2021年07月31日

成約御礼 アルファロメオミト

Goo-netに掲載していたミトが売れました。
実にありがたいことです。

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オリンピックのセールでかなりなバーゲンプライスでしたからね〜

ところが、MPIから出て行きたくないのか
突然、ミラーが取れました。

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先日スパイダーの記事で書きましたが、それに続くようなカタチで取れました。

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今年暑いからかもしれませんね

あとは新しいオーナーがたっての希望で交換するカウルトップ

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国内最後の1個でした。

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LR川越にワイパーアームを取りにいけば完成です。

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お買い上げありがとうございました。
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2021年07月29日

ガラスにどっきり

意外に多いガラスに付いているバックミラー。
これが脱落してしまうトラブルも結構な確率で見かけます。

このガラスに付いているミラー、実はボンドで止まっているって知ってました?

僕も以前は使っていましたが、最近はガラスやさんまかせ。
今回もグラスワークのナベさんに作業してもらいます

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位置を確認します

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車体、取り付けプレートを脱脂します。

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専用ボンドを塗ったくります。

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べちょっとな。

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なんとこれだけ。

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しばらく待ったら、もうミラーを取り付け始めます。

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ヒミツは専用ボンドにあるのです。
このガラスに接着する目的だけのボンド。

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これでないとダメなんです。
僕はウルトの商品を使っていましたが、品質がダメでやめました。

2021年07月28日

It's not supposed to be.

ブログの読者の方々にはかなりどーでもいい話なのですが
この度、お弁当を変えました

早いもので、動脈乖離を患って、入院してから3年半以上が経過して、徹底した節制の生活の日々の向こうには
健康な自分を作る事ができました。

毎晩のお酒は10日に1度になり、寿司には醤油なんて付けず、味の濃い物は徹底して避けて
食べる量も制限し続けた結果。普通の人より、健常な血液検査の数値になりました。

しかし、日本の地獄の暑さには耐えられず、ついにお弁当を普通の人用のに変えたのです

今までは老人用の普通食。
塩分は6g未満。
カロリーは600kcal

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この寝たきりや何もしないで座ってばかりの高齢者向きのおひるごはんだと、5時頃にはタイヤを持ち上げるのがしんどいくらい空腹になり、非常につらい状況になっていましたが、ついに禁断の一般の人が食べる、カロリーや塩分無調整のお弁当に変えたのです

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ええ、結構なボリューム。
もう5時でもおなか減らない。

しかし...
心配なのはデブになることです。
痩せるには相当な努力をしないとヤセないのに
デブになることは実に簡単です。

もはや空気を吸っても太るのではないかという程....

今年から主治医もいままでの入院した総合病院から、工場ちかくの個人病院に変わったのもあって、今回、夏場だけこのお弁当にしてみることにしました。

でも、あの寝たきり弁当に戻れるかなー?

Power to the people

先日国道463バイパスを走行中に見たトラック

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個人の所有するトラックなのか、会社のトラックなのかはわかりませんが
見ただけで歌ってしまうメロディ、判り易い歌詞

僕はべつにビートルズ世代ではないですし、特にジョンレノンやポールマッカトニーは好んで聴きませんが
やはり、メロディセンスは抜群で、なんか歌えてしまうのです

ではみなさんどうぞ




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2021年07月27日

愛を取り戻せ エコー

かつてないほどの長編連載になりそうな予感の147
それはね、ユーザーの愛にほだされたからなのですよ。

新車から乗り続ける事20余年、そこまで長かないか
20万キロを超えて、エンジン、ミッション共に悪くなり、修理の相談になった時は正直なハナシ、現実的でないという感覚で話始めました。
でも、ユーザーの方も地球4周分も走ればさまざまな想いもあるでしょう
結局、修理の道を選んだのです。

今日、やっと日本も自動車文化が成熟してきて、ひたすら乗り換えの消費文化から、気に入った物を大事にする文化が育ってきました。
後から聴いた話ですが、このユーザーに乗り換えを検討した際のライバル車種ってなんだったのですか?
と質問したところ、答えは何と

無い

だったのです。クルマそのものが無くてもいいや、的な状態だったそうです。たぶん、普段のアシ的なクルマはあるとは思いますが....
意外と僕ら整備に携わる人間ってそういったストーリーを大事にします。
え?そんなのおたくだけ?

前回、タイベルやバランスベルトを交換しましたが、今回はトランスミッションも交換します。
それゆえ、TMのオイル漏れ対策も行います。

TMオイルの漏れの多くがメインシャフトのシールですが、TSはレリーズの油圧コントロールユニットがその役目をしていますので、そちらは心配あらず。
すると、残りは、デフのサイドシールからです。

ドライブシャフトを取り付けるフランジを外すと、ミッションオイルが流失します。
抜くの忘れちゃったね

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国産車だとこういったフランジではなく直接シャフトのスプライン部分が入ってますから、シャフトを抜くと同時にミッションオイルが出てきます。
しかし、各アルファロメオのFFは必ずシャフトがダイレクトに入るのではなく、このようにスプラインのついたフランジが付いてからになるので、シャフトの脱着だけであれば左右ともオイルの流出は無いのです。

とはいえ、その分、ドライブシャフトの脱着が大変なのですが

右のシャフトシールはこのようにアダプターに嵌っているので、これを外して作業します。

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新しいシール

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軽くたたき込んだら

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Oリングを装着して

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取り付けます。

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ドライブシャフトフランジのスプラインの抜け落ち防止のサークリップも新調

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こちらはうまく位置を合わせたら、はたき込みます。

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問題は反対側のシールです。
こちらにはドライブシャトではなく、インターミディエイトシャフトと呼ばれる、デフとドライブシャフトをつなぐ、ジョイント的なシャフトが直接入っています。
これが恐ろしいまでに硬い。全く取れない。


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しょうがない ので、バールに鉄管を


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かけますが、大変に長いので1枚で収まりきらず

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こんなに延長してほじくります。

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野蛮な技の前に硬かったシールも気持ちよく取れました
デフのサイドベアリングが見えます。その奥はデファレンシャルギヤです。

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こちらは色が違いますが、間違いなくこの部品なので打ち込みます

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硬かったのですがうまく入りました。

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そのシールの前にはこんなゴムのカラーが入りますが、これも交換しました。
意外にこのあたりの部品は国内ですべて調達できました

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インターミディエイトシャフトもつけて、サポートベアリングのところで4本ボルト止めして完成しました。

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ここまで長い道のりでした。

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もうオイル漏れに悩まされることもないでしょう。

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あとはオルタネーターとスターターを交換して、現車が来るのを待ちます

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2021年07月26日

直らぬクルマたち 166編

しかし、166。
難しいクルマですねえ。

Goo-netを契約したので、掲載するクルマを作る為に、商品車の置き場に久しぶりに行きました。
未だ梅雨明け前の雨上がりの置き場

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すごい放置感漂う入間の置き場。

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安心してください。商品なのですよ。

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来るのも久しぶりなら動かすのも久しぶり。
しかしむちゃくちゃ調子悪く、近くのEくんの作業場で、スパークプラグを6本、中古のよさそうなイグニッションコイルを6本交換したら、かつての輝きを取り戻しました。
しかし、いくつか問題が...

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一方、工場では内装部品の準備が進んでいます
かつての僕の166から外したセンターコンソールを塗装します。

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一部の車種の外装色にあったライトグレーの内装色。
新品などないので、塗装するのです。

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アームレストも同じく塗装します。

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車体はしっかり洗車すれば、塗装した後の輝きを簡単に取り戻せます。
スタンドックスのクリアーは大変に硬度が高く、キズが入りにくく輝きを失いにくいのです。

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美しいヌヴォラホワイトのイエローのブルーのパールは健在です。

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しかし、どんなに立派な塗装でも何か硬い物が衝突するとひとたまりもありません。
よく見ると....

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あちゃーキズが... 思えば置き場のオーナーさんがオーナーさんが快く雑草を


的な物でぎゅわーんとやってくれてたんだよなあー。石、拾うからなあ
でも意外に安いのね、便利なコレ。いやいやそんなこと言っている場合じゃない

もう一度塗装が必要になってしまいました(涙)

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もっと問題なのが、エアコン

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ガスがぜんぜんはいっていません。ほぼ大気圧です。

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エキパンのOリングか?
それは大した問題じゃなくて

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ICSを仮り付けして動かすと

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風がデフロスタからしか出ないの

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それで、オラオラオラーって風向の切り替えボタンを連打したら

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怒ってしまいました

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エアコンのコントロールユニットを交換しても効果なし

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やべえ、エアコンのユニット横のアクチュエーターの不良1択になってしまった

悪あがきでグローブボックスからアクセスできないかと必死に作業するも

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どうしても無理でした。左ハンドルだったらメーターユニットを外してアクセスできるとフォーラムで読みました。
いつでも右ハンドルは苦労する運命にあるのですね
こんな温度でダッシュボード脱着などできるかーい!!

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このクルマについての詳しい内容は2年近く前のこの記事からどうぞ


完成しそうで完成しないこのクルマ。
もう少しの所で逃げられてしまった

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2021年07月25日

愛を取り戻せ デルタ

147TSのドナーエンジン準備の続きです。
角オイルシールを交換したところまでチャーリーでお届けしましたが、今回はタイミングベルトを取り付けます
カムスプロケットをそれぞれ取り付けます。

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さらにタイミングベルトテンショナーも取り付けます。

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テンショナーの調整は専用工具があると便利ですが、マイナスドライバーなどでも十分代用可能です。

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タイミングベルトには当然回転方向があり、かけていく順番も当然決まっています。

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クランク

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IN/EXカムスプロケット。これらは予め時計咆哮に一杯に回した状態で取り付けます。

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グリーンのペイントが今回僕らの付けた跡です。

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グリーンのマークとタイミングベルトの白い線のマークがずれていない事を確認します

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全て確認します

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1番のピストンもトップ位置を再度確認して

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間違いなければテンショナーをしっかり締め付けて、各スプロケットを完全に締め付けてタイミングベルトの取り換えは終了です

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続いてバランスシャフトベルの交換です。
テンショナーを取り付けて

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これもお同じく指定の位置までテンショナーを動かして、張れたらたらOKです。

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いよいよ出来てきました。

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タペットカバーのフタを閉じる準備をします。

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外したカムホルダのボルトの締まり具合を再度確認したら
一部にベンガラ色(フルードガスケット)を塗って

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フタを閉じます

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遂に出来てきました。

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2021年07月24日

オリンピック2020東京

えー、みなさん、東京五輪ってしってますか?
そんなことどーでもいい?

いやいや自国開催ですから応援にも熱が入るってもんですよ
しかし、聖火リレーを所沢は走りましたが、隣接する東京都の東村山市や東大和市は公道でのリレーは中止ですから
そんな盛り上がってイケナイ五輪もねえ....

でも僕の中にはずっとマノウオーのあの曲が事あるごとに流れています。



やはりマノウオー、これ以上のバンドはありません。
残念ながら今はおおよそセミリタイア状態だと思いますが...

まあ、それはさておき、自国開催のオリンピックにかこつけて
MPIの販売車両も期間中、セール価格としました。
アルファロメオ乗りたい人、ぜひご検討ください。


しかし、この4連休、あまりにつらい作業で体中が痛い。疲れました〜


2021年07月23日

916スパイダーのリアスピーカー

その直らぬ916、

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リアスピーカーが1つしかありません。しかも真ん中に1個
そのスピーカーが壊れてしまい、ボビボビ言って深い極まりないのです。

その1つしかないリアスピーカーを見ると
一見、なんの変哲もない6.5インチ=16.5cmのスピーカーなのですが

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よく見ると、センターのツイーターっぽい所に4つの接続があります。

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裏を見るとなんと2つのコネクターの差し込み口があります。

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1つのスピ−カーに2つのコネクターなんて、想像も付きませんが、このような仕組みがあるのも事実です。
2つのコネクターの線を、ちりちりと一つにまとめて普通のスピーカーに挿しても同じような働きはできませんし、2つのコネクターのうちどちらか1つを挿しても、モノラルになるだけでいけません。

このスピーカー、デュアルボイスコイルと呼ばれる仕組みだそうです
どうやらサブウーハーの働きをするようです


ちょっと違うヤツですが、1つ輸入しました。

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左右で2つのインプットがあります。

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でも残念ながらポン付けとはいかず、車体側も少し切ったり削ったりするようです。

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何より、600Wの入力OKと言うことはインピーダンス値が低いです。


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つまりパワーアンプが必要です。でも車体に来ているのは普通のスピーカー用配線なので、ラインコンバーターを入れて信号を変えないといけないです。

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もはやアルファロメオにホイと終わる仕事はないですね。



2021年07月21日

直らぬクルマたち...

言い訳するわけではないのですが、預かっても直らない、在庫車でも直らない、そんなクルマが続発しています。
平成12年頃のクルマは21年の時が流れているわけで、様々な産業が進化しているので、一概に比べられませんが、平成12年に新車登録された166の時なら、21年前は1979年、昭和54年のクルマを買うようなものなのです。

つまりハナからクラシックカーを買うという感覚なのです。
旧車を買うと付いて回るのが修理だったりメンテナンスだったりするのです。エンジンのかかりがわるい、すぐエンストする、何か液体が漏れてるなどなど。さすがにメンテナンスフリーで乗るわけにはいきません。

最近ではすっかり見なくなった166や916系初期の156なども既に20年以上の域に達しているクルマがかなり多いです
やはり、これらもメンテが難しくなってきているのかもしれません。

今回はまずは916スパイダー

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いろいろなオーダーがありましたが、今回はエアコンから
停まっている時はそうでもないが、走ると足元が暖かく、上側が涼しい。と言う訴え
ガスの圧力が低いのかと思いマニホールドゲージを付けてみました
が圧力は十分

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エンジンをかけると正常に圧縮し始めました。

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電動ファンも元気よく回り、コンプレッサーの吸引、重点、冷却のサイクルが正常に行われて、低圧のパイプも間もなく冷たくなりだしました。

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そこで、あれこれスイッチを動かして音を聞いて、アクチュエーターの動きを確認します。
送風向の切り替え、ヒーターとクーラーのフラップの音、風量、そして内気循環と来たところで、音がしません。
僅かに動こうとする音は聞こえますが、動いているようには聞こえないのです

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グローブボックスを外して様子を肉眼で見ます

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アクチュエーターはぴくっとするのですがうごきません。


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リンケージを外してモーターを動かしますが、やはりうごきません。
逆にフラップは手で動かすことが容易にできます。

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どうやら、内気循環がうまくできず、この暑いのに外気を遮断せずアツアツの空気が入ってきてしまう。
それで、足元が熱く感じ、車内をうまく冷やすことができないのでしょう

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原因は分かったのですが、この部品がどこにもない・・・
国内はもちろんのこと、国外にもないのです。

さてどうしたことやら

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2021年07月19日

アルファロメオ159の修理 テールランプ編

先日セレの修理を記事にした159、その他の訴えを審議

時々玉切れの警告が出るとのこと。ランプ一つ一つを点検します。
すると、右のテールランプがうっすら、ぼんやりにしか点灯しないではあーりませんか。
あ、チャーリーさん、亡くなったんだよなあ

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早速ライトバルブを見てみるとそれほどで傷んでいる印象ではなく、一応交換してみるも改善しません。

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しかし裏面を見ると一部変色がありました。コネクターを見ると
やはり焼けてました。これはコネクターの電極同士がつながるところに何かしらの抵抗物質が発生して、接点が少なくなり、そこに一定量の電流が流れようとするも、流れる接点面積が小さい為に、流れきれない電気が熱になってしまい焼損する、こんな仕組みです。

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それぞれ両方の接点をしっかりサンドペーパーで磨いて再度取り付ければこの通り

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次のトラブルかかってこい

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2021年07月18日

愛を取り戻せ チャーリー

エンジンを整備中の147TS用、2Lエンジン
今回からタイミングベルトなどの整備に取り掛かります。
今回は分解からシール交換編

テーマのランプレディユニットと同じくバランスシャフトが付いています。

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バランスベルトは2つのシャフトを互いに逆回転させて振動を打ち消す仕組みです。
それにしても表も裏にも歯が付いているコグドベルト。なんだか気持ち悪いです

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しかし、このエンジン僕らが差御油する前に既に複数回、タイミングベルトが交換されているのか、今回の分も含めていっぱい合わせマークがマーキングしてあります。

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しかし、気になるのはインテーク側のマーキングです。EX用のカムスプロケットの方は真上を向いた状態でマーキングされていますが、IN用は1-2コマ分ずれています。
ってことは?以前交換した人がやらかしたか??

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バランサーベルトを外しました。テンショナー裏側からナットを緩めてベルトを抜き取りました。

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次はタイミングベルトです。同じくテンショナーのボルトを緩めて取り外します。

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テンショナーは新しい物に交換しますので取り外しました。どのようにシャフトが動くが分かります。
斜め上に穴があるのはテンショナーを調整するときに工具をひっかけるサービスホールです

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エキゾースト側のスプロケットが外れました。
カムシャフトにスプロケットの位置決め用のキーが見えます。

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もちろんスプロケットにもキー溝があります。
このあたりがTSのタイミングベルト交換が特殊工具なしでもできるとか、楽とか思われる理由です。
しかし、実際には部品点数が多く、それなりにスキルを求められる難しい作業です。
スプロケットの内側にある、ヘンな形の金属はカムセンサーの歯のようです。

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インテークのスプロケットを外します。

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こちらはバカ穴です。昔、4Aなんかのエンジンはよりカリカリなセッティングにするためにカムにバカ穴をあけて、バルブタイミングをよりシビアに取るチューニングは定番でした。

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かなりすっきりしました。

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この頃には、既に1番圧縮上死点をきっちり出しておいてカムをロックしています。

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吸気側可変バルタイのバリエーター。

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エキゾーストはいたって普通

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カムシャフトシールを交換するためにカムホルダーを外しました

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通常、タイミングベルトでカムシールはMPIでは交換しない場合が多いです。クランクに比べてオイル漏れが発生するリスクが少ないのです。ブロックには通常大量のエンジンオイルが溜まっているわけですし、シリンダーからのブローバイの直撃も受けづらい
でも、今回のユーザーのように長ーきに渡り乗り続ける人の場合は交換が必要になります。

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先の画像にもありますが、ウオーターポンプも交換します。水路もキレイですねえ

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まあ見た目で判断してはいけませんが、サーモはかなり真新しいのでこれを使います。

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クランクのフロントシールも交換します。

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カムのホルダーにベンガラ色を塗って

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取り付けました。
これでカム、クランクのオイルシール、ウオーターポンプ
リアのクランクシールを交換しましたから、もう当分オイル漏れとはおさらばできるでしょう

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デルタに続く

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2021年07月17日

愛を取り戻せ ブラボー

先日リアシールを交換した147のこれからいっぱい走るであろうドナーエンジンの整備の続き

この一見、トルクスのようなボルトはリブCVボルト。
この規格、本当にやめてほしいですね。結構なトルクもかかるし

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続いてクラッチ周りを作業しましょう。

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おなじみVAREOのクラッチです。今やイタフラは避けて通れないメーカー名です。

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センター出し工具を取り付けて

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プレッシャープレートをフライホイールに取り付けます。
ここでもリブCVボルトが出てきます。

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クラッチはもちろん油圧のオペレーティングです、この際トランスミッションを開けないと整備できないので、新品に交換します。

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こちらお疲れ気味のオペレーティング

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通称ベンガラ色、僕らはそういいますが、日産の純正フルードガスケットです。

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まんべんなく行き渡ったらトランスミッションに取り付けます。

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ここから先、ちょっと大変だったので、画像が無く全部終わってますが、トランスミッションの取り付けは重いので、カメラなんて構えているヒマがありませんでした。

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これでトランスミッションの作業は終了しました

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奥に置いて次回の整備を待ちます。

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続きは後日
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2021年07月16日

Y&T

今日も帰りが遅い上にSDカードを工場に置いてきちゃったので、クルマの話ではありません。

僕が中学生の頃から好きなY&T、イエスタデイ アンド トゥデイの略称です。僕が自分の会社名をMPIと略していますが、実はここからの影響が大きかったりして

デイブメニケッティ率いる、到底アメリカはベイエリア出身とは思えないサウンドのバンドで、意外に初来日は早く
大田区民体育館で行われたジャパンヘヴィメタルフェスティバルで来日したのが最初で、僕の記憶が正しければ、サクソンが6月、アイアンメイデンが8月、それより早かったように思います。
新宿のツバキハウスでの2回しのライブか、大田区の公演はどちらかか、もしくは両方とも嵐の日の講演だったような....

いや、行ったわけではないのですが、行きたかったけど、中坊の僕にはとても行く財力が無く、本当に行きたかったのをミュージックライフの紙面から雰囲気を読み取っていたのです

特にレディングのヘッドライナーは82年かな?そのオフィシャルショットのブートは今見てもスバラシイですね

たまたま83年のテレビのライブを見つけたので、萌えましょう



レオナードヘイズうまいなあ

でも...
気が付いたらデイブメニケッティを除いて、みんな鬼籍に入られてしまいました。



今や、誰これ?的な感じですが、デイブメニケッティが元気そうなのが良いですね。
「このクラブではすべての人を一つにできる暗示があると聞いたよ」と言っているようですが
本当にそんな事ができるライブが普通に見れると良いなあ。


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2021年07月14日

愛を取り戻せ

外されたドナーのエンジン。
載せる前に可能な限り準備をします。

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エンジンの載せ替えは降ろしたり載せたりするのが全てではない事が分かってもらえると思います。
まずエンジンのちょうど裏側(後ろ側)にあるスターターとオルタネーター。
147は特にエンジン後側の整備性が極端に悪いので、こんな時に交換すべきです。

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再びチェーンを張ってクレーンで釣り上げます。

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トランスミッションを外してクラッチなどの交換をするためです
昔なら人力だけでミッションを外したり、移動させたりとしましたが、今やスキルは高いものの、ロートルばかりなので健康に配慮しながら作業します。

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トランスミッションのボルトを外しましたら

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エンジンからメインシャフトを抜いてクラッチが出てきます。
それほど古い印象の無いクラッチカバーです。過去に一度クラッチ交換をしていたのかもしれません。

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そしてこれがスラストベアリングとレリーズシリンダーが一体になった油圧クラッチレリーズ。

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クラッチを外していきます。

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なんだか哀愁漂うEくんのたたずまい

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クラッチもさようなら

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フライホイールがむき出しになりました。
これも取り外します。

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これが今回のエンジンのトランスミッション側の到達点、クランクのリアシールです。
自動車でエンジンの真ん中らへんからオイル漏れしてる場合は、まずこれを疑って間違いない部品です。
あ、N井さん、156のオイル漏れもこれが原因です。

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値段はそれほど高くないのですが、交換するには非常に金額の大きい整備になり、多くの場合においてそのままにされるケースの多い部品です。
当然こんな機会でないと交換できませんので交換します。

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これがリアシールの外れた状態。エンジンオイルが入っていれば当然漏れてきます。
回転するクランクシャフトをリップシールで漏れてこないようにする大事な部品です

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ふつうはリアシールはこんなカタチしていないのですが、丁寧な造りと言いますか、プラスチックのセッターごと取り付けます。
液体ガスケットを塗って取り付けます。

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ボルトを締めたらセッターを外すとクランクにきれいにリップシールが張り付くことになります。

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フライホイールを取り付けてボルトを規定トルクで締めたらここの作業は終了です。

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続きはまた次回


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2021年07月13日

商品化が進むアルファロメオ155その四

既にGoo-netに掲載中の155
かねてよりラジエターグリルを塗装してメッキ風にする商品開発中でしたが
先に保険をかけておいた本物の部品が到着してしまいました

オランダで出品されているのを見つけて買いました。

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この枠はぼちぼちレアで、ここがキレイな155をあまり見たことがありません。
車体色で塗ってあったり、カーボン柄だったりとイマイチよろしくありません
MPIの在庫車はこの辺がヨソと違うところです

早速、取り付けます。固定具でがっちり押さえていきます

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4隅全部をがっちり押さえたら、接着します。

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本物は裏側を焼き止めしてありましたが、それは少々難しいので、ボンドで止めます

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あまり大量に付けると、万一外す場合に苦労するので、足付けもせず、軽い脱脂でボンディングします

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こんな感じ。

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車体に取り付けて最後に例のオーナメントを貼り付けます

もちろん、新品の純正品

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どーですか? おきゃくさん

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2021年07月12日

アルファロメオ159 2.2セレスピードの修理 作業編

その恐ろしい症状を経験して、ささ、どうぞお乗りください。とは返せませんので、オーナーの了解を取って修理します
念のために診断機を使って減圧してからの作業です
作業そのものの難易度や手間はそれほどでもありませんが、何しろ場所が狭い

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トランスミッションの垂直面に張り付いたエンジンのコントロールユニットの脇にある、セレユニットにくっついています

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上側がシフトポジションセンサーで、これも同じく時間が経っているので交換の対象です

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うまく外れました。

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かつて147のセレもそうですが、このポテンショメーター
シフトポジションセンサーがらみの故障多いですね

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こちら新品。純正品です

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外れたところ。ここの動きを見ているセンサーです

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少々大変でしたがうまく取り付けできました

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続いてもうひとつのセンサーも交換します

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部品は全く同じ。こいつがあんなすごいトラブルを巻き起こす原因とは...

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取り付けたらこれでOKです。

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準備ができたらポンプを動かして圧力を戻して、システムをキャリブレーションをします。

ひとしきり作業が終了したら故障コードを消して試乗に出ます

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しかし、最近のクルマは診断機が無いと困りますね。
この159も近所の修理屋さんで断られたそうでして....

試乗の結果も上々で診断機に故障コードが入る事もなく、全くトラブルが出ません。
まあ、出ては困るのですが

数日さらに試乗もするのですが、少し他の作業を行うので、もう少しお預かりします



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2021年07月11日

何の役にも立たなかった勘

先日、166のエアコンの風が出ないという訴えの修理をしました

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車内の風が出ない、となると原因は比較的絞られてくるのですが、そこは数多く166を扱うMPIですから簡単
なはずでした...

まずはエアコン関連のヒューズとリレーから探します。
輸入車の多くは結構詳しくトリセツにロケーションが書いてあるのでそれに従い点検します。
エアコン関連のヒューズはカウルトップの真名kにあるようです

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しかし指定通りの場所を点検してもそこに問題はなく、さらに車内のヒューズボックスも点検

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問題が無いので、ははあ、ICSのエアコンのコントロールユニット部分に不具合があるのだなと、ICSをテスト用の中古に交換しましたが全く改善せず...

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これはこれで外すのが意外と大変なのですが、当てが外れてココロのキズがうずきます

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いよいよ勘とか経験などと言う非化学的なモノを捨てて、マニュアルと言う論理的なものを手にしないと解決できません。
しょせん、勘とか経験なんてそんなものです。
まずはカウルトップを外して点検します

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配線図をちゃんと最初から見ていれば簡単でした、J35リレーのの2つのプラス。片方はバッテリーからヒューズに入って来るバツ直、もう一つはヒューズボックスから直です。
ここの電圧を測ればすぐに答えが出ます。


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両方とも12Vが来ていればファンモーターの不良、片方しか来ていなければヒューズもしくはそこまでの配線、両方法来ていなければリレーと考えられます。
するとどうでしょう?コネクターを見ればわかりますが、太い配線は動力です。配線図を見ると、R=ロッソ、N=ネロとなっていて、片方には12Vが来ていますが、片方にはきていません。
アルファロメオの配線図というかマニュアルはかなり親切な作りなので、比較的簡単に故障診断ができます。
今回は赤い方に12Vが来ていませんでした

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この時点でヒューズが切れているのが確定なのですが裏を取ります。
J35リレーの電極をそれぞれ測ります

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86と87それぞれの電極を測りますと86には12Vが来ているのに、87には12Vが来ていません
となると悪いのはB65のヒューズです!
それはどこにあるのやら?
なんかこの画像にヒントがありませんか?
ヒューズが見慣れぬカタチになっています

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これ、一番最初に点検したヒューズ群の一部なのですが、トリセツを見ると、エアコンのファンは違うヒューズを指しているのです。簡単に言えば、トリセツに騙されてしまったというわけです。


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このブロアファンモーターはいわゆるブラシレスモーターでブラシモーターより電気的負荷が低いので、レジスターを使わずコントロールユニットの中のパワートランジスタかなんかで風量=回転数をコントロールしています。
そのために、よく壊れるわざと負荷をかけて回転数をコントロールするレジスターが付いていないので、モーターやその取り巻きが壊れることは殆どありません。
ですが、日本の夏は大変暑いのでファンが全開になる事が多いのか、電流値の高い状態が続くのか、ヒューズが焼損してしまったようです。

あれ?また経験則でモノ言っちゃった




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2021年07月09日

久しぶりにGoo-netと契約しました

今更ながら中古車情報サイト Goo-netと契約しました。
手始めに155とミトを掲載しました

まだ入稿して間もない為にこれから内容のチェックを受けるので、説明内容の文言に問題があった場合、突然掲載がペンディングになる場合もあります。

今後も順次、掲載を増やしていく予定なので、みなさん買ってください。

ちなみについ最近、オートカーの営業のサイトーさんが久しぶりにいらしてくれて、掲載を迫られましたが、Goo-netを先に契約してしまったので、来年からはオートカーに掲載する可能性があります。

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2021年07月08日

商品化が進むアルファロメオ155その参

メッキを塗装しているグリルですが、今回は銀を吹きます。
これが今回の仕事の中枢を成すわけですが、塗装ゆえの問題が発生します

順を追って参ります
先日、黒に塗ったグリルに銀を塗装します。

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使うガンがサタしかないので、これもJet4000HVLPで塗装します。

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一気に熱く塗装するのではなく何度も繰り返しうすーく吹いていきます。
その1回目

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あんまり変わりませんがわずかに鏡のような感じが

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2度目になるとそれなりにメッキっぽくなっています

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3度目とんもなるとかなりそれらしくなってきました!

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ほんとだメッキじゃん。でも塗装するために塗装面にゴミが付きます。これはどうにもできません。
また一度に多く銀を塗るとハジキのような跡が出立ち黒いツブツブが出ます。

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完全に銀っぽくなったら、またまた焼きます。

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続いてクリアーを吹きます。
かなり着色されています。

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重ねて言いますがスタンドックスのクリアーではありません。この商品のオリジナルのクリアーです

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クリーを吹いていきます。2回仕上げでいいのかな??

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またまた焼きます。この部品の為に3回目です。この暑い時期とはいえ18Lくらい灯油を2酸化炭素にしてしまったと思います。
環境にはいまいち優しくないですね

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出来上がりました。確かにメッキっぽい、シルバーメタリックとは完全に一線を画す感じです。
本来ならこの上からいつも使っているスタンドックスのクリアーを載せて終わるのですが、今回はこれで終わりです

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出来が良くないからです。

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青すぎるのです。染まってないのかなあ?などとも思いました。また一番いい所にゴミです。
それも気に入らない
まあ、今回はテストだから、完全い満足できるプロセスを確実に行えるように努力します。

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しかしどのように吹けば満足できるかと試行錯誤をこの後、繰り返していくハメになるのです.....

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でもイメージはできました。あとは仕上がりの安定性というか、かんたんに見えてちっとも簡単でないこの塗料の使い方を研究していくようですね

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まだまだ続きます。
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2021年07月07日

アシナガバチ

もうずいぶん前の話ですが、工場のシャッターの上部分にアシナガバチが営巣した事がありました
ありましたと言っても1回2回ではないのですが...
手の届かない所にあるので、ほったらかしているとそこそこ大きくなるのです。
ちなみにアシナガの上に気がつかずに手を付いてしまい、「あ、なんかこそばいい」
と思った直後に激痛のあまり地面と並行になってしまった事もあります
セキュリティと思っていたのは僕だけでした

ある日、足元にアシナガの死骸があって、なんかいつもと違う様子を感じて見上げてみると
2匹の大きなスズメバチがやってきているではありませんか
大きな羽音でホバリングしている1匹が近くのアシナガを捕まえて、首を噛み切って殺害して
僕の足元に落ちてきました

もはやアシナガに戦う気力がないのか、事実上の無条件降伏の状態になりスズメバチのやりたい放題に蹂躙されてしまいました
バチバチかなり大きな音がするのは、巣のふたを破壊する音です

映画の宇宙大戦争(トムクルーズのほうね)


もしくはターミネーターみたい


荒らされた巣はまさしくターミネーテッドな状態で、完全にひとつ残らず幼虫が強奪されて、空になってしまっています。成虫たちは雲散霧消...

後から調べるとヒメスズメバチという、アシナガバチ専門に襲うスズメバチだそうです
アシナガバチの幼虫を惨殺し体液を吸い取って自分の幼虫に与えると言う、なんとも映画を地で行くハードボイルドさ加減

今、工場の脇に隠れるように営巣しているアシナガバチが居ますが、このままそっとしておこうと思うのでした

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撮影の為にスの近くにカメラを入れると、警備しているハチたちが一斉に羽を小刻みに羽ばたいて威嚇するのです。


ちなみにこんな虫も日常的に見れる田舎なのでした

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でも柑橘系の木にはとんでもない害虫ですけどね


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2021年07月06日

アルファロメオ159 2.2セレスピードの修理 スゴイ症状編

先日、お客さんから159のトランスミッションの調子が悪く見てもらいたいという趣旨の連絡をいただき入庫と相成りました

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959は久しぶりです。しかも159の2.2は初めてです。この頃になるとセレスピードもかなり出来が良くなり昔よりはるかにスムーズです。
訴えによると、Rや1速からギアが抜けなくなるなる事があると、ポンプかシフトポジションではないの?なんて当たりを付けていましたが、一向に症状が出ず煮え切れません。

診断機をつなげて

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現段階での故障コードを消します。
かつて修理された後に、消し忘れて入っていたり、うまく通信できないCAN信号をあやまって入力した可能性もあります。

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その後とりあえず近くのオークション会場まで、試乗かたがた向かうと突然、その時がきました

ピ〜と言う警告音と共にTransmission check とか言う黄色い表示が出て1-2秒後
突然、アクセルを踏んでもいないのに5000回転までエンジン回転が上がり、1速からギアが抜けません。
恐怖以外の何物でもありません。クラッチペダルが無いのに左足がこわばります。
シフトを何度もガチャガチャガチャとN方向に倒しますがいう事を聞きません

突然元に戻りギアがNになり回転数も下がりました
果たしてその時間、何秒もありませんでしたが、恐怖のあまり呆然としてしまいました。

今まで見たセレでこんな症状見たことがありません。
その後しばらく乗りましたが、特に同じ症状にはなりませんでした

工場に戻り再び診断機を取り付けます

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159はハンドル右下にOBDのリンクコネクターがあります。

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同じくトランスミッションを選択して

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やはり同じコードが入っています。

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係合センサーってなんじゃら??
英語表記に換えると
Engaged sensor 
と入っています。

なるほどクラッチとフライホイールの接合を監視しているセンサーです。
結局、トランスミッションのメインシャフトの回転をクラッチ接合時のギクシャクを抑える為に、自動的にエンジン回転数を合わせて接合させる仕組みなのですが、回転数が良く見えないのか、クラッチが離れているか、くっついているかが見えないのか、アクセルから端を離しても5000回転になってしまうのは、あきらかにセンサーが分かってない様子なのです。

という事で、このセンサーを交換します



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2021年07月05日

商品化が進むアルファロメオ155その弐

メッキを剥がした枠をどうするか?
塗装するのです。

赤や黒に塗装するのではなく、メッキに塗装するのです。

これはずいぶん前から温めていた考えで、
たとえば、プラスチックにはアルミ蒸着メッキと言う方法があって、それを試すかと言う線も考えました。
アルミの薄ーいフィルムを部品の上に乗っけて、高熱をかけて、真空状態にして部品に密着させる方法です。

ただこれは外装物には不向きだと施工する人に教わりました。
確かに塗装室で、アルミ蒸着メッキを行ったホイールを、塗装ブースで悪くした苦い過去があります。

塗装室で焼くのは65℃くらい。その程度で薄いアルミが動いて、剥がれてしまうのです。

そこで白羽の矢が立ったのは、今をときめく(と言ってももうずいぶん時間が経ちましたが)ナノテクノロジーを応用した
メッキ塗装です。

以前、といっても4-5年前、デモンストレーションを見たのですが、はっきり言って何に使うのか理解できず
カスタム系やヘルメットなどだろうと思っていましたが
思わぬカタチで再会です

しかもおととし、これを全く別のカタチで手に入れて試してみてはいたのですが、非常に仕上がりの安定性が相当に悪く、販売側のサポートも最低で、到底使えるシロモノではありませんでした

今回は販売会社のサポートも手厚く、もう一度チャレンジしてみることにしました
とはいえ、スターターキットが5万円以上するので、かなり手痛いアテンプト



簡単に施工できるとは書いてありますが、やっぱり意外にあれこれ指定事項が多いです。
でもガイダンス通りに作業していきます。
4:1のアンダーコート。
一切MPIにある塗料は使いません。

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全て指定通りにやるのですが、長らくヨソの塗料を使っていないので手はずが判らずいけません

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今回は塗装物、つまり155の盾が2つあって、片方は新品の未塗装(純正部品でそんなものがあったの事態驚きでしたが、塗装前提のものが、海外にあったので買って輸入したものです。)
もう一つは今回外したもの

それをサフェーサーを吹いて下地を整えました

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こちらは新品ですが、かつてメッキ塗装を失敗した方


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ガイダンスに沿って黒い色にしていきます。

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とりあえずサタのガンしか無かったのでそれを使いましたが、実際にはもっと口径の小さいガンでよかった印象です

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どんどん染まっていきます

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数コートで完全い染まったようなので、この時点で一度焼きます。

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70℃以上の熱をかけて完全に溶剤を抜くとありましたので、その通りに
この塗料、少なくとも3回焼くので燃料代がバカになりませんね

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またまた続く

posted by admin at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ155

2021年07月04日

夜中に急に聴きたくなるあの曲

女優の上白石萌音がカバーアルバムを出しました。
これがまたおじさん転がしがうまいんだ、この子は



もう1曲目からアクセル全開です。あ、この言い方が既に古いか

そんなおじさんに捧ぐ急に聴きたくなっちゃうんだよねー的な歌を揃えました



僕はドゥービーと言えばトミージョンストン。ギターはジョンマクフィーですね。
このジョンマクフィーが当初弾いていた時代はボーカルがマイケルマクドナルドで、その時代はほとんど聴かないんですよ
矢沢永吉の方がはるかに聴きます


あまりにルックスがすごくて日本では殆ど人気のないZZトップ。夜のヒットスタジオに出てましたよね〜
ギターソロの二人の動きに注目


トムシュルツ博士のボストン。
ブラッドデルプも亡くなってしまいました...
このサウンドは唯一無二ですね


ボニータイラーと時を同じくしてジムスタインマンが書いたエアサプライの名曲
これも無性に聴きたくなる時ありません??


みんな大好きオリビア。The place where nobody dared to goから始まるこの曲。
こちらも名曲ですね。この曲ELOバージョンもあるのです


僕が生まれて初めて買ったレコード。日本ではダン・アンド・コリーなんてアーティスト名でした
権利の関係なのかアルバムには未収録です。良い曲なのにな


1年で最も夜の短い季節ですが、懐かしいサウンド聴くのもいいでしょ?

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2021年07月03日

日産ジュークニスモの事故修理その3

目視でパネルに歪みの生じている部分の取り換えを開始します

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サイドサポートを外すには各種部品が邪魔建てします。

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まずはオルタネーターを外すわけですが、ボルトを緩めただけではボルトを抜くことができません。
フレームに長いボルトが当たってしまうのですが、そこは国産車、なんと部品の一部が無く、逃げになっているので
ボルトを完全に抜かなくてもオルタネーターを外すことができるのです。
さすが日本のおもてなしの心
あれ?これ何の時だっけ?

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オルタネーターが外れました。プーリーちっさいですねえ

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そしたら次に下にあるやつもどかします

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ウオーターポンプですね。

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エアコンのパイプなどにもどいてもらいます。

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これで邪魔者はいなくなりました。

そうとなればドリルでみんな吹っ飛ばします。
問題のコアサポートも無くなりました

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ロアクロスメンバーと言うかインタークーラーのブラケットが直撃されてひん曲がっていますが
こちらはハンマーでひっぱたいて修正です。

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対角を測ってよさそうなら溶接準備です
狂いがあれば軽く引っ張って修正します

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位置決めは慎重に、しかしこのクルマ、部品が多くてなかなか仮組みしきれないですね。
フードだけ仮付けしてチリを合わせたら溶接します

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ボンネットフード、フロントフェンダーに基本的には全く調整代がないので、寸法のくるっている部品は基本的に全とっかえです。
すると自ずとチリがあってきます。

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溶接が終わったら溶接跡に亜鉛を塗って見えるところは軽く仕上げます。
このようにして事故から立ち直っていくのです

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塗装ってなんで高いの?

よく、塗装ってなんで高価なの?と言う質問を目にします。
ウチに限らずどんなシチュエーションでも。
どこそこは安かったなんて声も耳にしたりもします

塗装の料金は、材料、手間、設備から値段が上下します。
ここから先はその店主の考え方次第でずいぶん変わってきます

値段を優先しなければいけないボディショップ、仕上がりを優先しなければならないショップなどさまざま

ただ強いて言うなら店主のこだわりが強く影響します

僕は1996年にMPIをはじめるに当たって、これだけはやりたいと思う事がありました

そのひとつは塗装ブースです
自慢じゃありませんが800万くらいしました。死ぬ思いでリースの分割で払いました

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もうひとつはスタンドックスの塗料でした

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どれも大変に高価でした
すると自動的に仕上がりにこだわるようになります。

ドイツのSATA社製スプレーガン
それを使う為だけの専用エアホース

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マスキングペーパーも付き合う塗料販売店によって変わります。
その中でもいろいろ試したり、強版を聞いたりして選べる中ではベストな物を選びました

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副資材なんていいますが、ホコリを取るためのタッククロス、これも大きさやべとつき具合を見て常によりよい物に変えてきました

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シリコンリムーバーと呼ばれる脱脂剤もスタンドックス純正です

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しかし、このようにいろいろ拘るとどうしてもコスト高になるのです。
でもそのコスト高を経営者が容認するかしないかは、それこそ経営者のこだわりなのです。

このこだわりをヘンに持たなければ...
日本は環境にとても甘い国なので、塗装ブースなんか無くても塗装作業はできます。
スプレーガンもイワタの物で充分です。SATAの1/7くらいで買えます。その気になればネットを探せば数千円の物もゴロゴロしていますね。要は塗料が霧化すれば良いのですから

塗料は日々使う物なので、最もコストに差が出る物です
国産の安い1:10の塗料を使えば、費用を1/5くらいに圧縮できます。
しかも国産の塗料は1斗缶の16Lを買えば、脱脂剤は6倍近い差がでます。

マスキングペーパーも最も安いものは新聞紙です。読む事を目的にすれば事実上ゼロ円です

このように余計な事を考えなければ、めちゃくっちゃコストを圧縮できます。
板金修理は部品交換を伴う場合が多く、安くなると言っても部品代がかかってくるので、一定額より圧縮するのは難しいですが
塗装はその気になれば半分以下のコストにできます。なんでも良ければの話ですが。

この逆の意味での拘り、すなわちコストへの偏重が意外に強いのが中古車販売店です。
それはディーラー系だろうと独立系だろうと関係ありません。
販売する自動車をキレイに見せたいと思う心は皆同じです。
しかし、販売する車は、往々にして相場や販売価格が決まっている場合が多く、コストをかけられないのが実情だったりするのです。

でもですよ、このコストへのこだわりって何かに似ていると思いませんか?
ネット通販です。

以前、メルセデスの修理で相談を受けたときに、ネットで最安値の部品ばかりを話す人がいて、自動車を買うコストは止むを得ないが維持修理のコストは1円でも下げたいと....

ネットで安く安くを標榜して痛い目に遭った方、ひとりふたりじゃないと思いますよ〜

もちろん、高いからいい物でもありませんけどね。


そんなあなたにこの曲を贈ります


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2021年07月02日

商品化が進むアルファロメオ155その壱

死の淵から脱してどうにか商品化もかなり進んできた155

今回はラジエターグリルのあの盾をどうにかします
まずはグリルを外します

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基本的にサイドマーカーレンズを外して
グリルしたのフィラーパネルの8mmのナットを外します

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フィラーパネルはあとは嵌合だけですので引っ張れば取れますが、傷を入れないようにご注意ください

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あとはグリル上部のビスをとって

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かなりしっかりした嵌合を剥がせば取り外せます。

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さて長きにわたり存在を堅持してきたグリルのメッキの盾ですが、経年によって剥がれてしまっています。

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メッキ部分をグリルから引き剥がします
基本的には裏で焼き止めてあるような感じですが丁寧に力をかけて剥がせばうまく剥がれてきます

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ラジエターグリルそのものはここまで。もうしばらく出番はありません

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このようについています。

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そしてさらによく見ると2つの部品で構成されているのが分かります

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これも上手に力をかけて引きはがしていきます。

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枠だけになりましたら残りのメッキを剥がしていきます。
これがとても骨の折れる作業で、かなりしっかり密着している部分にカッターで少し少し剥がしていくのです

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剥がされたメッキ部分はあくまで金属状で、とても鋭利なので、作業中、気を付けないとスパっとやります。
可能であればなにかグローブや軍手をしながら作業する方が良いでしょう

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2時間くらい作業し続けるとほぼ完全に剥がれました。

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おそらく密着促進のプライマー層だと思います

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メッキはあまりに過酷な日本の夏の前に、熱伸縮に負けてしまうのでしょう

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裏は取り切れないのでこのまま

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次に続きます

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2021年07月01日

何が人を奮い立たせるのか

早いものでもう7月です。
今日初めてセミの声を聞きました。

さて先月の21日、土曜日に出かけてくるとせがれが乗って出かけて、全く違う方法で帰ってきたラパンターボ
バラバラになって鉄筋に生まれ変わるハナシでしたが


どうしてもぱっと行動に移せない思いもあります。
それは...

税金です

今年、軽自動車税を結構な台数払いましたが、既に2台、1台は鉄筋になりましたエッセ、もう一台は3月にやってきて5月には先輩に売却してしまったMRワゴンです

皆さんご存じの通り軽自動車税は一度払ってしまうと、その後、廃車にしても戻って来ず、1年分をパアにしてしまうのです
そしてこのラパンを解体したら4-6月の間に3台の軽自動車税を払い損になってしまうのです。

それがどーーーしても納得できず...

気がついたら、分解していました

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経験者ならタービン交換なんてだんないと言いそうですが、問題は予算なのです。
なにせ、このボロいラパンをよみがえらせるわけですから、予算など割けられようはずもなく...

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もし他に問題が見つかったらやめよう、そう心に決めて分解していきます。
バンパー、クーラーコンデンサー、センターブレース、ラジエーターと外して
さらにインタークーラーエキゾースト、やO2センサーなどを外していきます。
さすがの国産の軽、こんなノーメンテで、古いクルマが何の問題もなく走っているのですから
欧州車なら絶対そうはいきません。

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外れました。IHIのタービンです。
ここまでよく頑張ってくれました。単なるメンテナンスが悪いだけでしたが

IHIのタービンは古くは80年代のターボカー全盛の時代、国産各社はもちろん、イタリア車などでも散見しました。
純正タービンの定番でした。唯一三菱のランタボなどは三菱重工のタービンだったり、日産だったかなあ? はエアリサーチ社製品だったように思います。

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尤も、ブリッツのKKK、Greddyなど当時もチューニング用のタービンは高値の花で、ある意味最も手頃なのがIHIのイメージではありましたね。
さて、心の中で税金、税金と唱えながら分解してきたタービンですがどうでしょう?

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吸気側のコンプレッサーホイールが壊れています。ナットも外れてしまっています。
手でも回すことができません。完全に壊れているのです

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外した部品の数々

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直してやる〜!

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どこからともなく手に入れた激安タービン

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本当に激安で、大手リビルドメーカーの仕入れの半値で手に入りました。ちょっといい中古より安いです。

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しかし... どこにもIHIのマークありませんねえ
ひょっとしてひょっとするのでしょうか??

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でも付けてしまえばこっちのもの

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すごいスピードで組み付けて行きます

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オイルは最上級のものをおごりました。
リキモリの抹茶入りです
エンジンの音が信じられないくらい静かになりました。

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ついに戻ってきてしまいました...

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これでよかったのか?

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これでいいのだ

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