2021年03月31日

カングーの修理その1

さて、以前書きました小河さんちの工場に入庫中のカングーの作業です
基本的に、ここは丸投げの作業なので、もらっている画像から見ていきます

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恐ろしくキレイな工場です。
まずは深いな足回りのコトコト音からまいります。
スタビブッシュを交換します。
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合計4つのブッシュを交換します。
端っこのリンケージブッシュと真ん中のスタビブッシュです

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スタビライザーは自動車がカーブする際に遠心力で、自動車がカーブの外側に向かってロールするのを
このスタビライザーがねじれて自動車を逆側に押し戻そうとする部品全体がスプリングの役目をする装置です。
それゆえ、それぞれのブッシュはいつも過酷な環境下で使用される運命にあり、ブッシュは傷みやすいのです。
その分、交換した結果は非常に体感しやすく、何より走行音が静かになります

カングーはサスペンションクロスメンバーの後ろ側にあるのですね。
ちなみにアルファロメオは基本的にスタビブッシュの単体支給はありません。スタビごと交換するのです。
しかも恐ろしく交換しにくいところに付いています。

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一般的なクルマはだいたいこんな感じで交換しやすい場所にブラケットにはさまるように付いています

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傷みは見ての通り
今日まで交換されることはなく来たのだと思います

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そして初めて日の目を見ることになりました

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これも車種によって取り付け方法が違うのですが、このようにブッシュを何個かくし刺しにしているタイプを僕はおでんと呼んでいます。

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モデルはもちろん

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ハタ坊ですね。そっくり。スタビブッシュに

ばっちりブラケットのカタチになってしまっています

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キレイになって新しい部品をとりつけます

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これで一安心。

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足回りからのコトコト言う不快な異音はどこかに行ってしまいましたとさ

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続きます。
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2021年03月30日

買ってしまった禁断のジャム

以前から、僕はジャムが好きと公言してきました
毎年この時期になるとジャムを作ったりもしました

しかし今年は作らないかもしれません。なぜなら?
買ってしまったのです、コストコで

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ご存じの通りコストコの商品はみんなサイズがデカイ。
これもなんと1.2キロ弱あります。
値段も1000円以上したような

はたして、開封後立てた状態で冷蔵庫に入るのか? およめさんにぶっ飛ばされそう。

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実際ずっしり重い
いったいこれをどれくらいの期間で食べきれるか?
うーん、考えると健康に悪そう・・・・

うちの塗装屋がこれを見て、これ、座ってジャムだけで食べちゃうんじゃない?と僕のジャム好きを知っているのでそんな事を言います

そのうち、手で食べちゃうんじゃない?とか

ははは、ユンボみたいにすくって食べちゃうの?

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いや、違う、こんな感じ
と言いだしたのは

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こらー!こんなことして食べたらおいしいじゃねえか

小太りなおっさんにそっくりな絵でした
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若い人のクルマ離れ?

小ネタが続きます

先日、それほどクルマにこだわりの無いお客さんから電話で、息子さんが持っているお金で買えるクルマが欲しいと
ヴィッツかアクアって30万円くらいで買えないのと言われたので、喰い気味に「無理です」って言いました

それぐらいの予算で買えるクルマって何かあるかなあ?
と言われたので、仲間のラビット小川橋店のT橋くんに電話で何かないか聞いてみました

すると、リアフェンダーとルーフ以外交換した事故車ではありますが、ぱっと見キレイなbBならありますよ
車検も1年近く残っているし、お買い得 とのことでした

それならと意気揚々と再びお客さんに電話して、その20歳の息子さんに電話を代わってもらいまして、bBの説明をしました
すると、bBと言うのは軽自動車ですか?と聞かれまして、1500ccの普通車ですよと説明し、ネットで見てみてくださいと促しました

すると、何かを見たようで、これよりまるっこいクルマが好きなんですよ。と言われたので、今度はT橋くんにbBを聞いた時にもう一台聞いておいたフィットがあったので、それを説明しました。

すると今度は後ろの上の方がとがっている奴が良いんです、と言われ、僕がスポイラーがの事ですか?
と聞いたら、たぶんそうだと

ちなみに、ぼちぼち前、僕の甥っ子に軽自動車ってなに?って聞かれた事があります。
もちろん甥っ子が免許を取って間もない頃の話ですが...

思えば、最近トヨタがCMしているKINTOってご存じですか?


ついにクルマ買うのって面倒くさいってなっちゃいました
若い子供たちにとってもはやクルマって楽しいものではなくなってしまったのかもしれません。


こういった影響力のある芸能人がこんな話して、真に受けた子供たちがその方向に歩んでいく
このコマーシャル、破壊力あるわあ

2021年03月29日

昭和レトロ?

以前にも書きましたが、古くから慣れ親しんだ西武園ゆうえんちがもうすぐリニューアルされます

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それに先立って、西武多摩湖線の終点「西武遊園地」駅の駅名が廃止になって、新たに「多摩湖」駅になりました


僕が物心ついた時にはテレビでさかんにCMが流れていたように思います。
しかも子供たちが家に帰ってこぞってテレビを見る17時から19時の間に後楽園ゆうえんちと張り合うように流れていたような...
でも、当時僕の住んでいるところからは、この辺は結構遠かったので、まず行く事はなかったのですが、まさかその遊園地のすぐそばに住むことになるとはお釈迦さまでもわからなかったでしょう

でもその西武園ゆうえんちも人口減少の波には勝てず、西武鉄道はついにとしまえんを無き物にして、西武園ゆうえんちを延命させる暴挙にでました。
しかも昭和レトロにするって、完全に僕らや僕らより上の世代に特化するようです。


ちょうど駅名が変わった直後の動画ありました




身近な駅名、しかも終点名が変わるって結構、珍しい事なんでは?

グランドオープンしたらみんな来てくださいね、西武線に乗って(笑)



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2021年03月28日

新たなパートナーと進んだカングー整備

すごく熱狂的なファンの多いカングー
一方でより良くして長く乗り続けたいと願うユーザーも多いです。
背景には、このクルマと同じようなセグメントの自動車が存在しない
つまりライバルがいないブルーオーシャンなので、乗り換えたくないというのがあるようです

しかし、ちょい古イタフラ車の入庫が多いMPIは修理のクルマを持て余し気味で、納期が見えないクルマばかりです

昨年、黒い916スパイダーを修理していた時に、ユーザーの静岡県に在住のお客さんから、このクルマは所沢で買った物です。
と聞きました。
その時に点検記録簿から整備履歴を確認していた時に、整備主任者の名前の所に、小河と言う苗字の人の名前が書いてありました
僕は今まで、自分の血縁者以外に小河の姓を名乗る人に、読み方を違えどお目にかかったことがありません。
そんなに極端に珍しい苗字ではなさそうですが、殆どの人は小川です。

俄然、その人に興味を抱いていたら、整備した工場の中に、付き合いのある所沢コーギーズの名前が出てきました
コーギーズの整備主任者の所にも、その後の整備工場でも同じ名前を見ることができました

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さらにその後に続く整備工場名からネットでググると、なんと驚いた事に、MPIからクルマで5分くらいの工場で工場長をしている事が判明しました。

ある日、いつもコーギーズでお世話になっているK菅さんに、こんな苗字の方いましたかと尋ねたところ
人も技術も信頼できるし、退社後も未だに関係は良好だと聞きました。

いよいよ行って会う気マンマンになってしまいましたが、会いに行く大義名分がありません
なんだかテレっちいじゃないですか、初めて会う人に、同じ苗字だし(笑)

そこで今回、カングーをダシに会いに行く運びとなったわけです。
それがここMSワークスさん


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店構えも、置いているクルマも相当立派なので、すごく敷居が高そう...
と言うかいきなりこの手のお店の門をくぐるのは少々怖い。
ハンシャの人でも出てきたらどうしよう...

いやなんの、MPIだって、23年以上の歴史を持つんだ、がんばろう....

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そう思って会いに行った件の「小河さん」は真面目そうな実に感じの良いひとでした。
もちろん、怖いなんて言ったら怒られます。れっきとした認証工場ですからね。

いろいろ話して、僕らの窮状を話して仕事を快諾してもらいました。

欧州車整備一筋で仕事して来た人なので、詳しい詳しい。
カングーのユーザーに理解をいただいて初めて仕事を依頼するのでした。


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2021年03月27日

ポルシェ935

買ってしまった....

あんまりそのつもりはなかったのに。
アマゾンで買ってしまった

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再販に次ぐ再販でゾンビのように、なくなって10年くらいすると再販されたり
するのです。今回は何年ぶりかな? 今回は長かったかな?

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この1/12のプラモデルはずばり憧れでありまして
当時、到底買えるようなしろものではありませんで、おとなになって買えたいわば「大人の証」とでも言いましょうか
しかし、あの頃と大きく違うのは買えたことではなく、作れなくなった事かもしれません。
なんでプラモデル作れなくなっちゃったんだろう

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あおの頃には無かった、エッチングパーツ。
今は使い方を含めてどのようになるか、簡単にネットで探す事ができます。

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デカールもカルトグラフ製です。あの頃より数段貼りやすくなっているでしょうし、セッターやソフトナーなど便利なケミカル類があります。

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組み立て説明書もすごく丁寧に作られています。これは当時も今も同じか

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でもたぶん作ることはないかな?

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ネットでいくらでも作り方や実車の画像
改造の仕方などたーくさん出てきます。

思えば、音楽もそうかな
いろいろな便利なギターの周辺機材や、英才教育を受けたようなむちゃくちゃ上手な子供
など、あの頃には考えられないような便利で、スキルの高い演奏能力があるにも関わらず
80年代ヘヴィメタルなんかのコピーやっていたりします。

良いもんは不変なのですが、一方で新しいものにいまいち魅力を感じないのは若い人も同じなようですね。
posted by admin at 23:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 趣味

2021年03月26日

155の燃料ポンプとセンダー

最近めっきり入手が難しくなってきた155の部品です。

もうこれも長い間、探した部品です。やっと買うことができて日本の土を踏むことができました。

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もう一度探してと言われても無理だなあ...
日本に送れないというのをがんばって口説き落とした物なんです。

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それは何かと尋ねたら?ベンベン

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フュエルレベルセンダーです。

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燃料の残量を示す信号を送るものです。わかっとるわい!と言われそうですが
この部品、使える使えないに関係なく、ポンプが壊れたら、外さないとポンプが取れない仕組みなんです。
下のイラストの7番です


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ポンプからセンダーを外した後の絵ですが、硬く嵌合されていて、取り外し中に破断してしまうのです。
だから、壊して外したので途中の画像が無いのです

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新旧ポンプです。ポンプの外に出ている部分に対s手かなりオフセットしてポンプ部分が付いているのが分かりますか?
これに対して、センダーが真っ直ぐ入るので、ポンプの外に出ているところから下がすゑひろがりずになって出てこないのです

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だからポンプを先に入れておいて後からセンダーを挿し込んで
クルッとねじるとセンダーがロックされる仕組みなのです。

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ちなみにポンプは昨年の夏に入手しているのですが、センダーがとにかく無い。
難しくなってきました

それでも簡単には付かず、何度も試行錯誤を重ねた結果、うまく嵌りました。
とにかく無理はできないので、何度も何度も付けたり外したりしまして
スタートから出来上がりまで3時間近くかかったら、まあ、体中がガソリン臭くなってしまいましたとさ
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無事にすべての機能がもとに戻りました。よかったあ

posted by admin at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ155

2021年03月25日

成約御礼 マセラティクーペ

本当に久しぶりに自動車が販売できましてハッピーでございます
しかも、クルマはマセラティクーペです

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ジウジアーロデザインのボディを纏います

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3200GTよりも洗練されているように思いますが、それほど変わらない?

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イタリア車らしい大胆で美しいデザイン。この美しさ、写真じゃあ写せないんですよ。

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このメーカーのすごいのはこういった所をご紹介

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マセラティのトライデント。よく見ると

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ラジエターグリルに張り付いているのではなく、独立してバンパーのメッキモールからひょこっと生えているのです。

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クアトロポルテと同じフェラーリの4.2L F136V8エンジン
本家フェラーリF430のものからはデチューンされているとは言え強烈な加速をします

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エンジンルームまでデザインされています。

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ペイントのOEMはPPGです。ビアンコ・エルドラド

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イタリアのお家芸のレザーの内装。とことんレザーです

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カンビオコルサはセミオートマチックです。
よく整備された印象の個体でこれからが楽しみであります。

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お買い上げありがとうございました。
posted by admin at 20:55| Comment(1) | TrackBack(0) | マセラティ

2021年03月24日

スエズ運河でトラブル

今日の夜、ネットニュースでスエズ運河で巨大なコンテナ船が運河を故障で座礁し、ふさいでしまったニュースを見ました。
今はネットで居ながらにして何でも見れてしまうのでサイコーです。

巨大な船が運河をせき止めたと聞けば、男心になんだか興味深々
エバーギブンなる船

今回のニュースのソースはこちら

なんとなんと、幅59m、長さ400m 総重量(排水量?)22万トン
なんじゃそりゃあ!

Ever given vesselで調べてみますと
で、でかい...

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Golden class container と呼ばれる11隻からなるエバーグリーンの為に造られた船だそうです。

ジャイアントシップとかメガシップと呼ばれるクラスなんですね

エバーグリーンがどんな会社か知らなくても、コンテナは見たことありませんか?


それは置いといて、運河の交通を遮ってしまった、エバーギブン
どうなっておりますかと言うと、このような感じ。
斜めに詰まってしまっています。これはいけません。

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この黄色いのがエバーギブンなのですが、その周りの青い〇にごちゃごちゃ書いてあるのは何でしょう?
答えは、救出に出向いているタグボートなのです。

試しに船首を受け持っているBARAKA 1を探すとこのような感じのタグボートだと分かります

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タグボートとしては少し大きめの長さ69m。エジプトの船籍です

そして一番後ろののMOSAHEB 2はこんなタグ

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おお、こちらはいかにもな感じのタグボート。
でもこんな小さな船が22万トンもの巨大船を動かすんだから面白い。

そして左舷の真ん中を担当するのは
MOSAHEB 3

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大きな客船や船は港に入る時には小回りが利きませんから、スラスターのついた小さなタグボートに押してもらわないとなかなか接岸できません。
縁の下の力持ちとはまさにこのことですね。

しかし、世の中で一番大きい船はアメリカの原子力空母かタンカーかと思っていましたが、上には上がいるのですねえ。

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この横須賀が母港のアメリカ海軍の原子力空母、ロナルドレーガン、これが101000トンのようなので、その倍です!
どんだけー!って思ったのですが、先ほどのゴールデンクラスコンテナと言うリンクをよく見てみますと
Imabari Shipbuilding Marugame shipyard
と書いてあります。最初、中東のどこかの場所かと思ったら
imabariって日本語じゃね?って思ってよくよく見たら、今治造船の事でした

こんなに巨大な船、日本で造っていたんですねえ!
へえ、知らなかった

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中学生くらいの時に横須賀で空母ミッドウエイの実物を基地祭で見に行きましたが、船とは思えない大きさで約6万トン
それの何倍もデカイって、まぼろしー

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posted by admin at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の乗り物

2021年03月22日

ジャガーXタイプ フォグランプをLEDに

ジャガーのフォグランプをLED化します
フォグはH11と最近のクルマでも良く使われる規格です

国産のPIAAのバルブセットを使います。

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そこらの中華製の安物とは違う重厚感!

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この嫌味なまでの自己顕示のメーカーロゴがそこかしこにあります。
最近のフェラーリみたい。ボルトの頭に跳ね馬のマークが付いていますからね

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大きさも申し分ありません。アンプが付いているので、どこかに貼り付けておきます

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発光させました

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強烈に明るいです!! これはいいですね。対向車まぶしいのかな?

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やっぱりライトが変わるとイメージも変わりますね

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先に取り付けたヘッドライトより明るい?

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厳密に言えばフォグがヘッドライトより明るいと車検に通らないんですけどね

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これは満足度120%
SDGsも120% なんのこっちゃ
posted by admin at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャガー

2021年03月21日

嵐を予感させる土曜日

土曜日はなかなかにぎやかでしたよ
来週は月曜日から忙しくなりそうな予感。
いや、嵐が来るぞ! 代車が足りん〜


あ、これは金曜日だ
まずは916スパイダー
珍しいカラーですねえ

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それもそのはず、本当はロッソアルファ
916のTSはクラッチのレリーズシリンダーって普通にギアボックスの上にくっついているんですねえ

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なんと車内も塗装してあります....

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こちら、ヤフオクから来たクルマですが、この後にヤフオクから来たクルマらしさ全開なところを目の当たりにします


一方こちらはATの不具合の整備で入庫しましたカングー
ブログをご覧いただいて遠くからご足労頂きました

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一方、147GTA、たまたま遊びに来ていただいたら、チャージランプ点灯でなんとそのまま入庫することに

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オルタネーターの問題ですね。こちらは月曜に部品発注しなきゃ

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そんな中、唯一納車にこぎつけたカングー
こちらは車検から上がってきたのですが、その内容はまた今度

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またまたにぎやかな1週間ですが頑張ってこなしましょう

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2021年03月20日

ディープな塗料の世界

自動車にさまざまなブランドがあるとおり、塗料の世界にも多くのブランドが存在しています。
意外に知られていないブランドの数々を見てみます

スタンドックス

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僕らは古くからスタンドックスと関係が深く、長く使っていますが元はヘキストと呼ばれるドイツの化学薬品会社の一部門でした
今も一応ドイツの会社となるのかな??
後にアメリカの大資本、デュポンに買収されてしまいます
古いGTVのカラーコードラベルで、ハーバーツの文字が見えますが、スタンドックスのことです

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現在は塗料としてのデュポン センタリは存在せず、スタンドックスと同じグループ内でクロマックスというブランド名になりました
後述のシッケンズと共に古くから日本の外資系自動車補修塗料の古参です

その後さらに塗料ブランドのデュポンごと身売りされてしまい、投資会社カーライルグループを数年暖められてから現在のアクサルタになった背景があります。
ちなみに、スタンドックスは他にスピスヘッカーと呼ばれるブランドも国によって提供しています。

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おそらく世界の自動車メーカーでのOEM塗料としては最大なのではないかと思います。
そのアクサルタの中でも最高品位塗料に位置するのがスタンドックスです

RM
日本を始めアジアで展開しているイメージのあるRM ダイヤモントと呼ばれシリーズの塗料をラインナップしています

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RMの商品を知らなくても同じグループ内にあるグラスリッドの名はご存知の方も多いのではないでしょうか?

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フェラーリの純正塗料でもおなじみのグラスリッドです。
テスタロッサの物です。

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かつては錦糸町の小さな塗料販売会社で輸入されていたのですが、2000年前後に消滅してしまいました。
親会社はやはりドイツの化学薬品会社BASFです
美しい赤色の発色は並べてしまえばスタンドックスより上だと思います。



シッケンズ
おそらく日本における外資系塗料のさきがけと言えば、このシッケンズではないでしょうか?

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当時すごくデザインコンシャスなミキサーで一世を風靡した、かつて日本での外資系高級塗料の名をほしいままにした塗料です
このメーカーの3:1のサフェーサーは超ハイビルドで昔、良く使ったなー
オランダの化学薬品会社アクゾノーベルと言う会社が親会社です


2018年9月13のブログになんとなく書いてあります。
最近はあまりその名を聞く事がなくなりました。
日本のボディショップの勢力図がずいぶん変わったからかなー?


PPG

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アメリカはピッツバーグの化学会社で、自動車のウインドウガラスで有名です。
ちなみにピッツバーグ・プレート・ガラスの略です。

このメーカーのデルトロンと言う塗料は日本ではあまりなじみはありませんが
ヨーロッパでは人気のある塗料です。

やフェラーリをはじめ、様々なクルマに使われています。
メタリックの美しいイメージがあります。
ランチアテーマなど90年代のランチア、アルファロメオでよく見かけるように思います。

画像は155のペイントラベルです

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各社、特徴のある商品群で勝負しています。
でももちろん、外資系塗料なので、基本的にそれなりのお値段をすることを忘れてはなりません。

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2021年03月19日

ナツカシのJudas priest

世界のヘビーメタルのアイコン、ジューダスプリースト
時々無性に聴きたくなるのです。

特に80年から82年

バンドが最も充実していた時。
それの足掛かりになったであろうアルバム
ちょうど日本にも来日したのもこのころ1978年


このステンドクラスまではなんかひらひらした服を着ていて、ヘビーメタルとはあまりビジュアルがバランスが取れていなかったのですが、この頃から急激にバンドが進化を始めて、レザーとスタッドの世界になります





ここでステップ
ドラマーがレスビンクスからデイブホーランドにチェンジするのと同時に
一気にメタルサウンドに進みます。


ちょうど1980年のモンスターズオブロックにも出演



ジャンプする頃には完全なヘビーメタルのスタイルになっています
ところが


なぜかここでけっつまずいてしまいました
当時ミュージックライフでもさんざんなレビューだったと思いますが、このころサウンドが日和ると、すぐコマーシャルになったとかこき下ろされる風潮があったように思います。
でもね、僕このアルバム何気に好きなんですよ。当時からHeading out to the highwayとかDesart plainsとか当初から好きでした。
それすら言えないほどジューダスファンは頑なでしたが

しかしながらそれが布石のように起死回生のアルバムで頂点を極めました



このアルバムは予約して買ったのを思い出します。
あまりに素晴らしい1曲目から2曲目


前作を踏襲したポップなサウンドもうまく消化して全体的にヘビーメタル然とした内容になっています
捨て曲なしの超名盤



ステンドクラスからここまでたった4年です。
されど4年? この後、背徳の掟をリリースしますが、おそらく彼らのピークは実はここまでかもしれません。

やっぱりいいなあジューダスプリースト





やっぱり解散する時期を見誤っちゃったかなー?

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2021年03月17日

SDGsなヘッドライト

オーナーチェンジでいろいろなディテーリング作業を施すジャガーXタイプ
今回は持続可能な開発目標をお客さんから依頼されての作業です。

あらゆるライトバルブのあらゆる形態のハロゲンバルブを終わらせるという目標

ヘッドライトユニット内のバルブをすべてもぎってLEDに交換します。

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ヘッドライトASSYの脱着はフロントバンパーを取り外して行います。
フロントバンパー自体は上側と下側のほかにフェンダーライナーにもボルトが隠れています。
それを外してもバンパーサイドサポートがしっかりバンパーの突起を咥えてますから結構力づくで外します

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何度もリコールを経験したヘッドライトです。
現段階ではすべてハロゲン電球ですから、すべて交換します

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多くのヘッドライトは設計に自由度があり、奥行きが長く作られている場合が多く、今回のようにはろゲンバルブからLEDに交換できることは珍しい事ではありません。皆さんも今回のようにLEDへのコンバージョンができるか、ぜひトライしてみてください。その結果が及ぼす技術的、あるいは経済的損失や瑕疵に一切の責任は持ちませんが(笑)

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このジャガーXタイプもかなり奥行きがあります

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今回はハイローのそれぞれのバルブだけでなく、ポジション球やウインカーまでLEDに交換します。

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純正はハイローともH1を使っています

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それをこんなに大きなLEDばるぶに無理くり交換するのです

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ポジションもLED

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ウインカーもこの後LEDになります

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ハイビームは比較的しっかり収まりますがロービームはうまく収まりません

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そのままでは持続可能な目標に到達できませんので、針金で無理くり縛って止めてしまいます。

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スプリングが止まらない部分を締め上げました。

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結果がこれ。

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超人工的なまぶしい光になりました。
まずはポジション球

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ロービームのプロジェクターライト。
竜の目ライトと呼んでいます。ここが白内障になって光量が出ず車検に落ちるクルマが多いですね

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もちろんハイビームも強烈

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ウインカーの明るさも負けず劣らず

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照射力抜群ですから、きっと夜道も明るいでしょう。
車検が少々心配ではありますが

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2021年03月16日

部品探ししようよ

新旧入り乱れて、輸入車を維持するうえで悩みの種は部品です。
今やインターネットで世界中どんな部品でも探す事が容易になりました。

しかし、無い物はどこにもなく、合ったとしてもコレクターや修理工場のデッドストックになっていたりします。
MPIにもたくさんデッドストックありますよ。
もう棚卸にも載ってこない、大昔に取り寄せてそのまま使わずお蔵入りした部品とか

今回はもうずーっと探していたテスタロッサの部品がアメリカから届きました

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e-bayで買いました。USPSは安いが遅い〜

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イラストの27番、僕らが壺と称するオイルタンクのドレンの元です
125473 オイルサクションファンと言う部品です。

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1月に取りに行って早くも春の声を聞こうとしています

部品が無いのですよ。何をするにも
そして、一つ一つの値段が高い〜

でも、やっと、どうにかこうにか手に入れましたよ〜、中古ですけど

それでも中古ででも手に入ればいいですよ。
何せ今くっついているのはドレンボルトがずーっとグルグル回って車体下側に黒い川を作っちゃうんだから

でもタダでは済まないのがフェラーリらしいというか、どんな物でもカネになってしまうというか

ヒビが入っています。
売っていた際にも、直しやすい場所にヘアクラックありと書いてあったものを買いました。
と言うか他の選択肢がないのです

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裏側にクラックは突き抜けてないので大丈夫でしょう。

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しっかしこれでいくらすると思います? 
ここでは書きませんが2万3万じゃあありませんぜ。

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フェラーリって名が付くだけで高いんだよなあ。

しかし、1台1台が預かって何かできるようになるまでが長いです。
アルファ145、155、166、ランチア各車種、いやイタリア車全般
部品探しが難航しています。

純正部品が一気に手に入らなくなってきました。
そして、そのような事態になると自動的に価格が高騰し始めます。
このテスタロッサの部品のように....


posted by admin at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 輸入部品

2021年03月15日

秘密の小箱

商品化中のミトですが、今回はちょっとした部品を取り付けます

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PPT、スロットルコントローラーとかペダルボックスなどと呼ばれる装置です。

箱の中身はこのスイッチだけなんです

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ところがこの部品、なかなかの曲者で、付けるととてもハッピーになります。

早速取り付け
今のスロットルペダルのコネクターに割り込むだけです

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配線通す穴を加工して

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そのスイッチをぺたっと接着するだけ

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たったこれだけ。でも効果はかなりデカイです
クルマが違う車種になったかのように速くなるのです

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この通りオフを含めて4チャンネル

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今、何も点灯していなくてオフの状態、つまり今まで通り。
何の変哲も無い1400ccターボ。踏めばそれなりに速いですよ。

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エコモード
これはこれで快適に走れます。なんだか変速も滑らかになったように感じます

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スポーツモードです。
途端に走りが変わります。かなり速くなった感じが体感できます。
でも、変速のタイミングも決して悪くなくこれだけでも充分楽しめます

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スポーツプラスモードになりました
もはや違うクルマのようです。暴力的な感覚さえ覚えます。
このプラスボタンやマイナスボタンでさらに味付けを変えることができます。
いっぱい選択肢があります

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この内容で31800円(税別)ならお安いチューニングかもしれませんよ

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だいぶ僕の思惑通りになってきました。
完成まであと少し。

このクルマ? 販売予定の商品です
posted by admin at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2021年03月14日

ギミックって大事です

かつて、スーパーカーブームに間に合ったアルファロメオの大型スポーツカー

モントリオール。かっこいいですねえ。


あまり気にしたことが無かったのですが、このクルマ、かなり個性的なヘッドライトのギミックがあるのを知りませんでした。



そしたらこんなのまで出てきました。


こうしてみると、リトラクタブルライトっていっぱいあるんですね。

僕は前の職場でトヨタ2000GTに乗りましたが、そのライトの上がる遅さにたまげたものです。
ちょうどこの動画の中でも出てきますね。

今日は違う内容にしようと思っていたのですがこれにてまた明日。

posted by admin at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろなクルマ

2021年03月13日

頓挫してしまったルマン24時間レースカーコレクション

定期購読しているアシェットの「ル・マン24時間レースカーコレクション」がついに60号以降の発売が、新型コロナウイルスの影響により未定になってしまいました。



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ラインナップはスパークと呼ばれるミニカーメーカーが作っています。
どれも大変精工に造られており、見るたびにうきうきします。

しかし、最近になり急に発売されるテンポに急ブレーキがかかり、ぜんぜん来ないなあと思っていたら
未定なんて文字が躍るように
なってしまいました。

思わぬところに落とし穴ってあるものなんですねえ。


ミニカーって言って良いのかわかりませんが、ミニカーって高いですねー

ちょっと良いのを見ると、おおって思いますが、たいがい値段を見て遠ざかってしまいます。

なんて思ってみてみたら、今回のシリーズも既に値段がぜんぜん変わっています。




こちらに至ってはデカイのでしょうけどスゴイ値段です



今年もついに静岡ホビーショーもなくなってしまいました。
正確に言えば、開催はするのですが、業者向けの展示だけで、一般人が入れる展示はありません、と言うアナウンスがありました。
思えば、旧車のイベントも全く行っていないもんなあ。

早くコロナ収束しないかなー?
posted by admin at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味

2021年03月12日

甘いものはいかが?

町でうわさのおいしいお店。
「ここのケーキおいしいですよ」と今、MPIに来ている地元信金の渉外担当の女の子から情報をもらって行ってきました。
パティスリー ラ・クロシェット
まだ出来てそれほど時間が経っていないそうです

場所は清瀬市野塩4-78-7
ちょうどお客さんの所に向かう道すがら、志木街道沿いにあります
駐車場はお店の横に1台分ですから運も味方します

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店内にはいろいろなケーキがあります。

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このモンブランおいしいらしいです。
らしいというのは、買ったのですが一口も分けてもらえず味見すらできませんでした

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僕はこのトロワグーなるムースケーキにしました

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店内には焼き菓子もあります

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ちょっと手土産にするのに良いですね

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ピスタチオすらも美しい。
おそらくはお店の方は名店で修行なされて出店したのでしょうか、実においしいです。

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お近くの方、よくクルマで通る方、一度買ってみてはいかがですか?
え?甘いの苦手? 
人生ソンしますよ
posted by admin at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ・クッキング

2021年03月11日

出来上がりは秩父へ

出来上がったミトを試乗方々、ドライブしてみます
緊急事態宣言下ではありますが、同じ県内ですし大目に見てもらいましょ

今回は一路、秩父を目指します
大人3人乗車です


アルファロメオ発のデュアルクラッチのTCT、以前乗った時はそんなに思わなかったのですが、こうして長くドライブさせると良し悪しいろいろわかってきます。
やっぱり、なんだかんだ言ってもAT車はセレスピード感満載ですね。
でも少し賢くなったかな。ただこのクルマ、なんとこの距離でありながらクラッチもタイミングベルトも交換歴があるという秀逸な個体
昔のセレと言う感覚はありませんから、安心あれ

途中の直売で一休み。

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やっぱり旅の楽しみは新鮮野菜。地場産のものはどれもスバラシイ

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と言っておきながら、クリスマスローズ買っちゃった。黄色い八重で実によろしいのです。
クリスマスローズいっぱいあるのですがねー

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このクルマ、殊の外 乗り味がスパルタンです。足回りは結構硬い。
車体も小さいしもう少ししなやかでもよさそう。
あと、アクセルのレスポンスはすこぶる悪い。
ターボもあいまってかなり気を付けてアクセル操作しないとうまく走れません。

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おひるごはんにします。
西武秩父駅からそれほど離れていない田中屋さんに入りました

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お蕎麦とミニ天丼セット。実においしいですよ。

こちらを参照してください。食レポは苦手なもんで(笑)

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しばらーく走り続けるとダムの上を走り。山沿いのワインディングで上ります。
同乗者がいたので、激しい運転はしませんでしたが、さすがアルファロメオ、回頭性能は抜群。
ただ、電動パワステが非常によろしくない。やっぱり油圧パワステの方が良いかな?

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ビジターセンターって山登りする人が行くのかな?

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はい、今回の目的地、三峯神社ですです。 
しばらく前、毎月1日かなんかに白いお守りを限定で売るのに人が殺到して、とんでもない待ち時間になると話題になったところです。

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森の中にあってすごく厳かな雰囲気

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なんだか光がさして神々しいですね

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ニホンオオカミを祀っていると聞きました。狛犬ならぬ狛狼?

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どーんと すんごい立派なお社。

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装飾も実に美しく、管理が行き届いています。
もちろん千社札ステッカーなど一枚もありません

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御神木もすごく立派で真っ直ぐに天を仰ぎます
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伊勢神宮をはじめ

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日本の各有名神社が小さなお社になって連なります。

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いやあー、なかなか素晴らしい所でした。

到着したときの駐車場はかなりいっぱいでしたが
降りてきたころにはほとんどお帰りになっています。

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往復200km余りのドライブでしたが、なんのトラブルもなく帰ってきました。
モダンなクルマだけあって心配なところは微塵もなく、このまま商品とできると思います。
それまでにもう少しどこか変えていきたいと思います。


posted by admin at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・地域

2021年03月09日

The Easter

アルファロメオミトも最終段階です
せっかく外したので、オーナメントも交換します

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ベースは両面テープ
もちろん純正品。だから焼ける時は均等に褪せていくはずです(笑)

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何気にあるとないとじゃ大きな違いの位置決めのピンがありますので
両面テープの台紙をはがして一発で接着していきます

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がっちり両面テープで止まっていますが、ダメ押しのビスを入れたらおしまい

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ライトレンズの足も一つ折れていたので、これも直しておきます

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しっかり足をつけて、脱脂して

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折れた方も同じく足をつけて、

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位置決めにアロンアルファを使います。

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液剤を塗って押さえた後に、セッターなる硬化促進剤を塗ります

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位置がしっかり決まったら、エポキシボンドをがっちり流して徹底的に強度を上げます

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ヘッドライトを取り付けて

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クリアーな感じが良いでしょう?

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バンパーも取り付けました。

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このクルマのスタイルの良さは写真ではわからないんですよね〜

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ミトが復活しました。
MPIにしてはモダンなアルファロメオの出来上がりです
posted by admin at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2021年03月08日

アルファロメオミトの修理 バンパー塗装の巻 

バンパーの塗装は一見簡単そうに見えて、意外に難しい局面があります
ひとつの塗装対象物を塗るのは特段、スプレーガンを握ればだれでも塗れそうに見えますが
現実はなかなかそうもいきません。

順を追って見ていきます
まず、カラーチャートを見て塗料を準備します

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カラーコードに基づいてカラーチャートを出します。この場合805Aです
塗料メーカーによってミックスチャートが変わります。
そのクルマが発売されたカラーデータが自動車メーカーから発出されて、そのデーターに基づいて作成されるミックスチャートを基本配合と呼ばれます。
それに対して実物のクルマのパーツを持ち込んで、塗料メーカーが独自に調色したのが実車配合です。
今回は、このミトと同じ年に配合した実車配合を使って塗装します

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図画工作で絵の具を混ぜて色を塗った記憶ってありませんか?
あれとおんなじです。友達の顔を書いて絵の具を塗るときにやたら顔色が悪くなってしまったりした経験もあろうかと思います。
沢山原色がある中から、指示通りに混ぜていきます

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するとこのように出来上がります

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塗装物を脱脂します。バンパーはプラスチック専用の静電気防止機能の付いたものを使います。

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脱脂は丁寧に、また同時にホコリをエアブローして塗装物から遠ざけます

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シンナーは50%

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塗装服に着替えてマスクをしたら
イオン発生機付きのエアダスターでエアブローします

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塗装します。1回目の塗装

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2回目は10分から時間を置いて塗装します
今回は合計3回ほどベースを塗装しました

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もちろん、バンパーの小部品も塗装しないといけません

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ベースカラーの塗装が終わったら、クリアーを塗ります。
ミディアムソリッドシステムを使います。
プラスチック部品なので、軟化剤を添加して塗装するのです

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主剤+軟化剤10%+硬化剤50%+シンナー5%です

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ちなみに硬化するとこのようにクリスタル(笑)

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再び静電気を防止するイオン発生器でエアブローした後、クリアーを塗装します
要は同じような事を繰り返すのです


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1回目のクリアーです

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2コートシステムなので間を置いてもう一度塗装します

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1回目は軽く載せるのが決まりなので、このように明らかにクリアーが薄くても良いのです

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2度目クリアーを塗った後です

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2度目はがっちりクリアーを塗装します。流れない程度にしかしガンスピードは遅く3/4の重ね合わせで塗装するのです

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赤いパールが美しく光ります

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まずまずの出来です。濃い色なので周りが美しく映えます。

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これを65℃で25分ほど焼いたら出来上がりです。

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このミトのようにデザインが優先され凹凸やグリルの穴が大きく開いている物は塗装しにくいです。
1度目は軽く全体に入れて、穴の中や通常のガンの動きでは塗れない部分を2度目の塗装する前にがっちり色を入れます。

かくして塗装は出来上がり、みなさんが目にするいつもの状態になるのです。
posted by admin at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2021年03月07日

本日更新できず

今日は遅くなって書くことができず、苦し紛れにこんな動画




さて、みなさん。おやすみなさい
posted by admin at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | その他

2021年03月06日

アルファロメオミト ヘッドライトの曇り修理

世の中猫も杓子も曇ったヘッドライトのリフレッシュを売っています。
比較的簡単な作業ですごくリフレッシュ感のある、コスパの高い商品性で、ガソリンスタンドから用品店までもてはやされています

しかし、この方法は半年もするとだんだんもとに戻り、1年もしないうちに曇ってもとに戻ってしまいます。
僕も、材料屋さんが同行販売(メーカーの営業が材料屋さんや部品屋さんのルート担当セールスマンと一緒に来て実演販売すること)で様々なコーティング剤を見ましたが、みんな50歩100歩で、信頼性にかなり懐疑心をもっていました

しかし、スタンドックスのメーカー、アクサルタからライトリペア用の塗料が販売されていると聞き、買ってみて早、幾年月か...

やっと、今回やってみようと一念発起で作業しました。
やっぱり結構大変じゃん。大げさか...

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このライトも景気よく劣化しています

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だいたいこんな感じ。結構なヤレ具合ですが良いんです、むしろ判りやすくて

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先のリンクにもありましたクロマックスのライトリペアセット
立派なケースに入っています。

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マニュアルには180番からやれと書いてありますが、あまりに目が強すぎてキズが消えなくなる恐怖に慄き、400番からのスタートしました。言うところの根性なしです。
だって、ヘッドライト一つパーにして見なさいよ、結構な値段が飛んでいきますよ。

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その代わりかなりガッチリ研がないといけません。
完全に1枚膜を落とさないといけないのです。

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400番とはいえ、塗装の前段階で使う番手ではありません。予想通りかなり深いペーパー目が残ります。

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これを少し番手を上げて研いでいきます。この作業を目消しなんて言います。
600番はサフェーサーを研ぐ番手です

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それでもこの曇り具合。すべて400番のぺーパー目を消すようにしっかり研ぎます

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番手を上げていきます。
800番は塗装する表面の足付けをする番手です。

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あんまり変わらない?? いやこれでも600番の目を消しているのですよ

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1000番から2000番と上げていきます。
この間の1500番とかは使わないのですね。
1000番はおもに 
塗装する相手のクリアーのぼかし部分の足付けに使いますが、普段 僕は1500番を使うかな?
それくらい1000番って目が粗いんですよ。
2000番は塗装後にクリアー表面に噛みこんだブツなどを取るのに使う、いわば最終仕上げのサンドペーパーです。

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↓これが1000番

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↓これが2000番。判らない? そんなもんですよ(笑)

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場所を塗装室に移しまして、ケース部分をマスキングします。

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あんまりしっかりマスキングしません。見切りを出さないように気を付けてマスキングすればOKです

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脱脂剤で拭くとこの通りのキレイさ

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これが今回使用するリペアキットの中身。左からディグレーサー(脱脂剤)
プライマー
クリアー2缶

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まずは専用ディグレーサーで脱脂します。
プライマーはウオーターボーンなので、通常のではなく専用の脱脂剤を使わないといけません。

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アルコール系とおぼしきニオイ。脱脂した後は絶対に素手で触ってはいけません

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ではプライマーを塗装します。
その前に2分間、振って攪拌しろとありますのでがんばります

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シャカシャカシャカシャカ

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振りながら撮るのも容易ではありません

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塗装するのと撮影はできないので、塗装後の画像。
マニュアルにはミルク色に曇りますと書いてあります。その通り、こんな塩梅になりました

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しかし、乾くとかなり透明になりました。20℃40分のフラッシュオフタイムを置けと指示がありますのでかようにします。

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クリアーです。
缶の底にあるもう一つの栓を破って硬化剤が入り込む仕組みになっていて、1度使うと2度は使えません。
非常に不経済です。
今回左右2個を塗りましたが4-6個くらい塗れるのではないかと思います。
ただ、缶スプレーなので、使用温度が低いと出にくくなりますし、ながい時間噴射しても冷たくなって出にくくなってしまいそう。

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キャップについていた専用のアタッチメントを下側に挿して、おしつけると中の便が突き抜けて缶の中に入って行く仕組みです

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なので、当然これも2分間振り続けます。中のボールの音が聞こえるように振れと指示があります。

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振りあがりましたら、塗装してみましょう。

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2コート仕上げです。

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2度の塗装の膜厚で完成です。

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うーん、なかなか良いですよ。

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ただ、ほんの少し、白いモヤが見えます。おそらくカバーの内側ではないかと

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もしくは180番から作業しなかった怨念。

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焼きあがって、これくらいの仕上がりなら十分でしょう。

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これ、対外的にいくらで受注するべきなんだろう?
結構な手間ですぜ。

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少なくとも量販店やGSで見るような金額ではありませんぜ。
posted by admin at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 塗装

2021年03月04日

アルファロメオミトの修理 バンパーコア修理の巻 

バンパーの交換要員は中古です。
ユーズドとかコアとかかっこいい言い方もありますが、中古です。
中古なら何でもいいかといわれると、そうでもなくて、少なくとも取り付け部分はしっかりしている、可能な限り損傷の少ない物
まあ、中古ですからそれなりにやられています。

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おそらくは一時停止から少しハナを出したら右から来た他車がざっとこすっていった感じ。
あたりはわずかだったので、簡単な修理で補修できますし、跡も目立たないでしょう

ちなみにコチラ一時停止で、相手がセンターラインがあるような明らかな優先道路の場合、一時停止を無視した側の過失が9割、相手1割。
道路からではなく、コンビニや車庫などから出て、相手が明らかな優先道路の場合、一時停止を無視した側が8割、相手2割と、裁判例に基づいて基本的な割合が出ます。
1割とはいえ、一時停止無視下側が輸入車なんかだと、修理費が100万円かかったら、1割=10万円ですからかないませんね

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キズなどを直したら下地を整えるサフェーサーを塗布します。
番手の荒いサンドペーパーの研いだ跡や密着の悪い下地などを隠す目的で使います

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ちなみにこの週は相方の塗装屋が休みで、僕が全て行いました。
しばらく下地からトップコートまで作業することは稀だったのでしんどいです(笑)
20年前は毎日やっていた事なのですけどね

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この日は暖かだったのですが

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サフェーサーを研ぐのと、塗装するために全体的にサンドペーパーで研ぐのを水を使って行いますが雨が降ってきました
これは足付けと呼ばれる塗装を定着させるための作業です。

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ちょうどいいやと思いながらゴシゴシ擦ります

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なんだか寒いなあと思っていたら2時間でなんと8℃も下がりました。北風も強く吹いて心まで寒くなってきました
気温が急降下しています

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雨も強くなり少しずつ工場の中にバックしていき、結局屋内で作業します。

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研ぎ終わったらキレイに洗って塗装室に持って行きます

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そんな頃にはさらに温度が下がっています。
すごい天気ですねえ。晴れて暖かだった数時間前の体感からすると極寒です。
なにしろツナギ服の下に着ていたトレーナーなど脱いで、春の装いでしたから

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しっかり水を切ったら、乾かします。
そして今一度、研磨したバンパーを見てみます
800番でサンディングしたバンパー

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しっかり研いだと思いきや、こういった作業しづらい場所はなかなかキレイに砥げません。
ナンバープレートを止める四角いでっぱりの隅々につやが無くなっていないところが見ることができます

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またサフェーサーの研いだ際にも少しツヤのある部分があります。研ぎが甘い状態です

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さらにサフェーサーにも研ぎ残しが散見できます。これらはさらに研ぎこんで、ひとつひとつ丁寧に消していきます。
これをサボると塗装膜強度が減って剥がれたり、平滑な塗装表面が得られなかったり、トラブルが発生したりします

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塗装台もホコリが出ないようにマスキングしてバンパーをセットします

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研ぎ残しや研ぎくさしを良く確認して問題がなければ、塗装にバトンタッチです。
と言っても僕が塗るのですが

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それにしても、再塗装の感じの無いバンパーでしたが、あちこち流した跡があります
なかなか見える場所ではないので、そのまま塗りこんでしまいます

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塗装したのは若い工員さんだったのかしら

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では次回塗装しましょう
posted by admin at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2021年03月03日

アルファロメオミトの修理

そのミトを直します。
まずはバンパーを交換準備。

ところでね、よく事故車か?という言い方を聞きます
事故車って強力に聞こえが悪いですが、定義ってあるのでしょうか?
あるのですよ

自動車の事故を修理をしたものを事故車と言いますが、ぐっちゃぐちゃも、ちょっとぶつけただけと事故にもいろいろあります。

基本的に事故車の概念は、新車から乗っている人にはなく、中古車市場に流通したときから呼ばれます。
中古車オークションもしくは中古車査定士が決められたポイントに基づいて、評価がR点となった場合に事故車と認定されます。

主に事故を経験した証となるのはクロスメンバーやサイドメンバーと呼ばれるフレームに何らかの変形や修理跡が在った場合に認定されます。たとえばフレーム修正機にマウントして、メンバーを油圧機機械で引き伸ばしたりすると、ほぼ間違いなく事故車となります。
逆に最近のクルマに多い、一番前のクロスメンバーやコアサポートなどのフレーム部品がボルト止めされている着脱可能なフレームを交換しても事故車にはならないのです。
事故車の定義はあくまで溶接が伴う部品の損傷が前提なのです。

今回のミトのようにそこまでの修理を経験しない修理なので、事故車と認定される事は無いのです。
確かにいろいろ修理しますが、大手を振って事故車ではありませんぜと胸を張って言えるのです

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まだ名義変更をしていないのでなんですが、意外に近くに住む方が前ユーザーだったりします。
もし、もしこのブログをご覧で、ナンバーの露出をご希望しない場合は差し替えますのでこちらまでメールしてください。

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バンパーの取り外しは国産車のように簡単です。
バンパー上面のT30のトルクスを数本
横側の+ビスを左右6本

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下回りにも4-5本だったかな

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ライナーをめくると、サイドサポートとボルトで止まっています。

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はい、外れました。でもコネクターやウッシャーの配管も外します

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なかなか外れないので暖めて、やわらかくしてから外します。
不精してむりくり外すと、壊れてしまう可能性があります。

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外したら栓をしておきましょう。ウオッシャー液がダダ漏れになって作業する人を攻撃してきます

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次のバンパーに使いまわす部品を外します。

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まーグリルですわなあ。良く見えませんがあのボルトを使っているみたい

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これもあるあるですね。ボルトじゃなくてベースの立て込みインサートから抜けてきちゃう。
前も誰かのクルマで書きました。

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ヘッドライトウオッシャーのノズルを外します。日本ではまず、使わなければいけないシチュエーションは無いのですが
付いているので生かさないといけません。

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6.5mmのドリルで攻撃します。

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アタマがすっ飛びました。これでOKです。

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フォグランプも外して、スピードナットも外します。

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グリルはキズが無ければ使いまわしですが

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例のオーナメントが結構くたびれているので交換。オーナメントだけね

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ネロエトナとありますが、もう黒と呼ぶには黒くなさすぎ。チョコレート色です

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代わりの部品は中古部品なのでそちらも次回準備しましょう
posted by admin at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2021年03月02日

買っちゃったクルマその2

同じような時期にもう一台買ってしまったのです
ミトです
155と違ってこちらは即戦力。といきたいところですが、いわゆる現状車です。
つまりぶつかっておるのですな。
おお、MPIにとっては望む所、かかってこいやー

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と勢いも勇ましいのですが、もっとその前からスタートです。
このミトはATで、ミトのATはアルファTCTと呼ばれるツインクラッチシステムでこれがなかなか乗りにくい。
と言うかセレスピードってあるでしょ? あれを2つ持たせた仕組みなのです。
どちらもクラッチ付きのクルマなので、人間がクラッチを操作する代わりに機会がクラッチを操作するロボタイズドトランスミッション
アルファのTCTもポルシェなどのように2つ小さなクラッチがあって互い違いに操作するのかと思っていたら、このアルファロメオの場合は
クラッチ板をフライホイールが挟み込むようにして存在して、エンジン側を奇数ギア、トランスミッション側が偶数ギアとなっているのです。
片側のクラッチが押し付けられているときに、片側が休んでいるようなイメージでしょうか
つまり片側がプル式、片側がプッシュ式レリーズシリンダーになっているのです
あったまイイ〜
ただこの仕組み、考えれば考えるほど疑問がわくんだよなー
ま、仕組みは置いといて、少々乗りにくいので一度キャリブレーションします。リンクコネクターに診断機を取り付けます

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ちなみにナビもぶっ壊れているので、中古かなんかに交換しましょう

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では早速...

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この順番通りに行わないとクルマが貝になりますからご注意ください。

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まずはポンプを殺します。

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一度減圧します。

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キーをオフります

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考えてます....

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うまく行った様子です。でもまだ続きます

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クラッチのブリーディングを行います。

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アキムレーターのブリーディングを行います

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再びオフります。メルセデスみたい

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おお、うまく行っています

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そしてキャリブレーション

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クラッチをキャリブレーションしてクラッチのキスポイントを再調整するのです。

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はいそうですね。でも今回は単にキャリブレーション。
キャリブレーションすることをイイと思うかよくないと思うかはアナタ次第!

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いつものあの音が始まります。
がちゃんがちゃん

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ギアが1速2速...と上がっていって、次は下がっていきます。

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Done!
このミトを直して商品にしていきましょう。
posted by admin at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト