2020年11月29日

Sudden impact

車検を受ける日、ぼくは車庫証明の引き取りに所沢警察署に向かっている最中、11時過ぎになって車検に合格したという電話が来ました

しかし嬉しさもつかの間、Eくんはさらに続けます
「しかし大変なことになりました。」
「エンジンが停止して、ガソリンがドバドバ漏れてる。」

真っ青です。
翌日には納車を控えていますし

しかし、そんな事を言っている場合じゃありません
所沢警察に行く予定を変更してトヨタレンタリースに向かいます

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レンタリースに電話すると、偶然積載車を置いてるそうで(だいたい普段は予約を入れないと無い)
さらに警察とレンタリースは同じ方向だったので、タイミングよく動けなくなっているE君の元に向かえました

到着してすぐに移動しないと迷惑がかかります

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じゃーじゃー漏れたガソリンに引火せず済んだこと、止まった場所がGSの前で苦なく停車する場所があったこと
そして一連の僕の動きとラッキーではありました。
もちろん故障すること自体良いことではありませんが

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しかし、GSの前で燃えたら、ヘリが来ちゃう。

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そそくさと回収して戻ります。

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朝、車検に出かけたのとは、ずいぶん違う姿で帰ってくることになってしまいました。
この後、以前にも書きましたが回送ナンバーの新しい法律の研修に参加するために一路、多摩陸運支局に出発しました。


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この続きはまた後日

2020年11月27日

IRON MAIDENの一生

youtubeって本当に面白いものがあって困ってしまいます。

今回はアイアンメイデンの結成から今日に至るまでのメンバーの変遷、と言うよりどんどんおじいさんになっていく様を走馬灯のように見ていく動画です




その時々に見た、僕が最も好きだったアイアンメイデンを見てみますと
これは迷うところですが、デニスストラットンも嫌いではないので一応押さえておいて
何より、この曲メロディが好きでして


アイアンメイデンでは最も好きだった時代です。タイトルトラックのキラーズは当時、あまりにセンセーショナル過ぎて、どうやって弾いているかもそうでしたが、こんなに早く弾ける人がこの世にいたなんて、とギタリストの道に進むことを後押ししてくれたアルバムでもあります。
やっぱりポールディアノのボーカルは良いですよ。
ここまでは。
この人もメイデン後を一生懸命追いかけたウチの一人ですが、その後の凋落ぶりはご存じの通り。
あまり良いソングライターではないのかな?
バトルゾーンまでは一生懸命聴いたんだけど、そのあたりで失望しました。


まあ「魔力の刻印」を好きな方、イチオシの方も多いかとは思いますが
僕はその後のアルバム、Peace of mindの方が好きな曲があったりします。
その中でもこの曲の出来やプレイの良さはずば抜けていました


ヒットを連発してそれまでのイメージとはちょっと違う感じの曲をリリースし始めるのは
何かやる事をやり切ってしまった感さえ感じます。
その中でも変拍子をうまく取り入れてうまくまとまっている名曲
リズム隊の素晴らしさはこの上無い曲です


低迷期から抜け出せなかった時代から2000年になって突然、メンバー2人が出戻って作ったアルバムの1曲目
メロディ、演奏何をとっても素晴らしい、名作のアルバム
その後に出たライブアルバムも素晴らしい出来。
ただヤニックガースがいるのが残念。


しかし、このアルバムからもう20年経つのか....
今はみんな完全なるおじいちゃんになってしまいましたが、演奏やルックスはまだまだ素晴らしい
ポールディアノの今日の姿を見比べるとねぇ
posted by admin at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | ヘビーメタル

2020年11月26日

アルファロメオ916スパイダーの車検整備

ボディが終わり車検関係に進もうとしたのが10月の終わり。
その後車検整備へと進んだのですが、そう簡単に終わらせてくれないのがちょい古アルファロメオ・・・

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まだ3万キロ弱の車体なので整備などそれほど必要でないと思っていたのですが
その分、今日まで交換する機会が無く、登録から20年近く経ってからやってきた「つぎつぎ攻撃」が待っていました。
まず、ドライブシャフトインナー。なんと左右破れていました。

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日本の車検制度の元では、何が何でもゴムブーツ類が破れていると車検は通してくれません。
ほぼ例外なく確認されます。

交換にあたってはシャフトを取り外す為にサスペンションを分解します。

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1本、やけに長いボルトが見えますが、実はこれ、キャンバー調整用のカム型の偏芯ボルトを
ストラットとナックルの間に入れています

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これによりキャンバーを変化させる部品です。1度外したら、4輪アライメントに出すべきですが、ここは簡易に計測して
可能な限りもとに戻します

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分解する前の状態を確認しておきます。

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右も左もこのような状態
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強力に締まっている8mmのHEXボルトを外してドライブシャフトASSYを外します。

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外れた左右のシャフト

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Cクリップを外してCVジョイントを外します

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ここから先はグリスねちょねちょ地獄なので

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次の画像はきれいに出来上がった画像に早変わり

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元通りに戻していきますと...

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なんとよく見りゃロアボールジョイントブーツがゲゲゲの鬼太郎の提灯オバケのように口を開けているではありませんか...
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さらに作業を進めます。オイル交換

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はい、TSのようにモーターのように回るエンジンにはこちらが良いでしょう

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抹茶味。

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歯抜けにあちこち切れていたハイマウントストップランプも全部点灯しないと車検に合格できません。
ムギ球を交換

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全部交換しました。フィラメントで光る電球はどんどんLEDに駆逐され、生産もおぼつかなくなって来ているようです。
輸入車は結構珍しいバルブを使うので、手に入りにくくなる一方ですね

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ウインカーも同じく

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意外な盲点ですが、クリアーレンズにはアンバー色のバルブが必要ですが
オレンジの部分が剥がれて白いというかナチュラルな白い光が直接見えてしまうと、これも車検に通らなくなります。

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だからこれも交換してすべてを車検の合格に万全を期しました。

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サイドマーカーもクリアー/アンバー球に変更

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ところがこの916。どうもガソリン臭い。
まあ、お決まりのフュエルポンプだろうと取り寄せておきました

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ポンプはリアコンパートメントとトランクの間にあります。
オープントップを中途半端に止めるとアクセスできます。

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ところが、なんときれいな物交換されていました。
中国製のインチキな物かとよくよく見ましたが、間違いのない物が点いているようです

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どこをどのように見てもガソリン漏れが発見できません。
結局、漏れは特定できず、11月の連休に間に合わせるために、様子見で出庫させることになりました。

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これは11月の連休前の18日の水曜です
他にもステアリングラックのフルード漏れなど気になるところは他にもいくつかありましたが
検査に引っ掛かる事はないと判断して、検査の予約を取ったのでした。

2020年11月25日

成約御礼 アウディRS6アバント

先々週にご成約いただいたアウディRS6
長らく探していたクルマがやっと手に入りました

しかしこのクルマ、とんでもないシロモノです。

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V8 4Lのツインターボ。今まで乗ってきたいろいろなクルマとは一線を画すというか、次元の違う速さで走ります。
おそらく0-100km/hは4秒かからないくらいではないかと思います

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確かに今までフェラーリやベントレーポルシェターボなど乗ってきましたが
ここまで強烈なのは経験がありません。
いや、どっかーんと言うターボらしい速さではなくて80kmくらいであればアクセル踏んだ瞬間に出た
とは大げさですが、多段式のDCTのおかげで全くギアチェンジ感なく加速するのです

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いや、これは危険。

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そして長さ約5m、幅約2mと言う巨体に21インチのホイールで、巨大さを感じさせないスケール感。

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車内はシンプルです。

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しかし必要にしてシンプルなインパネ

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ピンボケすいません。320kmまでのスケールのメーター
これはったりじゃなさそう。ホントに出そうです。
ただ、トランプカードみたいに免許証持ってないと足らなさそう

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まあ、お値段もすごいのでこんなクルマを滅多に売買できないですが
良い経験させてもらえました。

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お買い上げ、ありがとうございました。
posted by admin at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | アウディ

2020年11月24日

パス1

うう、今日も帰りが遅くてなかなかマトモな記事が書けず。
明日こそちゃんと書きますんでお付き合いください
posted by admin at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

2020年11月23日

BMWディーラー

かつて埼玉県下のBMWディーラーでブイブイ言わせていたセントラル自動車技研株式会社がBMWとMINIのディーラー権を関西のGライオングループに譲渡しました

僕も何度もお世話になっている関係もあるので、なんとなくこのニュースは気になってはいました。


途中までしか読めませんが(笑)
以前に部品屋さん経由で噂は聞いていたのですが、ガセだと思っていました。

で、関東では馴染みの薄いGライオン。
思わぬところで名前は聞いていました。

いすゞスポーツやアイビーのK玉社長のオークションで販売した旧車が、結構Gライオンが買ったりしたそうなのです。
だから旧車の販売店のイメージだったのですが、かなり大きなグループ企業なのですね。

埼玉県下のBMWディーラーも相当な規模なので、大変かと思っていましたが、みなさん底知れぬ財力がおありなようで...

とはいえまだまだセントラル内にはハーレーやジャガー東京やマセラティ埼玉など様々なディーラーがあって、ほんの一部に過ぎない事を併せてお伝えせねばなりません。


食品までやってますのね。
posted by admin at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | BMW

2020年11月22日

ルノーメガーヌエステートの事故修理 実践編その3

着々と作業が進むメガーヌV

今回は塗装の準備編です。
一通り落ち着いた仮組みから、塗装の為に隣接したドアを分解して、塗装に備えます。
今更ながらの説明ですが、塗装は、交換した部品だけを塗る手間がかからないブロック塗装と、隣接した隣のパネルの一部に塗装を飛ばして色差をわかりにくくするボカシ塗装とあります。
どちらにも一長一短がありますが
今回のように3コートパールをはじめ、パールやメタリック顔料はスプレーガンの吹き方でも色味が変わったりするので
基本的にはほとんどの場合において、ボカシ塗装をします
今回は療法のドアに塗装をぼかす都合で、ドアの付属部品を外していきます。

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ターゲットはモール、ドアハンドル、ミラーです。

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しかしこのクルマ、よく見ると

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結構、パールコートに吹きムラがあるのが気になります。
補修跡が無いことから、元からのようです。
日本のように日ごろからバカみたいに3ステ−ジの塗装車ばかり塗装していと、必然的に慣れてきますが
欧州のように3コート塗装に慣れてない国だとそうなってしまうのでしょうか?
はたまた、塗料を少なくするために本来もうひと手間かけたいところを、削られてしまうのでしょうか?

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ドアをばらします

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ドアをばらす際に、気になるのはずばりグリップとエスカッションですね

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80年代のクルマのよに判り易いエスカッションのビス。まずこれを外します

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ドアグリップは下側にいかにもここから外せ的な切り欠きがありますが、あまりに嵌合が強く、全く口を開けてくれません。
最近の欧州車も馬鹿げて嵌合が硬く、部品が壊れそうです

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どうにかおっぱずしました。何しろ壊すと次があるのか不明瞭なので、慎重に行きます。

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嵌合部分はこのようになっています。
僕は真ん中、車両前方方向側から外して行きました。
いやー、壊れるかと思った。

穴に隠れたトルクス2本を外します

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後は簡単。横1本と下2本で終わりと思いきや

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ミラーカバーの中に1本残っていますのでご注意あれ

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すっきりさっぱり

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ドアアウトサイドハンドルの内側。キーフリーシステムの為のハンドルのコネクターを外さないといきません。

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一番の問題はこれです。このとんでもない仕組みのアウターハンドルの取り外しです。
ボルトがありません。どうやって外すのかさっぱりわかりません。

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さすがにこれは海外のフォーラムなどを覗きました。
さっぱりわからないどころじゃありませんから

そうこうしているウチにミラーが取れて

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アウターハンドルも外れました。
一番大事なところは撮れませんでした、と言うより取ることができないような外し方なのです

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youtubeでも一部始終を映した画像がありますが、一番肝心なところが不鮮明でよくわかりません。


で、フォーラムの書き込みなどを分析していたら、どうもカム状になったロックのかんぬきをずらして外すような感じかと見切りました。
そしえ使った工具はこんな感じ。

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特にロックをずらす工具はこのような形がベストです

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助手席はキーシリンダーなので、尚判り易いです。
ロックシリンダーに四角いでっぱりがあって、一部欠けています。

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そこに金属の分厚いスライダーが挟まって、ロックが抜けなくなる仕組み

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これが抜けた時のキーシリンダーホール。
奥の方に銀色っぽいのがスライダーです。

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要はスライダーだけだとすぽっと抜けてしまうので、上からプラスチックのカギでスライダーを押さえている感じです。
穴の中を説明するのは難しいのですが、プラスチックの黒いカムをマイナスドライバーで持ち上げて金属のスライダーを引っ張る。これが全てです。

なんでこんな凝った機構つくるかなー??

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2020年11月21日

ルノーメガーヌエステートの事故修理 実践編その2

まだまだ作業中のメガーヌ
今回の事故で本当はボンネットフードのヒンジを交換したかったのですが
国内には左側しか在庫が無く、交換せず作業を進めていく事となりました

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それゆえ、仮組を何回も行って位置を調整していきます。
無い右ヒンジを中心に建付けの調整をしていきます。
右ヒンジが無い代わりに左側のフェンダーを交換しようと思いましたが、残念なことにそれも国内に在庫がありません。どちらも何時入庫するかわかりません。

右か左どちらかだけが無い分には、他を先に直して後から正規の新品側を合わせようと思いましたが、X状に部品が欠品するのがものすごく困ります。

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この取り付けのクレイドル周りは出ましたが、反対は国内在庫がありません。
でもこのクルマはありがたい事にどのボルト穴もバカ穴で、比較的大きな調整代があることが救いです。

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事故の衝撃が抜けた跡がフェンダーに残り、そこは修正で行きます

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しかし少々隙間が悪くなるのはやむをえません

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右のフードヒンジは前の取り付け跡からすると信じられないような位置でボルトを締めます。
ここは本当に交換したかった

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仮組がうまく纏まれば、再び外して裏側などの塗装です。

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その間にコアサポートや補器類を組んでいきます

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ラジエーター、コンデンサー、インタークーラーも取り付けました。

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リーンフォースを組んで冷却水を入れて組み付けを待ちます

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こちらは新品フェンダー。サフェーサーを入れました。

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本当は交換したかったフェンダー。
こちらは上のサフェーサーと違い4:1のサフェーサーを使います

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さらに苦労して組み付けが終了しました

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しかしこのクルマ、部品の欠品があるのはしょうがないのですが、ラスト1個と言う部品をずいぶん買いました。
前周りはRS系と一緒ですから共有部品が多いです。
にも拘わらず、ラスト1個を結構な量を買いましたから、今後、ぶつかったクルマが入庫したら結構大変なのでは?
なんて思ったりします。

なにしろボンネットのダイヤマークすらないのですから....

posted by admin at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ルノーメガーヌ

2020年11月19日

回送ナンバー

仮ナンバーです。一口に仮ナンバーと言っても違いがありまして、赤い枠に斜めに赤い線が入って、県と市の名前が入っているナンバーは市役所が窓口のナンバーで、最大で5日しか借りられない上に、申請したクルマのみに使用できるナンバーです。

一方ディーラーナンバーと呼ばれるこちらの仮ナンバーはずーっと、そして(車検が通るクルマであるなど制限はありますが)どんなクルマにも使用可能な物なのです。
この度、法律が改正されて今まで5年ごとの申請、1年ごとの許可だったのが、両方共に5年になりました。
その変更に伴い、立川にある多摩陸運支局で研修と共に交付される運びとなり行ってまいりました

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一時期、とてつもなく不正にこのディーラーナンバーが使われて、一気に申請や交付が厳しくなりましたが
今回さらに厳しくなる代わりに5年間1度の申請で使えるようになりました

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大変に厳しい条件下で管理され、できることは少なく、やってはいけない事のオンパレードです。
関東運輸局長から許可され

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東京運輸支局長のお墨付きをもらい、初めて利用できるようになります。

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これに18万円弱かかります。うーん、高い。しかし無いと困る。
しかし今日は暖かいを通り越して暑い日でしたね。

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だからか壊れるクルマが多く出て、なかなか大変な1日でした。
それはまた次回にでも

2020年11月18日

ルノーメガーヌエステートの事故修理 実践編

フロント事故の修理を作業しているメガーヌV

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損害を受けた部品を分解して修理をしやすくします

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エアコンガスを抜きます。結構な勢いでクーラーコンデンサーがひん曲がっていますが、ガスは抜けることなくシステム内に留まっています

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クーラーコンデンサーを外して、大きいのはラジエター、下側のはターボ用のインタークーラーです

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続いて冷却水を排出

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コアサポートまで一通り外しました。

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この速いクルマの仕組みを見ることができますね。
ぎっしりつまっています

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フェンダーを外します。ライナーを外さないと中にあるボルトとナットを外す事ができません

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作業の妨げになるので、後からフェンダーライナーも外します。

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その前に車体の寸法の狂いを確認したいです
トラムトラッキングゲージと呼ばれる道具で寸法を測るのですが....

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特に問題になるような狂いはここには見えません。
しかし

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このクルマは左右が全く対称な場所がなく
車両の寸法データの無いこのような車種にはあまり高価が無いのです

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どうにかそれっぽいところから測りますが

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左右の違いがあって、ちょっとした引き作業が必要なようです

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目見当も一つのアイテムとなります

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簡単な修正なので、修正機など仰々しい装置は使用しません

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クランプでつかんで、軽く引きます。
ちなみに引き作業で一番重要なのは引きより固定だったりします。
ぐいぐい引いて引き出します

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エンドを代えて反対側も引きます。こちらの方が入力が強いようなので、特に強く引きます

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もはやここから先は寸法のデータが無いので現物合わせ、つまり仮組みを繰り返して調整します

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ところがここから苦労するのが部品です。
続きはまたこんど
posted by admin at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ルノーメガーヌ

秋の風物詩

先日の14日の土曜に府中、大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)の酉の市に行ってきました
この日は二の酉で、もう一日、三の酉まであるのですが、コロナウイルスの感染防止の為に露天商、いわゆるテキ屋さんが全く出店しておらず、異様な雰囲気での開催となりました

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参道には数多くのテキ屋さんが軒を連ねるのですが、全くいません
全く露店が出ていない参道を歩くのは僕は初めてです。
こんな広かったんだーとか思ったり何とも言えない気分です。

今年で何回行ったのか覚えていませんが23回か24回目になると思います。
こればかりは一度も欠かしたことがありませんが、今年はよく開催したなあと思いましたねえ
何しろイベントっていうイベントは完璧なまでに中止していますからね

関東三大酉の市の一つで、盛大に行われるのですが、さすがに今年は少々勝手が違うようです

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見事な提灯の枠をくぐっていくと
熊手を売る露店が現れました。ここだけは例年と変わりない様子
ここだけ人も多いです。

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大きなギャラクシアンのような熊手もたくさんあります
あ、いけね、ほんとにギャラクシアンに見えてきた

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際物なんて呼ばれますが、ここも新年を迎えるとダルマ屋さんに早変わりします。

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さてここからが大鷲神社の入り口です。尤もいつもは大國魂神社がメインでありますが

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大体、例年は夜12時くらいまでは少なくとも営業するのですが、今年は9時までです
とにかく異例づくめ

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信じられない事に神社の境内はがらんとしています。
こんな人での少ない酉の市はかつて見たことがありません。
これより先は撮影禁止なので撮りませんでしたが、やはり人出もかなり少なさそう

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今年もここ、「きむら」でお世話になります。

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毎年どんどん小さく、安くなっていくような・・・

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また1年よろしくお願いいたします。
posted by admin at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・地域

2020年11月16日

アルファロメオステルヴィオ

先日、取り外した916のシートを取りに来ていただいたのですが、それがこのクルマ

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で、でかいー。
世界的に大流行のSUV。そして世界的に大きくなる一方なのです

載せるのは

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このシート2脚。ほいほい載るのですよ

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166と同じmomo製ですね。消しゴムのアレではありません


タイヤも当然デカイ。255/45-20
これ、車体の大きさと相俟って超でかいタイヤでも、バランス良く見えるのは車体がデカイからです

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そしてまたきゃりぱーもローターも当然デカイ
エルフのキャリパーのようですが、6ポッドです
今や当たり前のように対抗ピストンのキャリパー出てくるもんなー

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リアはこれまた面白い、ダブルキャリパー
パーキングブレーキと分かれているようです
あくまでインドラムにはしないのですね

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これ、合うホイールもタイヤも1種類しかないそうです。今のところ。
それだってちょっとした軽自動車のような値段だったりしません?
あ、下世話なハナシ?

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電動バックゲートががばーっと開くと、中からビックリドッキリメカが出てきます
いや出てきません

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こんなイメージ

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色もきれいならSUVといえどもスポーツカーのよう

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これ、日本の法規対策?でっぱっていたら車検に通りませんからね
ああ、向かいよくアメ車で痛い目に遭ったなあ。
検査場で新車の時からこうでしたよ!なんて言っても全く効果なくてね(笑)

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なーんか、このマークだけ見覚えがあるなあ

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いやあ、いいものを見せていただきました
posted by admin at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ全般

2020年11月15日

ミツビシekスポーツの修理

貸し出す前に代車の簡単な修理をします。

MPIでは代々ekスポーツを使い続けています。
4速ターボ付きで高速道路もらくらく移動ですし
昔は高くてekワゴンを使っていましたが、それはあまりに遅くて往生しました
HIDライトだし抜群の使い勝手です

時が経って安くなってきたところで使っているのです

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何を整備するにも中央に鎮座しているインタークーラーがジャマです。
真っ先におっぱずします。

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このターボ付きか否かでずいぶん軽自動車は印象が変わります。
このekスポーツは販売した台数も入れると10台近く仕入れしたかもしれません
ただ、乗り心地はお世辞にも良いと言えませんが

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今回取り換えるのはサーモスタッド。エンジンをかけてからずいぶん長い時間経っても水温の青いランプが消えず、サーモの交換となったわけです。
このクルマに限らず、最近多くのクルマから水温計がなくなってしまったので、本当にサーモが悪いかは冬になってみないと判り辛いのです。

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上のハウジング共々、古いガスケットを完全に除去しないと組み付けても、冷却水が漏れてきますから
ここはしっかり丁寧に行います

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キレイにしましたら、新しいサーモを組み付けて、新しいガスケットを挟んで、アッパーカバーをしてボルトを締め付けます。
やっぱり、軽自動車はらくちんですね。

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ではおやすみなさーい
posted by admin at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産車

2020年11月14日

ポルシェ935

以前、タミヤから1/12のデカいプラモデルのポルシェ934が再販されたニュースを書いたことがありましたが
続いて935も再販される事になったようです

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これは小さい頃ラジコンもプラモもタミヤの1/12の物は、模型の最高峰に位置すると、僕の中での金字塔となっていたもので
逆立ちしようが何しようが手に入らない物の一つで、富の象徴みたいなイメージでした
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大人になった今、買うことが出来ても作ることができません。

僕が周りに公言していたのが、「作る前にまずタミヤのエプロンを買わないと作れない」
だったのですが
周りから「エプロン買ってきたら作るの?」と迫られて困ってしまったのも良い思ひ出です

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すごいデザインですねえ

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大きいスケールなので再現する部品も多くかなりリアル

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今は便利な時代で、すぐに走っている実車の動画見れちゃうからシアワセ


アルピーヌA442も観れたりします。
この頃のレースカーも個性いっぱいで本当にいいですね


結局今もあの当時の記憶が拭えぬ僕なのですよ
また買っても作らないんだろうなあ
posted by admin at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味

2020年11月13日

ルノーメガーヌエステートの事故修理

先月の末に入庫したGT220.ちょっとわき見したときに追突してしまったそうです。
事故していると言われてもピンとこない人も多いと思います。

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でもよく見るとあちこちキズがあったりずれたりしているのです

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特に入力が大きそうに見えたのは車両右側です。

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でも左側のフェンダーにも損傷は波及しています。ボンネットの後端、フェンダーとドアミラーあたり、かなりずれているのが見受けられます。

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バンパーを外してみると結構な損傷なのが判ります


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さらに分解を進めると損害の全貌が明らかになってきます

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クーラーコンデンサーもへの字に曲がっています
今回は車両保険でこの車を直していきます。

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そのためにはまず部品を割り出して見積もりを作らないといけません。
ざっくりした費用を算出して、修理内容を決めていくのです。
そんな時に便利なのはパーツリストです。

このルノーはダイアロギーズと言うのを使います。
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以前にも書いた事がありますが、ルノー車はみんなオーバルプレート呼ばれるクルマの内容がかかれたプレートがあります。
それを見ながらいろいろ打ち込んでいって車種を特定するのです

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本来オンラインで使うものなので、機能の大きな制約は受けますが、あるとないとじゃ大違いです。
しかし、こんな新しいクルマでも日本にない部品が結構あって苦労します。

続きはまた今度。

posted by admin at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ルノーメガーヌ

2020年11月12日

Crash of the tytans

タイトルは仰々しいのですが、今回はこのニュースを取り上げずにはいられません

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是非このニュースを読んでください。
やっぱりペッパーくん、機械なんですよねえ。
自動車もそうですが、機械は「条件」に基づいて動いていますから
条件さえ整えば、実に正確に継続的に作用し、間違いをおこしません。

工夫や自ら考えることもない。
それを退屈と言うのかもしれませんね

ホンダが自動運転のレベル3のレジェンドを発売するそうです


いや、エンジンなんて、機械的な動きそのものじゃんと言われればそれまでですが(笑)


でもその中に本能をくすぐる何かがあるのですよ...

2020年11月11日

メルセデスW204のドアミラーカバー交換

先日はW210のミラーを作業しましたが
今回はかなりモダンなW204
210の外し方も当時、かなりセンセーショナルでしたが、今回は全く違う方法



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ミラー内のウインカーに水が入るようなので交換します
210よりはるかに新しいのに、外し方は単なる嵌合をむりやり切り離すだけ、と言ういたって野蛮な方法

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ビスのたぐいは全くなく、嵌合を起こすだけ
なんだかロボコップの仮面をむりやり剥がしているみたい

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ロボコップと黒い素地の間はかなり強く口を閉ざしています
そこにヘラをむりくり突っ込むのです

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バチンバチン言いながら取れます。最後の「返し」が硬いですが、強引に引き抜きました

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タネも仕掛けもありません

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青いのはウインカーのカプラー。
こういった合理性のこだわりはドイツ車らしいですね 

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ロボコップを被せたら任務に就かせます
「おとといきやがれ クソヤロウ」と言ったのはロボコップじゃなかったターミネーターか

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おー、それっぽい

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しっかし、204と205よく見ますね
売れてるんだなあ
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2020年11月10日

アルファロメオスパイダーのシート交換 その2

シートはヒーター付きなので配線を作らないといけません

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何か見たことのあるコネクター。トヨタかホンダかな?

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こんなに見えにくいところにスイッチがあります

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よくよく見ると、隠れたところにリレーがあってコネクターには2極だけ
極性を見るためにバッテリーを直接つないで、スイッチのLEDの点灯を見て極性を特定します

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何気に防水コネクター使ったりして

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シートヒーターは意外に電流値が高いので配線は1.5sq

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ギリギリ入る太さ

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シートを外してカーペットを持ち上げて配線を通します。
4極のリレーを使ってヒーターの電源を駆動する目論見です

白はグランド、黄色は動力。ここで、後ろの電動オープンなどの配線周りからリレーのトリガー電源を取ろうと思って探しましたが、どうしても見つかりません

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止むを得ずフロントのヒューズボックスから引っ張る事に。
ONまたはACC電源を探します

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うまい具合に見つかって電源を取ります。
トリガーは信号なので、全く高電流は必要ありません。

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シートヒーターを動かすリレーはボッシュ...ではなく、素人さんもよく使うエーモンを使います。
ちょっとした大人の事情ってやつです。


メイン電源と作動用電源は3sqと極太。
30A対応なのでまあ、ちょとオーバークオリティですが良いしましょう

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ヒューズホルダーも、これまた大人の事情でエーモンです

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これも3sqでバッテリーから直接出して、2つのシートにわけます。


1.5sqでそれぞれのシートに行きます。

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ヒューズホルダーやコネクターをどんどん作って行きます

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ノイズの対策なども含めてメイン電源は本から2極に分けますが、マイナスはそれぞれのシートに独立して送ります

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ここにはトリムが入りますから、ジャマにならぬように配線のレイアウトを考えてリレーを取り付けます

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だんだん片付いてきました。

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 コネクターを接続して何度も合わせたシートをとりつけます

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ずいぶん、印象が変わりました。

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次は車検です。
916と言えば、お待たせ中の白916、青916
皆さまお待たせしてすいません。

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2020年11月09日

オイル交換アラカルト

MPIではリキモリのオイルを使っています。
今回はいろいろなクルマに入れるオイルを紹介

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最近値段の見直しのあったモリゲン。モリゲンと言うと日本語的な音感ですが、どうやらモリジェンと読むのが正解みたい
モリブデン ジェネレーション? 
感じとしてはあくまで僕の主観ですが、交換したときの新鮮さがかなり長く体感できる感じです
すんごい高性能

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カングーにもこのモリゲン入れましたが

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ユーザーの方はこちらの方が良いそうです。
Mos2 まっくろのヤツです。僕が一番最初に体験したオイル
今までのオイルからこれに変えただけで静かさが大変身
ベアリングの喜ぶ音がこだまする

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珍しい並行のC200のディーゼル。
すっかり日本でも定着した感のあるコモンレール式ディーゼル

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トップテック4100です。
これも高性能オイルでマルチパーパスなんです

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シトロエンDS5こちらにも

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トップテック4100。まさにマルチパーパス。
長持ちしますしね

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それから166スーパー

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これには10W-40のMos2 
Mos2は10Wか15Wです。5Wは無いんです
でもアルファには非常に良いパフォーマンスです。

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リキモリのラインナップ。
好きで使うオイルに間違いはありません


最近、扱うお店が多くなりましたね

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2020年11月07日

アルファロメオスパイダーのシート交換 その1

いろいろ作業中の916
今度はシートを取り替えます

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この純正シートからレカロのシートに代えますが、ウーザーの方がシートを触った時にエアバッグランプを点灯させてしまったとのこと。本当に消えるか最初にウオーニングを消します

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診断機を繋げて

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見てみると
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あー、入っていますねえ

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これですね
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屈強な金属のワイヤーが見えます

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事故の時に火薬がさく裂してこのシートベルトのバックルを巻き上げるのですです
もちろん、シートベルト側にも同じ仕組みがあります
エアバッグが開放するときはケガするときとイコールと思って良いと思います
エアバッグそのものでもけがする可能性があります
要は死ぬよりかはいいでしょ?と言う装置だと思ってください

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僕の小指はあろうかと言うアレスティングワイヤー

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シートから外して

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こちらの社外のシートに移植します

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シートレールも既に用意済み。もちろん車種専用シート

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ところが、そのままポン付けおは行かないのですねえ
シートの位置が低すぎて例のシートベルトバックルがセンタートンネルにぶつかり全く動きません

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何度も付けたり外したりして妥協点を探ります。結局シートレールと車体の間に10mm
シートレールとシートの間に30mmのスペーサーを入れます。

オープンカーと言う事もあり、本当はあまりスペーサーとか入れたくないのですが、動かさない訳には行かない部品なので
止むを得ません。

もはや同梱のボルト長では危険な為に手持ちの35mmのボルトを投入します
7のマークは焼き入れ強度を示す7Tのマークです。
ただ、残念な事に対面幅が12mmなんですよ。8mmのボルトなので、本来なら13mmで作りたかった

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ナマ鉄のボルトと大きく違い屈強な破断強度を持ちます

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位置が決まったら電装系のちょっとした改造です

2020年11月06日

慎重にいきまっしょい

いろいろな修理と車検で入庫していた166スーパー

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まずは全く機能しないドアロックと、下がらないときがあるパワーウインドウ
見るとドアロクが左右とも動かないので分解を進めていきます

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スピーカーを外すとなんと
ボンドで止めて..いや止めようとした形跡が

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思うに何らかの理由でドアトリムを外そうとして国産車のようにスピーカーはドア側にくっついていると判断して力一杯外してしまったか
スピーカー裏の取り付けボルトの建込ナットが共回りしてしまい、どうにもできないから、もうどうにでもなれと力一杯外してしまったか

答えは外した本人のみぞ知る....

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分解を進めているとなるほど突然パワーウインドウが下がりはするけど上がらないという事象が発生
早速テスターを持ってきてモーターのコネクターの通電状態を見ます。

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あ、ボンド... まあ、硬いコネクターではありますからねえ...
でもまだ接着してあるだけマシか

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外しました。
早速テスターを取り付けて...
と思ったら通電します。あれモーターの不良?
刺激を与えたからか、常に普通に通電する様になってしまいました

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念の為にスイッチを代えて動かすも、実に普通に動きます。

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結局、はっきりした原因は断定できず、ABIユニットの可能性も排除できず...

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かと言って割れたコネクターは放置できず部品取りのクルマから切り取ってきて挿げ替えます

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ハンダ付けしまして熱伸縮チューブで絶縁します

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これ以降、ウインドウの不具合は発生しませんでした。
この後ドアロックを交換して右は終わり

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続いて左

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こちらは既にスピーカー裏の建込ナットが両方とも外れてしまって満足に外す事すらできません

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どうにか外しました。

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ドアロックを交換します。
必ず壊れるドアロックアクチュエーター。もうフロントのロック左は国内の在庫は終売で手に入らないそうです。右は最後の1個があるそうです。困っちゃうなあ

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外れてしまった建込みナット

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ナッターで作ります

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ナットインサーター、欧州車を修理するなら手元に一つ置いておくべき工具です

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ガラスランチャンネルも外れかけていたので接着しておきましょう

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スピーカーカバーのモールも粉々なのをボンドでくっつけてあったので、これも取り替えます。
もう少し丁寧に作業すべきですよ、前任の方。工場によっては怒鳴られるか、ハンマー投げられるパターンですから

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あとボルトも、なくなっちゃったのか、1本違うのが混入していたので、リブCVのボルトに代えておきました

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でも、多くの工場において、イタリア車で壊した時の部品がリカバーできるところは少ないです
ウチにはたまたまアルファロメオの部品がいっぱいあるので対応はできますが、ショートパーツで苦労するのは知ってますので、作業者の気持ちは分からないでもありません

そもそも、壊さぬように外すのが大前提ではありますが...

posted by admin at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166

2020年11月05日

もう一度バーニートーメ

たまたまディスクユニオンでバーニートーメのブート?オフィシャル?を買ってしまいました。

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各時代のライブが入っているのです

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特に12曲目はバーニーをはじめ、ギラン時代の盟友コリンタウンズ、サクソンのナイジェルグロックラーとのパフォーマンスです

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いやあ、やっぱりかっこいい。
急に聴きたくなっちゃうんだよなあ。
しかしなんだよ、ヘビーメタルレコードってレーベル。

音源だけ聴くと、結構昔のロンドンパンクっぽいかもしれません。
この人のバックボーンは明らかにジミヘンドリックスなんですけどね

晩年のパフォーマンス


ギランでのパフォーマンスはオジーのところでプレイするのが1982年3月だから、これはその1年前のパフォーマンス。
ニューオリンズを聴き比べるのもいいかな
この後、バーニーは脱退して、僕のきらいなヤニックガースが加入するのですがね。
一気に興味なくなっちゃう


さらにその後1983年にエレクトリップジプシーズ名義でスタジオ盤とライブを出した後、トーメとなって、あのフィリップルイスと合流します。デフレパードに行ったフィルコリンと一緒にガールと言うバンドをやっていたあの人。のちにLAガンズに行くのかな
僕はこの頃くらいまでは熱心に追いかけていたかな?
思えばポールディアノもこのころまでは追いかけていたかな?
バトルゾーンまでね。あの人またソングライターとしてはもうひとつ才能がなかった


ジョーリンターナーみたいな画ですが、この人がフィリップルイス。
このビデオ見ているとハードロックと言うよりグラムと言うか、ヘタすりゃニューロマンティック
カジャグーグーの人みたいなベーシスト(笑)

ストラトとは思えない音。BIG MUFFかなんか使っているのかな
すさまじい音ですねえ。
徹底してハムバッカーは使わず、シングルコイルのストラト1本


うう、残念ながらこの人、ソングライターとしてはいまいち良い曲がありません。
でもジプシーズの1枚目の1曲目はぶっとんだなあ

それではまた
posted by admin at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘビーメタル

2020年11月04日

昔のクルマって

古いトヨタパブリカのマフラーハンガーが壊れて入庫しました
作業はいかにも手作りで、工場にあったものをあれこれ工夫して作りました
古いクルマはこういった汎用性にあふれていて、新品部品などどうせ手に入りにくいでしょうから
有る物だけを使ってどうにかできたりします。

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不格好ではありますがステーはLアングルを溶接して作りました。
ハンガーは大昔のシボレーインパラの部品の新品がありましたので、それを加工して使いました。
ほぼ廃材と20年前のデッドストックでどうにかまとまりました

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昭和42年の型、僕と同じ年。完全なる現役のクルマです。
僕も現役ではありますが(笑)
所沢58ナンバーすら珍しくなってきました。

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納車先で代車のエブリィと撮りますと
サイズ感が変わりません。

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空冷エンジンが走って来ると、バイクかと思うような音なのでした〜
posted by admin at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧車

2020年11月03日

Beat the malfunction

そして数日前、めでたく部品が運ばれてきました
ウインドウレギュレーターです

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へぇ、ポーランド製品なんだ

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なんかお菓子みたいな緩衝材

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その下にはレギュレーター。さっそく作業しましょう

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午前中に引き取って5時までに返さないといけないタイトなスケジュールです

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そして、まるで追いかけてくるかのように雨が落ちてきそうな雲行き。

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ドアトリムを外していきましょう

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どうやら過去に外されたことが無いようで、外すのはものすごく硬いです。

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バチバチ 力技で外します

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クリップ部分にフェルトを挟むのはギシギシ音の防止の為と思います。
これはずーっと昔から行われた有効な防音方法です

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比較的見破りやすいところにボルトが仕込んであります

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リフレクターですね

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ドアミラーカバーも外します

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ボルトはグリップの下だけじゃなくて、インサイドハンドルの下にもあります

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トリムを外しました。

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外したことが無いのにひん曲がっているトリムクリップ。イタリアンな感じが良いですよ〜

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アルファロメオでもおなじみウオータープルーフシールはカッターで丁寧に切ってはがします

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シールの下にシール。これもイタリア車あるあるですね。ちなみにフェラーリもガンディーニデザインのギブリやQPもこれでした

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もうこんなものが見えます。元凶はこれだったのです。

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モーターの線もなかなか太いです

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この狭いサービスホールから大きなレギュレーターを出し入れします。

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ワイヤーが切れた古いレギュレーター

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破れてしまったら強力ガムテープでパッチワーク

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糊付されていたところのちょっと下にブチルテープを貼って糊を補強します
ところで、なんでELDORADOとは、なんでそんな事を
ニックネームがエルドラド? エルドラドから来たのか、行ってほしいのか(笑)

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各種コネクターを繋いで、リンクロッドを繋いでトリムを嵌めます
各種ボルトを入れます。長いのや短いのがあるのでよく見て入れます。
尤も外した時に良く確認しておけば造作もない事ですが

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ウッドパネルなども嵌めたら
出来上がり

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8月から続いた修理と車検にようやっとピリオドが打てました

2020年11月02日

Invasion of malfunction

遡る事約1カ月前
ようやく車検にこぎつけたクアトロポルテ


しかし、ゾンビ映画のごとく、直ったと思ったら新たなトラブルが出て次々トラブルが現れます
これを僕らは 次々攻撃 と呼んでいます

今回の場合はコンビネーションな不調で、白内障を直す為にライトを外したら警告灯がつきっぱなしになったのですが
車検の予備検査では、苦労の甲斐もあって大変優秀な明るさを取り戻しました

もはや怖い物無しで挑む車検の入り口、灯火類検査の際にドアガラスにフィルムが貼られていないか、確認するためにドアガラスの開け閉めをした際に、なんとパワーウインドウレギュレーターが壊れて全く動かなくなってしまったのです

とりあえず検査にはパスしましたが、納車をどうするか...

インタースペアーズに発注すると、なんと! 国内在庫が無いと!!
早くて3週間との情報付き

うぅ、なんてことだ 窓を開けっぱなしで納車? ビニールを貼って納車?
いやどちらもあり得ない

ところがわずかに下がった状態で止まっていたので、ラッキーな事にガラスを上まで手で引き上げるてパワーウインドウを上まで上がるようおまじないをしたら そこでしっかり止まりました。
これでとりあえず納車ができました
すごいぞ、おまじない
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さて
部品の行方はと言いますと
インタースペアーズに聞くと、通常のバックオーダーかアージェントオーダーがあって
アージェントオーダーを選べば、洋上在庫の優先権を得ることが出来る代わりに、割引率が減る、もしくは無くなるというスタイル。通常であれば一定の割引率はもらえる代わりにいつ来るか分からないという仕組み

今回は多少の利益などは捨てて、時間を優先しました。

その後マセラティ杉並に電話しまして、輸入のスケジュールを聞いてもらったら、まだイタリアを出発すらしていないそうでした。

ちなみに似たようなことがジャガーでも起こりまして
JLR川越に相談したら、こちらは普通にエア便で送られるそうです。
しかも到着日のエスティメイトすらあって驚きです

さらに驚くのはアージェントの上があるようで、エマージェンシーとでも言うようなスケジュールの物流もあるそうです

まあ、こんな時代ですからUPSやフェデックスにカネさえ払えば、とんでもない速さで届く便があるのは経験済みです
木曜の夜に発注して月曜日に手元にあったアメリカから来た部品がありましたね。
木曜の夜は、アメリカでは木曜の始まりですから早い早い

早ーくこいこいレギュレーター♪

2020年11月01日

JAワンダーランド

先日納引きがらみで群馬県に行った際に、地元の人に教えてもらって行ったJAの施設。
さすが地方のJA、次元の違う規模におったまげました
地方への納引きはこれがあるからやめられない。直売好きには堪えられない施設です

場所は前橋、JA花木流通センターにある新鮮ぐんま みのり館です。

ここは一大JA帝国で、スゴイ規模です。
近くには巨大なJAのビルもあり、すべての機能がここに集約された感じ。


このJAビルがランドマークで他の何の建物より立派です。
県庁かと思ったくらい。

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ここを国道方面から来ると左折。まっすぐ行くと一見、突き当りみたいです
いかにも入ってはいけなさそうな感じですが、特に問題ないようです
ここまでしかストリートビューでは画像がないので、ここを左折しますが、この一見、入ってはいけなさそうなところを直進して次の角を右に曲がってもいけます。

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左折して、通り越して建物を俯瞰してみた感じ。

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花木流通センターと言うだけあって相当な数の植木、果樹、鉢植え花、用土用品などがあります。

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庭を造る人には本当に良いのではないでしょうか?
意外に売っていない大きい植木鉢などを探している人など足を運んでみるのも良いと思います。

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お目当ての場所が見えてきました

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後を振り向くとこんな感じ。このような建物が写真以外にもいっぱいあります。。

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北の方らしく、入り口は2か所のドアをくぐって入ります。

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いきなり金魚やめだかがお出迎え 埼玉県の北の方は金魚の産地だったように思います。

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途方もない売り場面積です。

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中の売り場は以下のよう
よくよく見るとちょっと違うような気がしないでもないですが

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そしてかなり安い。
行ったのは10日くらい前なので、今とは若干の差がありますが

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新ショウガ1kg1000円でした。これは2kgちかく入っているのでしょう

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白菜。

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250円で僕の頭の大きさ以上あります。

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まだこの頃は結構 大根高かったのです。スーパーで1/2で198円とかで

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ご覧の通り完売していました。

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青森県産なら1個298円とかするのに、これだけ入って450円です。
ペペロンチーノが好きな方向け

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こんにゃく一袋700g入っています。250円。斬鉄剣では切れませんが包丁で切ればでんがくに良いですね。

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じゃがいもは5個くらい入っていました。玉ねぎも4個くらい入っていたかな
これはかなり安いですよ

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いやー、ワンダーランドでしたよ。
園芸用品も見たかったら朝から来るようです(笑)
ちなみにコロナ対策の関係で確か、営業時間が午後4時までだったような?
お出かけの際はご確認の上どうぞ

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2000円ですって

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そして高崎インターと通り越して間もなく名物「峠の釜めし」の販売店が出てきます。
夜ごはんはこれでキマリ

販売店としては最も東にあると思います。
売り切れ必死なので予約して買うと良いですよ。

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さていっぱい遊んだ仕事した後は帰って釜めしを食べましょう。
1時間くらいで、入間インターです。

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