この段階で次はオイル類、フルード類を入れていく事です。

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でもこの日はこれで終わり。

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また続きは明日頑張りましょう

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2021年09月11日

成約御礼アルファロメオミト

もうすっかり秋めいて、ブログを書く時間には外でコオロギの合唱が聞こえます。
そんな中、ミトの成約をいただきました。

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これはスプリントと言うグレード。シリーズ中もっともベーシックなモデルです。
コンペティツィオーネやクワドリフォリオヴェルデにスポットライトがあたりがちですが、このスプリントは実は毎日のドライブにはむしろ運転しやすいのです。

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またおとなしいグレードゆえ、おとなしく乗られている感が強く、クルマの傷みも少ないです。

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ガラスのクラッチなどと揶揄されるツインクラッチや電動パワステなど痛みが少ない感じがします

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でもどうしても悪くなる部分は決まっていて、今回はべとべと退治からスタートしましょう

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このミトもかなり日本車の影響を受けているのか、ドアトリムの外し方はすごく日本車に近いです
わずか2本のボルトだけで止まっていて、あとは全部クリップの勘合です

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さて、外れました


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僕の手を見れば解りますが、ベットベトで手が真っ黒です。

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弱アルカリの溶剤などで洗い落とします。

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きれいになりました。
このベトベトの除去は

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材質や塗装によって溶剤を使い分けないと大変な事になります。
よりによってフェラーリの部品を溶かした事もあります

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こちらのグリップなどはあまり効果がありませんでした
その代わり、手が黒くなるようなところまでべとべともすす真にと思います。
他の作業もアップしていきましょう

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2021年09月09日

Dokkenで行こう

このところ歌物の記事が多くすいません。

どうしても見過ごせない記事を他所で見たもので


時々、無性に聴きたくなるドッケン。

やっぱりデビューの頃はよくMTVなどでもてはやされていましたね

個人的にはあまり好きではないギタースタイルのバンドですが、メロディセンスは抜群


Just got lucky

この歌なんか明快で超わかりやすいですが、なにげに好きな曲です




ジョージリンチの髪型って今見ると石川五右衛門みたいですね


でもやはり名曲と言えば

Alone again




これと

In my dreams




ベースのジェフピルソン、今やフォリナーのベーシストですね


どれも素晴らしい80年代の名曲ばかり
リズム、メロディ、シュレッダーなギター... きらびやかな80年代後半のLAメタル全盛期ですね

でもそれから40年近く経ったりして、今や...


そのエピソードを、80年代メタルを地で行くスティールパンサーがバックステージでドッケンのボーカルのドンドッケンと一緒になったニュースから抜粋


スティール・パンサーのギタリスト、サッチェルは、ドン・ドッケンをホームレスだと見間違えたことがあるという。


スティール・パンサーが初めて<M3 Rock Festival>に出演した時だと言うので、2009年のことだろう。サッチェルは、そのバックステージのケータリングでドン・ドッケンと出くわしたエピソードについて『2020’d』ポッドキャストでこう語った。


「食事を手にし、座る場所を探してたんだ。出演者とかたくさん人がいたよ。俺のバンドの誰かを探したんだ。そいつの隣に座れば、居心地悪い思いしなくて済むと思ってさ。そしたら、マイケル・スターがいた。
俺は、“くそ、マイケルの奴、ホームレスの隣に座ってやがる。髪が抜け、歯がボロボロじゃないか”って思ったよ。“仕方ない、マイケルとホームレスの隣に座ろう”と思って、行ったら、その男性はホームレスじゃなかった。ドン・ドッケンだったんだよ」


「ドンはすごく良く喋り、本当にナイスな人だった。庭に花を植えるのが好きだとか話してたよ。どうでもいいことばかりだったな……。
俺は食べようとして……、2つのことを考えてたんだ。ドンの顎にBBQチキンがぶら下がってる、彼は気づいてない、“いつ落っこちる?”って。そしてもう1つは、“ああ神よ、俺が彼の年になったとき、こうなっていませんように”ってことだ」


時の流れとは残酷なものですね

ああ、僕もね〜


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2021年09月08日

The Darkest hours are back.

昨年の初めにヘッドライトを修理したフェラーリ456ですが、何ともうライトが開かないという訴えで入庫しました

その時にどうなったかは以下のリンクを参照ください

この過去の記事にもある通り、実はもう一つライトモーターが手元に未開封のままあったので、それを取り付ける事にしました

まずはライトを上げるとウインク状態

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あっ、懐メロつながり.... いらない? いやいい歌ですよって外国の歌じゃねーか!


早速分解するのですが、ライトを開けたままにするには開けた状態でバッテリーを切らないといけません。
通電していると、いつ噛まれてしまうかわかりません。

で、カッと見開いたまま電気を抜かれてしまった状態で分解します。

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取り外しはいたって簡単です。

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続いてモーターも外します。

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そしてこれが自動車に置きざりにされたモーター
見るからに古そうなのが来ました。

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もう付ける前から嫌な予感。

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先にモーターだけつなげて通電させるもうんともすんとも言いません。
入っていた袋のタグを見るとリトアニアのようです。
そんなところに456なんてあるの??
と思ったら、どうやら同じ部品を使っていたボルボ480の部品のようです

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うーん、僕が直したモーターを再度修理することになるかもしれません

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しかしまずはこの古いモーターがなぜ動かないかを検証してユーザーに知らせないといけません。
ベルトサンダーを用意して

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カシメを削ります

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中から出てきたのは・・・・?

なんとガビガビに錆びた中身じゃあーりませんか!

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電極部分もこの通り壮絶な詰まり具合

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急遽、直したモーターのべっちょり塗ったシーラーを剥がしました。
しかし何で動かなくなってしまったのでしょう?

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フタを開けてみると
バサバサの中敷きが出てきます。

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この中敷きのスポンジだか紙だかがボロボロになって

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給電棒に粉と言うかカスが溜まり、絶縁してしまようです。

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簡単に原因はわかりましたが、もん代はこの紙みたいな部品を無き者にして戻して大丈夫なのかです。

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しかし、あってもこのザマです。

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いっそ無き者にしてシーリングをしっかりやればいいんじゃね?
となり、円盤や電極をクリーニングしました

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そして再び貝を閉じてシーラーをさらにべっちょり、ケーキ職人になっていきます。

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ここから先はとてもじゃありませんが写真など撮っていられません。
何もかもシーラーだらけになってしまいます。

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べっちょり塗ったくってやりました

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前回よりパワーアップ...させているつもりです

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あとは戻して出来上がり

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無事に動いて、ユーザーの元に帰って行ったのでした。









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2021年09月07日

懐メロ

ホントは違う内容の記事書こうと思っていたんだけど、youtube見てこれを聞いていたら、今日が間もなく終わってしまう事に気が付きました。
方向転換して懐メロ特集にして、見ている人も僕とおんなじ気分にしてみようと思います。

このビデオ見てたら、バックバンドのギターの人、ダブルネック使ってんのね


この時代って本当に良いメロディが多いですね。
この手の歌謡曲に限らず内外問わず、ジャンル問わず良いメロディが多いです


これも良い曲で未だにアルバム全曲、良いですね
捨て曲なしの素晴らしい出来。しかも音が良いイメージがあります。
刑事ものドラマで粗暴な役柄のイメージが大きいのですが、本当はこの手の仕事がしたかったのでは?と思ってしまいます。
GS時代のシングルなぜか持っていたなあ


これはいかがですか?


再び、世良ちゃんとコブラツイスト。当時はあんまり好きではなかったのですが、今こうして聞いてみると、バックバンドがうまい。
ふたがね金太上手だったのね


同じく、邦楽離れした曲の良さ
こちらもレベルの高い演奏。リズム隊が実にうまいですねえ


たまに無性に聴きたくなるクリキン


抜群のメロディセンスにシビれてしまいます。
1拍3連符を実にうまく繰り出すおかげで頭から離れなくなってしまうのです


この手をクルマでかけて走ると、僕は楽しめるけどその他の人たちがねー

また明日。
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2021年09月06日

Saint 6 Part 2

エンジンを載せる時が迫ってまいりました。
でもその前に、まだやる事があります

エンジンマウントのリア側の交換です。
純正部品がまだありました

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取り外してみると驚愕の状態です

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完全に2つになってしまっています。
これは新品を取り寄せておいてよかった....

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もう車体への帰りを待つ状態

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しかし、大事な事を忘れるところでした。
ミッションオイルです。これは普通に75W-90

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デフからドライブシャフトを抜いてしますとATFが出てしまうので先に抜いておいたものです。
入れるところは常識外れに狭く、入れづらい場所にありますので必ず、載せる前に入れないといけないのです。
なのに過去に忘れてばかり...

今回はそうはいきません。
きっちり入れました。

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さていよいよエンジンを釣り上げる準備です
が、連戦の疲労を感じさせるEくんの表情。僕も同じですが

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あれこれ釣り上げる方法を検討したり、あれしたりこれしたり
している間に外は真っ暗。

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上から徐々にエンジンを下げて行って

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下回りのボルトを止めて行ってエンジンを固定します。

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166と違ってエンジンが乗ったメンバーを取り付けするのではなく、エンジン単体を下から止めていくのです。

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先の交換した後側の他、トランスミッションと左サイドメンバーがつながるマウント1つと、右のサイドメンバーと腕のような形のエンジンブラケットに挟まれるようにするエンジンマウント1つ
この3点と上側のブッシュだけです

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ボルトの締め忘れがないかよく点検します。
二人でチェックしあいますから確実に締め忘れは無くなります。

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エンジンが車上に戻りました。
こうして8月13日の夜が終わっていくのでした。

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僕は14日、15日と休みを取って、次の週から再び156です。

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2021年09月04日

引き取りで見た光景

今日は落札したクルマを取りにオークション会場に仕事終わりから向かいました
さっき帰ってきたので、今日は難しい内容の記事はとても書く元気がありません(笑)

場所は神奈川県の海のそば




TAA横浜オートオークション場です。

この界隈には大きなオークション場が他にもUSS横浜、NAA横浜、アライベイサイドと軒を連ねます。
その道すがらに見た光景です

巨大な貨物船が荷下ろしをしていました

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どしゃ降りの雨の中

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世界的にコンテナ不足が騒がれている昨今、これだけスゴイ量のコンテナを見ると、コンテナって言うのはたくさんあるのにこれでも足りないの?的な事を感じてしまいます

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なんかSF映画に出てきそうな風景なのです。実物を見るとそのスケールにびっくりしますよ

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もうこの船なんかジェンガみたくなっていますが、こぼしたりしないのでしょうか?

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そんなこんなでどうにか帰ってきました。

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2021年09月03日

名門再び...

ランチア復活なるか??


マルキオンネ氏の亡き後、ランチアの命運が再び取沙汰されているようですね

今、プジョーやシトロエンにも大型セダンはないので、ランチアのバッジでぜひ、セダン作ってもらいたいなあ。
でも、売れないのはわかりきっているものなあ

このSUVしか売れない時代....


今、カッパ愛 爆発中....
続きを読む
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2021年09月02日

Turismo Internazionale

先日、166を買ったという都内のお客さんがMPIに顔を出してくれました。
パールホワイトのTIです。

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すごいキレイなコンディション。
距離も3万キロ台と若い

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今更ですが、166をおさらいです。前期、中期、後期と分かれますが
前期は1998年から発売されキャタライザーはそれぞれのバンクから来たエキゾーストが一つのキャタライザーを通るタイプ。

中期は2002頃からユーロ3に準拠するためにそれぞれのエキマニにキャタライザーが付き、O2センサーも4本になる。そのために大変整備性が悪く、燃料制御もエンジンルーム内になり、故障することがままあります。

後期はもはや同じ車かと思うくらい大モディファイで、見た目も乗り味もかなり変わります

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後期は乗り味がかなりドイツ車に近くなり、シャシや全体的な剛性や信頼性が上がっています。
しかし相変わらず、ドアロックやヒーターコアなどは持病のように壊れます。

他にも後期は、AとCピラーのトリムがうきうきになってしまう
ATのシフトポジションスイッチが壊れる
パワーウインドウのスイッチ周りがべったべたになる
前期のタレ目からぱっちりライトになりましたが、ガラスレンズからポリカレンズになり、ライトの焼けによる曇りが発生する

など独特のトラブルの元を持っています。
しかし、乗ると前期にはない実にどっしりした乗り味があります。
かなりソリッドな前期に比べると格段に良くなっています。

前期は前期のよさがありますが、後期は間違いなく乗り味が大きく改善されています。
こんな極上の後期もいいですね

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2021年09月01日

Saint 6 Part 1

すいません、操作ミスから不完全な記事を掲載してしまいました。
改めてもう一度

この日はも午前から組み付け。

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エンジンを載せるべくどんどん組み付けます。

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組めるところまで組んでほとんど車上での作業を省きます

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エキマニ周りは特に重要で、車上での作業は困難を極めます

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このO2センサーの交換など最たるものでこういったときに作業するのが必須です

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これだけでもずいぶんエンジンのレスポンスが変わります

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もうほとんど組みあがりました

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デフのサイドシール、反対側は早い段階で交換しました。アウトプットシャフトを外します

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サイドシールのキャリアが丸出し

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取り外すとサイドベアリングが見えます。

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サイドシールを打ち変えて元に戻したあとは

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再度、アウトプットシャフトを叩き込んで完成です

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ここで入浴タイム。電装系や水が入ると困るところは隠して、腰下の洗浄をします

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長きにわたるアカを落としていただきましょう


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バリバリ汚れを落とせます。

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トランスミッションもきれいになりました

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いよいよ次回、車両に帰っていただきましょう

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