2021年07月01日

何が人を奮い立たせるのか

早いものでもう7月です。
今日初めてセミの声を聞きました。

さて先月の21日、土曜日に出かけてくるとせがれが乗って出かけて、全く違う方法で帰ってきたラパンターボ
バラバラになって鉄筋に生まれ変わるハナシでしたが


どうしてもぱっと行動に移せない思いもあります。
それは...

税金です

今年、軽自動車税を結構な台数払いましたが、既に2台、1台は鉄筋になりましたエッセ、もう一台は3月にやってきて5月には先輩に売却してしまったMRワゴンです

皆さんご存じの通り軽自動車税は一度払ってしまうと、その後、廃車にしても戻って来ず、1年分をパアにしてしまうのです
そしてこのラパンを解体したら4-6月の間に3台の軽自動車税を払い損になってしまうのです。

それがどーーーしても納得できず...

気がついたら、分解していました

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経験者ならタービン交換なんてだんないと言いそうですが、問題は予算なのです。
なにせ、このボロいラパンをよみがえらせるわけですから、予算など割けられようはずもなく...

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もし他に問題が見つかったらやめよう、そう心に決めて分解していきます。
バンパー、クーラーコンデンサー、センターブレース、ラジエーターと外して
さらにインタークーラーエキゾースト、やO2センサーなどを外していきます。
さすがの国産の軽、こんなノーメンテで、古いクルマが何の問題もなく走っているのですから
欧州車なら絶対そうはいきません。

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外れました。IHIのタービンです。
ここまでよく頑張ってくれました。単なるメンテナンスが悪いだけでしたが

IHIのタービンは古くは80年代のターボカー全盛の時代、国産各社はもちろん、イタリア車などでも散見しました。
純正タービンの定番でした。唯一三菱のランタボなどは三菱重工のタービンだったり、日産だったかなあ? はエアリサーチ社製品だったように思います。

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尤も、ブリッツのKKK、Greddyなど当時もチューニング用のタービンは高値の花で、ある意味最も手頃なのがIHIのイメージではありましたね。
さて、心の中で税金、税金と唱えながら分解してきたタービンですがどうでしょう?

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吸気側のコンプレッサーホイールが壊れています。ナットも外れてしまっています。
手でも回すことができません。完全に壊れているのです

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外した部品の数々

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直してやる〜!

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どこからともなく手に入れた激安タービン

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本当に激安で、大手リビルドメーカーの仕入れの半値で手に入りました。ちょっといい中古より安いです。

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しかし... どこにもIHIのマークありませんねえ
ひょっとしてひょっとするのでしょうか??

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でも付けてしまえばこっちのもの

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すごいスピードで組み付けて行きます

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オイルは最上級のものをおごりました。
リキモリの抹茶入りです
エンジンの音が信じられないくらい静かになりました。

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ついに戻ってきてしまいました...

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これでよかったのか?

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これでいいのだ

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posted by admin at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産車