2020年10月31日

プジョー306

性懲りもなくまたまた306を手に入れてしまいました。

RIMG2522.JPG

中期スタイルの18003ドアハッチ、57000km。S16でないところがミソ。
ライトや塗装の焼けもなく、まあ小傷はありますが物は悪くありません

RIMG2523.JPG


なぜS16でないかって言うと、意外にS16とかでマトモなものだと結構値が張ります。

RIMG2526.JPG


仕入れを安くして他にお金をかけけましょうと言う戦略
S16ではないので5速


RIMG2527.JPG


まず、ホイールを何とかしたいですねえ。ガン鉄ホイールのままと言うのは....
たまたま17インチのテクマグが手に入ったのでタイヤを手配。
205/40-17なんてなかなかなくて....

RIMG2528.JPG


7Jに205だから少しひっぱり気味。いいでしょう?

RIMG2529.JPG


早速取り付けてみると

RIMG2530.JPG


206用のホイールなので、オフセットが合わず、FRにFFのホイールハメてるみたいです。

RIMG2532.JPG


だからリアタイヤの隙間は5mmくらいしかないです


RIMG2954.JPG


そこでアナタ、この手の大御所H&Rのワイドスペーサー。

RIMG2574.JPG


どどんと怒涛の35mmワイド

RIMG2576.JPG


ついでに長ボルト!
あ、しまった16本も頼んじゃった。フロントはいらないのに

RIMG2577.JPG


ソリッドディスクも

RIMG2952.JPG


なんだかすごいぞ。

RIMG2953.JPG

がっぱり横に出します。

RIMG2957.JPG

誇らしげなH&Rのロゴ付き

RIMG2959.JPG


なっがいボルト。

RIMG2960.JPG


もう少し出してもいいくらい??

RIMG2961.JPG


まあ、こんなものでしょ?

RIMG2962.JPG


ただ。強烈に腰高な感じですね

RIMG2964.JPG

RIMG2967.JPG


なにせこんなに開いちゃってます。

RIMG2968.JPG


はい、なので今ローサスを手配中です。シャコタン大国ドイツからです
posted by admin at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | プジョー

2020年10月29日

ポルシェ934

当時イエーガーマイスターなんて何か知らない子供時代タミヤの934は憧れでした
巨大な箱の1/12のプラモはおろか、ラジコンにいたっては到底 手の届かない代物でした。

タミヤは定期的にプラモデルを再販するので、今ならどうにか買えそうです
12055_1.jpg
しかし今見てもかっこいいですねえ

12055_ct1.jpg

ポルシェ934については↓を参照してください

走る934はこちら。かっこいいー
Kジェトロの燃料方式かな? 猛烈なアフターファイア


ところで、その934のラジコンが全盛の頃、土曜の夜中、4チャンネルで夜11時から超人ハルク、そして12時から白バイ野郎ジョン&パンチが放映されていました。懐かしい〜


その通称ジョンパンにメタリカのベーシスト、ロバートトゥルージロが18歳の時に出演していたそうです。

114284.jpg

ひえー、若い〜
今のロバート

EGuex3DUYAAAqGi.jpg

記事の詳しい内容は


ホントに18歳??






posted by admin at 23:17| Comment(3) | TrackBack(0) | ポルシェ

2020年10月28日

アルファロメオスパイダーの塗装

先日から作業中の916スパイダー。
まずトランクから塗装します。
トランクは退色と言うか、どこか(PDIも含む)で作業したクリアーのボカシ目(パネルの中だけで部分的に塗装した跡が経年と共に露出してしまう事。業界のお約束では、部分補修は濃い色では御法度。パネル全部をクリアーで覆わなければならない)がひどく、再塗装をすることに

RIMG2646.JPG

ソリッドの黒は色ではなく、無彩色なのですが、それでもひとくくりにクロとするわけにもいかないのです。
画像で色の違いのうんぬんを議論するのはノーサンキューですが(笑) デジカメでもわかる色の違い、つまり色差です
明らかに3色違うのが判ります。

RIMG2621.JPG

真ん中は明らかに黒くないのです。黒い塗装をより黒くすることは不可能で、黒くないという理由だけで却下です。

RIMG2622.JPG

続いて残ったのは黒と青赤な感じの2色

RIMG2624.JPG

単色で見ると、こちらは赤青味が足らないような

RIMG2641.JPG

こちらの方が近いか? 今回はこちらで塗装します。

RIMG2642.JPG

脱脂して塗装します。

RIMG2651.JPG

黒を塗装したところ。全部は塗装しません。黒とはいえ隣接する他のパネルとの兼ね合いもあるので
必要なところだけ塗装します。

RIMG2682.JPG

今回は表面がより硬いVOCエクストラクリアーです。
大変に性能が良く光沢も強いです

RIMG2681.JPG

が、塗料が固くなかなか吹きにくい。でも、環境問題から今後VOCやハイソリッド(HS)のシリーズが主で、ミディアムソリッド(MS)は駆逐される可能性があるのでどちらも使います。

RIMG2676.JPG

強力なつやです。

RIMG2692.JPG

隣接するパネルとのクリアー肌を合わせるように肌調整したら出来上がり。
性能の良いクリアーですが、硬い分、磨くのもしんどいのです。

RIMG2755.JPG

ところで、916のトランクオーナメント。166と同じようにオーナメントをくるりと回したら、鍵穴が見える仕組みなのですが、取り付け方法が全く違います。
166は特殊なボルトで、規定トルクで回すところが折れる変わった仕組みですが、このクルマはなんと挟んであるだけなのです。

RIMG2559.JPG

本体とずらしたプレートがクサビ状に回転しながら嵌って、取れなくなる仕組みです。
平らなところにローレットがあってそこを押したり、引いたりして半回転させてプレートを取り外すのです。

RIMG2560.JPG

これはわからなかったなあ。

2020年10月27日

10月最後の火曜は新車の香り

8月の末にオーダーしたN-Vanが納車されました。
新車ですよ新車。
ホンダカーズ東京の業販の筒井さんが持ってきてくれました

RIMG2869.JPG

ホンダN-van+スタイルファンホンダセンシング
以前ならホンダアクティバンだけで終わるのに長いネーミング

RIMG2871.JPG

もはやバンの領域を飛び出して、マルチパーパスなクルマです
ええ、値段もバンの領域から飛び出していますが

また、特徴的なピラーレスの左サイドは開口部も相俟って広い広い

RIMG2897.JPG

フロントドアなんて90度開いちゃう感じ。隣のクルマを殺めてしまいそうです
スライドドアはピラーの役目もしていますから、壁に擦り付けたりしたら、修理は殆ど絶望的で交換になります。
ホンダだから部品はそれほど高くないかもしれませんが、この3コートパール塗装は恐怖ですねえ

そして最初の印象はまず、デカイ

RIMG2873.JPG

とても軽自動車には見えまないリアビュー

中は至ってシンプル
目隠しのグロメットの下にはたぶん6mmのナットが仕込んであるのでしょう

RIMG2884.JPG

バンですからリアシートはちゃっちい。

RIMG2885.JPG

エンジンはNAです
Honda Earth Dreamなんて書いてあります。

RIMG2889.JPG

ホンダドリームと言えば

2730802.jpg

このメーカーはドリームって言葉好きですね。何か理由があるんでしょうか?

そして今回特筆すべきはこれ

RIMG2877.JPG

なんと6速マニュアル。快適特急仕様。
しかも4駆!! すっげー

RIMG2887.JPG

そいてさらに、サプライズは...
ナビパッケージ...
のナビ抜き。
こういうのレスオプションって言って、わざと最初から付けないのですよ。
後から自分の好みのオーディオを付けるのです。
ナビパッケージのナビ抜きって、牛丼の牛抜きみたいな、ご飯とネギと汁しかない牛丼みたい

RIMG2888.JPG

でもこのクルマ、ナビパッケージを選択しないと、商用車のような1DINのオーディオになるだけではなくて
DINサイズのオーディオがそのまま付けられなくなる仕組みだそうですよ

いやあ、遊び後心満載でいいですな
お買い上げありがとうございました。
posted by admin at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産車

2020年10月25日

バンパー修理に新素材

バンパー修理中の916スパイダー

バンパーも分解し終わって穴埋め作業です

RIMG2501.JPG

裏側にFRPテープを貼って強度を確保して、プラスチックのエポキシ系充填剤を詰めます。
気温の高さもありますが2分くらいで硬化します。

RIMG2504.JPG

でもまだまだ高さが足らないので何かしらの追加充填剤を足します

RIMG2507.JPG

今回使うのはこれ。Bondicです。
なにしろうたい文句は4秒で硬化ですから。しかもヤセなし、はがれ無し、上から追加充填可能と実に高性能
実は僕はこれ、ずいぶん前にYouTubeのコマーシャルかなんかで見たんです。これ見られた方も多いんじゃないでしょうか?
でも、スパムみたいだしあまりに良い事づくめで怪しいしと、買おうか迷ったのですがやめたのです。

ところが日産部品販売が販売していたのを知って早速取り寄せたのです。さてその効果の程はいかがでしょう?
やっと実践するときが参りました。

RIMG2508.JPG

↑の画像で上側がUVを出すLEDで下側が主剤のデザイン
主剤を充填して

RIMG2509.JPG

UVを照射すると・・・

RIMG2511.JPG

確かに4秒くらいで硬化します。何とも言えないニオイもします
歯医者が揮発したような事をCMで見ましたが、確かにこんなやつ使っていたような
ちょっとわかりづらいのですが、よく見ると硬化するとわずかにつやが無くなり透明じゃなくなります。

RIMG2512.JPG

足りないところに後から足して

RIMG2514.JPG

再び照射

RIMG2513.JPG

逆に出っ張ったところを軽く研磨します。研磨性は悪くなく充填性能も良いかんじ。

RIMG2515.JPG


ただ、それ名入りに高価なので、がっつり使うのができないのがたまにキズ。これはかなり使えますよ。
あとは密着性能がいかがかと言うところかな
欠けてしまったライトの補強などには悪くないでしょう。
欠損した部分の再生まではさすがに無理かなあ?
難なく塗装も可能です。
沸きやピンホールもなく性能は良いです。



RIMG2517.JPG

軽く1度ポリパテを付けてサフェーサーでOKです。

RIMG2519.JPG


あとは塗装待ち

RIMG2649.JPG

他に傷やヒビがあったのでそこも修理。

RIMG2650.JPG

次はトランク直します

2020年10月24日

アルファロメオ916スパイダーの修理

はるばる静岡からご依頼いただいたスパイダー
何を作業するかと言いますと、フロントバンパー修理と、トランクの塗装と、シートの取り換え、車検と盛りだくさん
まずはフロントバンパーを修理

RIMG2457.JPG

どーしても「これ」が許せないみたいです。
通称「ネオコン」なんて言いますネオンコントロールポール
キライな人多いですね。先日修理したW210のメルセデスのフロントバンパーも無くした跡がありました。

RIMG2457-1.jpg

しかしこの916、フェンダーがちっさ

RIMG2460.JPG

ちょうど同時期に作業していたフェラーリ456にどこか似ています。
どでかいフードに超小さいフェンダー

RIMG2450.JPG
で、バンパーはそのネオコンのすぐ脇にある8mmのヘックスのぶっといボルトを左右抜くのと、

RIMG2482.JPG


バンパー脇にあるボルトを抜くとはずれます。意外にシンプル

RIMG2484.JPG

大変に重いバンパーコンプリート。見るからにたくさん部品が付いています。
片っ端から外していきます。

RIMG2485.JPG

ボルトやクリッププレートで止まっています。今の軽くして燃費をよくする考えとは無縁です
下側はブラインドリベットで止めてあります。

RIMG2487.JPG

金属のクリッププレートは引きはがすのみです。これがまた大変でありまして

RIMG2491.JPG


リーンフォースや網が外れてきました

RIMG2495.JPG


ひっくり返してフォグランプを外します。フォグは飾りのベゼルを軽くこじって外します

RIMG2498.JPG

右から外した順においてあります。近世稀に見る量の子部品です。

RIMG2499.JPG

これをふさぎます。まだまだ遠い道を歩き始めたところです

RIMG2500.JPG


この続きはまた次回

2020年10月23日

成約御礼 メルセデスベンツC180 AMG SPパッケージプラス

成約をいただきました。うれしいですねえ。
W204後期のAMGスポーツパッケージプラス

RIMG2694.JPG

すでにW205が出ていますが、メルセデスのCクラスは出てくるたびに高級車感満載になって
もはや昔のW202のCクラスのイメージは全くありません

しかし自動車の王様メルセデスの造るクルマでけあって素晴らしいです。
セダンのお手本的なクルマです。

RIMG2685.JPG

しかもスタイリッシュでゴージャス。
自動車のステイタスもすごく上級です

RIMG2699.JPG

赤いステッチがさらに高級感を増強します。

RIMG2700.JPG

大変にきれいなクルマを入手できました。これも特筆すべき点です。

RIMG2701.JPG

僕はあまり詳しい事は知らないのですが、W204CクラスはC180の他、200、280などあるのですが、基本的にエンジンは同じ直4のようです。しかし出力はまるで違い180と280の差は50馬力くらいあるそうで

RIMG2705.JPG

どんだけ鈍重かと思っていたら、C180 かなり俊敏に走ります。
ターボの制御技術が進化して、低排気量でも1500kgを上回る車体を実にストレスなく引っ張ります

あれ、また性懲りのない場所にエンジンECUがくっついてますね

RIMG2707.JPG

マー、ターボとは反対側だからいっか

RIMG2708.JPG

お買い上げありがとうございました。
posted by admin at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | メルセデス

2020年10月21日

追悼ザ・ロードウオーリアーズ

先日お客さんでもあり友人のIちゃんから電話で聞きました。


D.jpg

ザ・ロードウオーリアーズ/リージョンオブドゥームで活躍したアニマルウオーリアーが9月にお亡くなりになったそうです。享年60歳。
死因は明らかにされていないそうです。

F.jpg

若くして亡くなったホークウオーリアーとあちらの世界で再びタッグを組んでいる事でしょう。

dad9f54c-4980-49f8-ad00-857c88f48130.jpg

この人らのギミックは当時、実にセンセーショナルで好きでした。
特に初来日興行は実に素晴らしいものでした。

cf2adbc264738f0a74191b7db6ec30f2.jpg

ハマさん、飛んでます。
あまりに強くて、実は5分以上戦えないとかグランドは全くできないとか言われたものでした。
実際その通りだったみたいですが...


でもこのお二人、リングではヒールですが、プライベートでは実にいいひとらで、ポールエラリングが当時それを隠すのが大変だったなんて逸話も何かで読んだ記憶があります。

とはいえ、あの登場シーン。しびれます


昔、本気で僕が結婚式でやりたかったのは

披露宴の時に、ドアがばーんと開いて、ブラックサバスのアイアンマンを流しながら
新郎新婦が走って入場する。

そしてひな壇の上に飛び乗って、夫婦そろって両手を上げる。
そして、そばにある花束で参列者をぶんなぐる

お嫁さんは全く違うタイプの人なので叶いませんでしたが、それぐらい影響を受けました。

またまたレジェンドが亡くなってしまいましたね。合掌。

posted by admin at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | プロレス

2020年10月20日

ヌヴォラの補修 その3

本体は塗装し終わって、磨いている間に僕がバンパーを塗ります。
サフェーサーを研磨し終わっているバンパーは石のよう

RIMG2311.JPG


静電気の防止と脱脂を兼ねた専用のクリーナーで塗装面をクリーニングします

RIMG2308.JPG


しっかりクリーナーを含ませたウエスとふき取り用の乾いたウエス2枚で回ります。

RIMG2309.JPG


ソリッドの塗装はJet4000です。
メタリック/パール用のガンとソリッドカラー用のスプレーガンは使い分ける鉄則があります。
ソリッドのガンとメタリックのガンを供用すると、濃い色(黒、紺、深緑)などのソリッドカラーを吹くときに必ずメタリックが混じります。
黒い塗装面によく見るとメタリックが入っていた日には...

RIMG2310.JPG


なんだかポリバケツカラー。

RIMG2314.JPG


続いてパールカラーを塗装します。

RIMG2320.JPG


すごい色。

RIMG2322.JPG


こちらはJet5000

RIMG2325.JPG


乾いてしっとりとした塗装面にパールを吹きます。

RIMG2324.JPG


うわー、それっぽい。

RIMG2329.JPG


そしてクリアーを入れると

RIMG2347.JPG

はい出来上がり。65℃で20分焼きました

RIMG2348.JPG


バンパーを待つ車体に取り付けます。

RIMG2349.JPG


いやあ、良い感じ。

RIMG2351.JPG


バンパーの色の変わり方を見てみると

RIMG2353.JPG


陰になるところの変色具合わかります。?

RIMG2359.JPG


青い所は決して塗ってないわけではなく、パールのが寝て反射が変わり、濃い青色が出ているのです。

RIMG2361.JPG


組み付けて最終検査を終えて納車に向かう道すがら撮りました
あいにくの雨模様

RIMG2399.JPG


いやあ、どうしても写らない色味が残念です

RIMG2402.JPG


あー、僕はやっぱり166が好き。ごはんのおかわりできちゃう

RIMG2403.JPG


しかし、なんだかブレーキを踏む足になんだか不穏な振動が....
う、うーん、これは....
壊れウイルスがこんなところにも

RIMG2405.JPG

posted by admin at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166

2020年10月19日

フェラーリV12の発電

先日出かけた時に一時的にバッテリーの警告灯が出たようだとの訴えがありまして、点検の為にお預かり

RIMG2449.JPG

エンジンルーム内にバッテリーがあります

RIMG2452.JPG


エンジンをかけて電流量を測ります。
マイナス表示なのは出て行っている つまり消費している電流量。

RIMG2455.JPG

一方、もう一つの太い配線の電流を測ると、こちらはオルタネーターから来た充電電流。
少し放電量より低いのは写真を撮る際のピークの違いですから、おおむね同じか少し上くらいと思ってください。

RIMG2456.JPG

続いて専用のチェッカーでバッテリーの元気度やオルタネーターの発電を見ます。

RIMG2464.JPG


バッテリータイプVRLA〜ENと選び

RIMG2468.JPG


CCA(コールドクランキングアンペア)値をバッテリーの表示基づいて入力します。

RIMG2467.JPG

テストボタンを押すと

RIMG2469.JPG


いいですね。まあ、交換して日が浅いですから当然ですが

続いてオルタネーターテストです。

RIMG2474.JPG

電装品のスイッチが切れている事を確認しエンジンを始動します。

RIMG2473.JPG

大変に良い結果です。

RIMG2470.JPG


続いて負荷をかけた状態での発電量を検査します。

RIMG2476.JPG


ライトやエアコンなどノスイッチを入れます

RIMG2471.JPG

このリップルが出ないと、オルタネーターの故障を意味します。

RIMG2477.JPG


全く問題ありません。

RIMG2472.JPG

 しかし、モニターに一瞬でも充電不良のアイコンが出たという事は、きっとなにかしらのノイズがあったのではないかと
警戒してしいます。
症状が出ないと勝手に作業はできませんがね

posted by admin at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | フェラーリ

2020年10月18日

消防署の方から来ました

先日ついにあの方々がいらしてしまいました。しまいましたってことはないのですが、この忙しい中での登場ですから、それなりに...あれです

その方々とは、ズバリ  

消防署の方々です

RIMG2432.JPG

前回から数えること丸6年。大変に久しぶりの消防の立ち入り検査です。

その4年前の記事はこちら

前回の時に買った消火器も、今では既にヴィンテージになっていました。

消火器って高いんですよ何気に。そして何より処分費用が高い
とはいえ何もない丸腰では良くないので、買って報告に行かないといけません。

RIMG2445.JPG

その6年の間(たぶん)に変わってしまったようです、消火器の管理、点検が義務付けされました。
最初の2年(蓄圧式は3年)は自分で点検し、それ以降は専門業者が点検する仕組み。
結局、買い替えの促進が目当てなような...

RIMG2446.JPG

このような決まりになったのは知りませんでした
そこで、検査に来た司令補さんに
「本所の中に、今いる皆さんが、びしっと直立で敬礼しなければいけないような偉い人が、消火器を作っている会社の人たちに夜な夜なすっげえ美味しい物ごちそうになって、このように決まったんじゃないんですか?」と言うと

「われわれは公務員ですから決してそのようなことはありません!」
とおっしゃっていました。

本当は京都での露店の爆発事故など消火器を傍らに置くようなシチュエーションが増えたそうで、このような事が新設されたそうですよ

RIMG2447.JPG

消防署の方々もそばにあった12気筒や8気筒のクルマに興味しんしんでした。
ハイオクガソリン100リッター以上入るんですよ〜、なんてことは言わずに。

RIMG2451.JPG

お帰りになる消防の方々。日夜みんなの安全の為に働いていただいてありがとうございます。

RIMG2433.JPG


意外にシンナー類の貯蔵について、ほとんどが第2石油類なので今回はそれほどでもなかったです。
でもまた消防署に報告書出しに1か月以内に行かなきゃ。


posted by admin at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月17日

ヌヴォラの補修 その2

下地を作った166ですが、早くも塗装です。
もちろん、いろいろ作業はありますが、割愛して一気に塗装編

3コートと言ってもこのヌヴォラカラーは2コートに近い3コート。
通常の3コートは中塗りの色と下塗りの色をうまく融合させて色彩を出すのですが、ヌヴォラは単純に隠蔽性を上げる為にした色を入れている感じです。

RIMG2254.JPG

だからグランドコートは全然違う色。パールカラーは僕が吹いて、グランドコートは本家に任せます。

RIMG2255.JPG

すんごい色。これをわからなくするためににごり吹きと呼ばれる方法で塗装します

RIMG2258.JPG

パール塗装はJet5000HVLP 

RIMG2260.JPG

その前に塗装ミストを処理するためにカラーレスクリアーを塗装します

RIMG2261.JPG

パールの塗料に10%程のグランドカラーを混ぜたものを塗装します。

RIMG2262.JPG

なんか変な感じでしょ? これが徐々に変わっていきます

RIMG2267.JPG

一度塗った濁りにさらにパール塗料を足してグランドカラー分を少なくなった塗料を吹き重ねます。

RIMG2270.JPG

まだ結構、グランドカラーが透けていますね

RIMG2269.JPG

さらにパール塗料を濃くして塗装します。このあたりになってくるとだいぶ判り辛くなってきました

RIMG2273.JPG

ここからはパール塗装だけになります。

RIMG2276.JPG

パールはもっと大きく塗装面を取ります。

RIMG2277.JPG

これで2ndカラーも終了。次はクリアーで閉めます。

RIMG2289.JPG

スタンドックスのMSシステム、エクスプレスプレミアムクリアーで塗装しています。

RIMG2293.JPG

2度塗り仕上げの美しいクリアーです

RIMG2294.JPG

ただMSシステムは環境的にはオールドファッションなので、そう遠くない未来、無くなるかもしれません。
世の中は常に進んでいるのです。

RIMG2300.JPG

ボディはこれで終了です

RIMG2302.JPG

72℃で25分焼いた後です。黄色の発色具合がキレイです。

RIMG2307.JPG

でも3コートは手間暇がかかるので、作業者としては敬遠したいですねえ。

posted by admin at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166

2020年10月16日

ヌヴォラカラーの補修

停まっていたところに自転車が衝突した166
自転車の事故多くなっています。皆さま保険の加入を忘れずに。
今回は加していた自転車の保険から全額支払われます。

RIMG1893.JPG

国産車と違って欧州車、特に車格の高いクルマは多くの部品が付いています。
当然分解しないと直せないのでまずは分解から

RIMG2092.JPG

ヘッドライトウオッシャや、ホースを分解。続いてフォグランプも取り外し

RIMG2104.JPG

真ん中の網を外して行きます。

RIMG2106.JPG

僕がワニ口クリップと呼んでいるかえのある金属のクリップで外れないように止まっています。
ラスペネで外しやすくしてからひっこ抜きます

RIMG2108.JPG


おびただしい数のクリップで止まっています。

RIMG2110.JPG

続いてナンバープレートホルダーを外します。これはブラインドリベットでドリルでもみます。
リベットダンディーです。関係ないか

RIMG2113.JPG

一通りバラバラになりました。

RIMG2115.JPG

キズを直すためにサンダーで塗装膜を研磨しました。

バンパーは既に補修された跡がありまして、キズを消すと言うより不良な部分をやり直す感じに近いです。
キズは甘く見ると塗装完成後に跡がぼんやり見えてきますから徹底した排除が必要です。
特に補修された過去を持つバンパーはことさらです

RIMG2184.JPG


また、3コートパールはたくさん塗料を使いますからフェザーエッジもにぎやかです。
一番下は緑色っぽい鈑金パテ、続いて黄色っぽいのがポリエステルパテ(鈑金パテもポリエステルのパテですが、ここでは区別するためにそう言います)グレーのはサフェーサー、白いのはグランドコート、青いのはパールコート
これが何層も見られますから、補修は1度ではないようです。

RIMG2187.JPG


サフェーサーは結局全部に及びました。

RIMG2207.JPG


これだけがっちり入れておけば安心でしょう。柔軟剤も入れていますので、ヒビの心配も軽減されています

RIMG2209.JPG


一方車体。バンパーの修理になぜ車体?と思うでしょ?このヌヴォラと言う色は特殊過ぎてバンパーのキズ直しはバンパーの塗装だけでは終わらず、隣接するパネルにも同じ塗料を使って塗装します。

RIMG2205.JPG


そのために塗装するパネルの飛び石キズなども先に修理します

RIMG2206.JPG


キズを直した場所にサフェーサーを塗装します。

RIMG2210.JPG


サフェーサーを塗装する前に金属素地が露出したところに予めプライマーを塗装します。
スタンドックスのフィラーと呼ばれるサフェーサー商品群は金属素地に直接塗装できないので、一度このプライマーを入れて密着性を確保します。

RIMG2211.JPG

RIMG2212.JPG

ほんの少し色が変わっているところがプライマーの入っているところです。
プライマーは上塗り塗料ではないので、入れてておけば良いのでこれだけで十分です。

RIMG2214.JPG


次回は塗装編かな
続きを読む
posted by admin at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

2020年10月14日

謎のウイルス?

先日塗装も終えて最終テストまで来たメルセデス

RIMG2281.JPG

大変にキレイになってユーザーの方もきっと今まで以上に大事にしてくれるでしょう
と、外した灯火類を確認すると、なんとフォグランプが点灯しません。
しかも左右。バルブ切れのワケなく、コネクターの挿しくさしのワケもなく
すると、メーターのディスプレイにはこんな警告が

RIMG2182.JPG

えーーーっ??
これ、マセラティと同じ時期です。何かの壊れウイルスなのでしょうか??

ものすごく心に負荷がかかります。
なんでなんでと調べると、どうもライトのコントロールモジュールがいけない事がうっすらわかってきました。作業中に壊れてしまったようです。
作業中に壊れるのは原因を特定するのにまず、自分の作業を辿ったり、調べたりするので、普通に修理するより遠回りする場合が多いです。

今回も夜なべしましたが、工場内でクルマを入れ替える時に、バックランプが点灯していない所から、コントロールユニットを疑いだしました。
すると、ヘッドライトスイッチはこのつまみだけですが、その奥に大きなコントロールユニットが有ることが判りました。
ほぼ間違いなくそれだろうと翌日から分解スタート

RIMG2188.JPG

サイドブレーキリリースワイヤーを外します。

RIMG2190.JPG

その下の隠れているビスを外します。

RIMG2191.JPG

ウッドパネルの下にも隠しビルがあります。

RIMG2192.JPG

フェイスパネルを外します。フェイスパネルにはライトエイミングのダイヤルがありますので、それも外しておきます

RIMG2194.JPG

フェイスパネルはライトコントロールユニットと嵌合していますのでライトは割とボルト類の本数が少ないです。

RIMG2195.JPG

コネクターは大きいのが2つ小さいのが2つ入っています。

RIMG2197.JPG

外れました。

RIMG2199.JPG

こんなにデカイのが隠れていました。

RIMG2226.JPG

このタイミングで壊れるとは人騒がさな!
と思ったら、ユーザーの方がたまにウオーニングが点灯することがあったそうです。

しかしこれもまた更なる続きがあって
なんと交換した中古のスイッチも不良品で、再度入庫してまた違う中古品と取り換えたのでした。
このところ故障地獄。
おんなじこと、何度も繰り返したら儲かりませんな。中古部品業者は良く確認してもらいたいものです。
ちなみに、ドアミラーも不良品でした。
中古品もクルマと同じく年数を重ねますから、壊れそうなところは皆、壊れているのですよ。
この、ライトスイッチ、新品は国内欠品してますの、ざんね〜ん
posted by admin at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | メルセデス

2020年10月13日

マセラティの行方

ヘッドライトを清掃して白内障を一掃したMPIでしたが、ライトを点灯させて問題が無いか点検します

RIMG2180-1.jpg

全てのライトは点灯し、問題なし!
と思ったら

RIMG2236.JPG

なんと警告灯が点灯。しかもレベライザーが全く反応しません。右も左も。

ああ、なんてこった。翌日の金曜日は車検が控えているのに。

組み間違いが頭をよぎります。
取り急ぎ点検します。
しかし、それほど難しい配線ではなく、コネクターを挿し忘れたり、組み間違いしたりはしていませんでした。
続いてコネクターのチェックやヒューズを当たります。
もちろん、全く問題なし。
はて、困りました。何故か動かない。

夜もかなり遅い時間になってきました。
そこで、ネットで検索すると、海外のフォーラムで出てきました。
この手の話はまず、国内のサイトには出てきませんね

見ればボディショップに修理に出したらそのような結果になって戻ってきたと
今まで付いていたライトに戻してみるも状況に変化なく、困っているというスレッドスターター

それに対して、ディーラーに行ってエラーコードを消してRelearningさせればOK。5分で直ると書いてありました

つまり、どうやらこのクルマはクルマから長く離してしまうと、この部品が自分の物か認識できなくなってしまうのです。
CAN信号は絶えずクルマの中を巡回してCAN信号を認識できる物で構成されていないと故障情報をドライバーに出すわけです

翌日の車検をキャンセルして、かねてより予約していたコーティング屋さんのトータルリペア輝々の作業を優先することにしました

RIMG2224-1.jpg

月曜日にはぴっかぴかになって帰ってきました。

彼のHPはこちらhttps://totalrepair-kiki.com/
磨き、ディテーリング関係が好きな方はどうぞ。なかなか研究熱心な社長さんが居ます

RIMG2225.JPG

さらに明けて火曜日、僕は所沢IC近くのコーギーズに居ました。
ウチの診断機では歯が立たず、困ったときの何とか頼みです。
神さま〜 神さま〜。あんだい〜? あんた神さま?とんでもねえ、あたしゃ神さまだよ

RIMG2247.JPG

ここんちの診断機は素晴らしい。今はこのAutelをメインに使っているそうです。
ウチもそろそろ買い替えかなあ? 新しいフェラーリとかのF1のクラッチ交換はできないそうです。
いや、ウチは新しくなくても、360でもクラッチ交換しないしなー

RIMG2240.JPG

どんどん進めていくとそれっぽいのがありました。
バッテリー上がりとかやると結構、いろいろなログが入ってしまいます。

RIMG2245.JPG

ありました。ライトモーターのエラーコードです。

RIMG2246.JPG

全部いっぺんに消しこんでいきますと
なんとエラーコードを消すだけで何事も無かったようにレベライザーが動き出し、ウオーニングも発生しなくなりました。

RIMG2248.JPG

やったぜ、今度こそ車検にいける。
Iちゃんお待たせしました〜
ライトの光軸調整の為にフェンダーライナーは外してあります

RIMG2250.JPG


しかし、しかしですよ。まだまだ続きがあるのです。
なーかなか許してくれないのですよ、チョイ古イタリア車は。
それは解決までの時間がかかるので、また今度...
posted by admin at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マセラティ

2020年10月12日

マセラティのライト修理

さて、ヘッドライトを取り外して作業中のクアトロポルテ
分解して清掃します。

RIMG2138.JPG

ヘッドライトを外すと魂が抜かれたみたいW

RIMG2139.JPG

先のブログにも書きましたが、今回はポジションランプに抵抗を入れます

RIMG2146.JPG

ハンダ付けして、スリーブを入れます。

RIMG2148.JPG

ライトの中身を分解していきます

RIMG2149.JPG

中身が取れました。

RIMG2150.JPG

解りやすいようにレンズの真ん中を指でこすりました
こんなに汚れているのですね。
なんか白内障を起こしているようです

RIMG2152.JPG

軽く拭いたところ。

RIMG2153.JPG

ここまでキレイになります。これなら光量もばっちりでしょ?

RIMG2158.JPG

フォグもキレイにします。

RIMG2160.JPG


もう左も右も片っ端からですよ。

RIMG2162.JPG

もちろん、フォグの光量は車検に関係ないんだけど、せっかく分解するんだからみんなキレイにしますよ

RIMG2163.JPG

気の済むまでバラバラにしたヘッドライト。レンズの内面も拭き掃除。

RIMG2167.JPG

そして各装置を元に戻していきます。しっかり配線などに気をつけて戻します

RIMG2168.JPG

反対側もこの通り

RIMG2169.JPG

このクルマはヘッドライトがハイビームもロービームも同じプロジェクターが照射するので、ローが暗くて受からないからハロゲンのハイビームでOKと言う166のようなワケには行かないのです。
つまり避けて通れないのです

RIMG2171.JPG

ライトの表面はきれいなのですが、夜間に付き解らず??

RIMG2172.JPG


ライトのチリ(隙間)を調整しながらボルトを止めます。

RIMG2177.JPG


しかしこの後、思わぬ落とし穴に嵌るのですよ....
posted by admin at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | マセラティ

2020年10月11日

メルセデスW210 塗装編 その2

今回はバンパーの部品を塗装します。
メルセデスはバンパーやサイドノモールをつや消し塗装する伝統があって、これも例に漏れず独特のつや=サテングロスで塗装します。

RIMG2117.JPG

塗装そのものはJet3000HVLPが担当します。
時代遅れのJet3000ですが。部分的なリリーフでは4000より安定した結果を生みます。

RIMG2119.JPG

ボディ色はとは違うカラーを塗装します

RIMG2120.JPG


以前はサテングロスクリアーなる専用の塗料がありましたが、W124や126の通称サッコプレートなるモールなど、古い半艶の部品が使われなくなった為に、つや消し塗料など代用します

RIMG2122.JPG


酢酸エチルなど毒性の強い塗料です

RIMG2123.JPG


商品によってつや消し剤の含有量が違うので、チャートに従って調合します

RIMG2124.JPG


クリアーはJet3000RP
ここは全て従来通りです
4000は殆ど出番がありません。

RIMG2127.JPG

一方塗装されたボディを組み付けます。
今日最もポピュラーなアウターハンドルの取り付け方法。
ひっぱるハンドルとロックする部品の仕組み。


RIMG2128.JPG


パテントが切れたからか、トヨタのクルマには非常に多く見られる仕組みです。
取り付けには釣り糸が絶大な効果を発揮します。

RIMG2130.JPG

操作をうまくやれば、釣り糸など必要ないのですが、最も手っ取りのはこの方式です

RIMG2132.JPG

おお、美しい

RIMG2133.JPG


ミラーを組み付けたら終了です

RIMG2135.JPG
posted by admin at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

2020年10月09日

追悼エディヴァンヘイレン

エディが亡くなりました。
1年くらい前にD.L.ロスがツアーに出るような事を示唆していたような記憶がありますが
病状が悪くなっていたとは知りませんでした。

さてヴァンヘイレンと言えば、ヒット連発した1984年頃から一般的な知名度が一気に普及しましたが
1枚目のアルバム「炎の導火線」はEギター史上に変革を起こすものでした
僕は、全く聴かず30歳を超えてやっと聞けるようになりました。とはいえ、1-4枚目は今も殆ど聴いた記憶はありませんが

唯一5枚目は持っていました。ダイバーダウンです。


何と言っても強烈なギターサウンドです。
どうやったらこんなにきれいに歪むのか、ぎゃりんぎゃりんに歪んでいるのに1弦から6弦までまでキレイに分離して、しかもハウリングしないナゾのセッティング。
でも、僕は現役時代、ライトハンド奏法は全く使わず、やれと言われても大したことはできなかったのですが、左利きでも右でギター弾くからか、僕は全く使いませんでした。
確かゲイリームーアもライトハンドはしない左利きの右弾きギターリストでしたね。
だからか、ヴァンヘイレンはいまいち、聴かなかったのですよ
で、僕が当時好きだったのはこの(Oh)Pretty woman 
ライブでもすごい音ですね


でもやはり何と言っても、嫌でも街中でかかりまくっていた、このBeat it
あんなに売れた曲なのに、短いギターソロにいろいろ詰まっていて素晴らしい演奏も聴けるのです。
スティーブルカサーのきれっきれのカッティングも冴えまくりですし、ギターの演奏史上としては最高の曲かもしれません。


ライブに登場することもあったようですね。
にこにこ笑いながらあのソロですから強力であります。


ちなみに世界を変えたギタリストは僕が思うに

ジミヘンドリックス
ランディローズ
エディヴァンヘイレン

この3人だと思います。
それまでのEギターの概念を全く変えたのはジミ、全く他の人がやっていなかったフレーズが、その後のいろいろな人が使い始めて、かのリッチーブラックモアもどこかジミヘンドリックスの強い影響を感じさせます。
ヴァンヘイレンが出てくるまでは、おそらくずっとジミヘンドリックスの影響の傘下だと思います。

エディは猛烈なスピードでマイナーペンタトニックを弾くのと、やはりトリッキーなプレイでしょう。

ランディは様々なマイナースケールを持ち込んだ、独特の旋律だと思います。
81年になると猛烈な速弾きをするギターリストがたくさん輩出されたところを見ると、世界各地で多発的に速弾きスタイルが生まれたのだと思います。
そういう意味ではイングヴェイが一時代を築いた感はありますが、やはりランディローズの影響の傘下だと僕は思っています。

そして、3人とも天国に行ってしまったのですねえ。合掌


posted by admin at 23:47| Comment(1) | TrackBack(0) | ヘビーメタル

2020年10月08日

マセラティクアトロポルテの車検

実は8月の前半には車検整備の為にお預かりしていた139QP
なかなか時間がうまく取れず先延ばしになってしまいました。
今回は間違いなくヘッドライトをなんとかしないと車検に受からない事が明白だったためです。

RIMG1957.JPG

では何故車検に合格できないかと言いますと、このクルマはヘッドライトがプロジェクターヘッドライトと呼ばれる竜の目玉のようなライトなのです。その竜の目が白内障を起こしてライトの一番明るい部分が分散してしまうために見た目は明るくても、光量が出ないです。
普通のクルマの多くはロービームがこのプロジェクターヘッドライトですが、ハイビームは普通のハロゲンのタマを装備しているクルマが多いです。
それであれば、ロービームで光量が出なくても、従来通りのハイビーム検査にすればだいたい合格するのです。
ところが、この型のQPはロービームもハイビームも同じプロジェクターを使っている為にろーがダメならハイもダメなのです。

そこでライトを取り外して、白内障を治療してやろうという試み。
イタリア車としてはなかなか珍しく、バンパーを取り外さずヘッドライトが取り外し可能です
まずタイヤを外して

RIMG1959.JPG

リフトで持ち上げて次にフェンダーライナーを外します。

RIMG1965.JPG

するといきなりライトの後ろ側にアクセスできます。
この後、黒く覆っているカバーパネルを取り外して

RIMG1967.JPG

フェンダーブレースをずらしてヘッドライトを外します。
ヘッドライトにはヘッドライトウオッシャノズルが付きますが、それは前からでないと外せません。そこは二人いないとできないのです。

RIMG1972.JPG

ヘッドライトが取れました。
しかし実はこれ、後々書きますが地獄の一丁目の扉を開けてしまったのです。

そーんな事知る由もないので、ヘッドライトは切れに磨いてから、分解する工程へと進むのでした

RIMG1974.JPG

4日後、ヘッドライトを磨いています。せっかく白内障も直すことですから、見た目もキレイにしなくちゃ

RIMG2033.JPG

どこか焼けてくすんだヘッドライトを軽く磨きますと

RIMG2035.JPG

くっきりはっきり、レンズが透明さを取り戻しました

RIMG2034.JPG

では次回は、ばらばらにしていきましょう
posted by admin at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マセラティ

2020年10月07日

ヌヴォラ再び

8月9月と2台のヌヴォラブルーの166をやっつけてきましたが、

RIMG1183.JPG

ここに来てもう一台おかわり

RIMG1864-1.jpg

今回はバンパーについたキズ直し。

RIMG1895.JPG

一口にきず直しと言っても、3コートは簡単には終わりませんぜ

RIMG2059-1.jpg

もう難題もバンパー外しているから、手順も何もないです。

RIMG2090-1.jpg

はい、外れましたー

RIMG2091.JPG

でもここで終わりじゃありまっせん。ライトから

RIMG2101.JPG

グリルまではずしちゃいます。なんで?それは3コートのしかも特殊カラーだからなのですねえ。

RIMG2103.JPG

3コートは大変だべぇ

posted by admin at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166

2020年10月06日

メルセデスW210 塗装編

フロントフェンダーやバンパーなどの交換作業のW210
パネルの交換作業や各種分解は僕が担当していますが、作業を分担して効率を優先するため僕が塗装します。。

RIMG1903.JPG


しかーし分解してみるとあちこち、ひどい塗装になっています。

RIMG2045.JPG


一大マスキング大会です。

RIMG2047.JPG


モールも

RIMG2050.JPG


アウターハンドルも

RIMG2051.JPG


ミラーもみーんなマスキング。しかし、これを盛大にサフェーサーを入れてしまうと、ドアの塗装がブロック塗りと呼ばれる状態になり、全部をその色で塗ってしまうと、隣のパネルとの色差や質感差が発生するので、何とか目立たぬように塗装します。
幸い塗装膜はとても薄く、目立たなくできそうです

RIMG2053.JPG

場面は変わりまして、塗装です。
既にマスキングは終わっていて、塗装は僕が行います。

RIMG2068.JPG

744と呼ばれるブリリアントシルバーです。昔は難しかった色です。今?
今はもっと難しい色がありますからねえ
夏用のシンナーで塗ります

RIMG2070.JPG

9月の終わりですが暑い日が続きます。
予め下塗りしてあります。

RIMG2072.JPG


温度は26度もありますが、湿度は27%とかなり乾燥しているために静電気消します。
静電気はお肌によろしくないのです。

RIMG2075.JPG


カラーレスクリアーを吹いてミスト対策をして塗装します。
なんだか専門的でわからないですか?

RIMG2073.JPG

ご覧のようにマスキング跡の残る部分には色を入れて、隣のパネルにはなるべく色を飛ばさないように塗装します

RIMG2083.JPG

これは結構難しいのですよ、シルバーでやるのは。
ムラを作ったりしますしね。

RIMG2081.JPG


こんな感じ。

RIMG2082.JPG

安心してください。真ん中は照明の間だから暗く見えるんですよ。

RIMG2087.JPG

クリアーは塗装屋にまかせて、僕はまた違う作業をします。
posted by admin at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | メルセデス

2020年10月05日

ロシアのセダンGAZチャイカ

毎年スタンドックスのカレンダーを買って、何故かトイレに貼っているのですが、今月10月はなかなかかっこいい
とおしっこをしながら眺めています

デカいセダン好きにはたまらないでしょう?
しかしこのクルマなんてクルマ?
カレンダーの下側に小さくGAZって書いてあります。
Russiaのクルマなのですね

asset_9.fitIn.imageGalleryLightbox.jpg

さっそく調べてみました。T4だと思っていたら14と言うモデルなのですね。
なかなかかっこいいですよ

チャイカ.png


国内のオークションでラーダ・ニーバやヘンなトラックUAZは稀に見ます。
しかしこれは知りませんでした。
しかもチャイカなんて、ヘンな名前


しかし世の中便利なもんで、詳しく書いてあるサイトがありました。


さらにもっとおしろい事に、スーパーカーも作っていた会社だったなんて...
それもスゴイ顛末で無くなっています。

結局この14と言うモデルも破壊し尽されてしまうのですね。
なんだかタイムボカンのシリーズみたい


posted by admin at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろなクルマ

2020年10月04日

ランチアテーマ832の修理、塗装編

最も時間と手間がかかり、最もノウハウと経験が必要なマスキング作業
特にどこまで見えて、どこまでマスキングするかは体得するまでに本当に時間がかかります。
自動車塗装を目指す若い方がもし読んでいたら、良い技術者に師事することを切に願います。

RIMG1630.JPG

一度完全にマスキングしたら

RIMG1669.JPG


ベースコートをストライプより下に塗装するためのマスキングをします。

RIMG1709.JPG

ストライプのマスキングはマスキングされるストライプを隠す事も重要ですが、自然なマスキングになるようテープをうまく動かしてラインを確保します

RIMG1715.JPG

ま、口で言うのは簡単、実際の作業は大変です。

RIMG1720.JPG

ベースコートを塗装したところ

RIMG1730.JPG

一部のマスキングをはがして、テープが入らないところをサンドペーパーを軽くかけてマスキング跡を残さないようにします

RIMG1731.JPG

クリアーを塗装しました。

RIMG1734.JPG

しっかりした肉もち感はエクスプレスプレミアムクリアーをミディアムソリッドシステムで塗装します。

RIMG1736.JPG

だんだん気温が下がる時期なので、クリアー塗装には細心の注意を払います。
かといって、スプレーフォームやガンさばきを崩してしまっては本末転倒です

RIMG1739.JPG

初年度登録が1988年なので、既に2K塗装は始まっています。今のような小さな肌ではなく
もっと大きな肌で、美しい鏡のような塗料の時代でした

RIMG1740.JPG

 しかし、現代のクリアーは肌が細かく、塗装するといかにも現代風になってしまうのが残念

RIMG1868.JPG

少しだけ肌を調整してポリシングします。

RIMG1879.JPG

ボディは出来上がり。きっとこれまで以上に可愛がってもらえるでしょう

RIMG1890.JPG
posted by admin at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | ランチア

2020年10月03日

ランチアテーマ832の修理、下地編

いろんな修理でお預かり中のテーマ832
今回はボディ編

RIMG1141.JPG

どんなスーパーカーでも軽自動車でも、古代の車でも最新のクルマでもやることはみんな同じ。
付いている部品を分解してへこみを直して塗装するのです。
鉄のクルマはへこんでいる所にワッシャーを溶接してそれをひっぱる「引き出し板金」と呼ばれる最もポピュラーな修理方法で直します

RIMG1434.JPG

古いクルマになると、本来直す部分以外の部分の修理が多いです。

RIMG1435.JPG

現在は金属素地に予め塗布するプライマーが存在せず、パテを直付けします。現代のパテは金属素地にプライマーを使うほどのような密着不良を起こすことはなく、必要なくなったとの見方になったようです。
長く、プライマーを使ってきた人間にとってはなんとも物足りないのではありますが...

RIMG1511.JPG

下地の準備が整いました。

RIMG1513.JPG


4:1のハイビルドタイプのサフェーサー、VOCシステムフィラーを塗装します。

RIMG1525.JPG

ハイビルドと言っても1mm以上の幕圧をつけるほどではありません。
フェザーエッジをしっかりとって塗装します。またエッジマッピングを防ぐ意味でも用材テストを忘れずに

RIMG1523.JPG

65℃で20分焼いたら出してきて水研ぎ。塗装の前段階で塗装部分のしっかりした清掃を心がけます

RIMG1536.JPG

マスキングされていたアウターハンドル部分には、ストライプが近すぎてサフェーサーが塗装できないので、しっかり研ぎこんで段差を無くして塗装します。

RIMG1538.JPG

フロントバンパーを外します。またフェンダーライナーも塗装のジャマになるので外します

RIMG1550.JPG


テーマはライナーを外すとかなり大きなスペースができます。
僕がテーマに乗っていたときはすごくラクにタイミングベルトとカウンターシャフトベルト交換できましたが
こちらはV8です。とんでもないぎっしり加減

RIMG2024.JPG

塗装ブースに入りました。

RIMG1581.JPG

この続きは次回塗装編で
posted by admin at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチア

2020年10月02日

シトロエンC4ピカソ

先日、MPIにいらしていただいたお客さんのC4ピカソ
すごいクルマでした。何がすごいって、かなり変わっています。

まず、ゴイスーなデザイン。フロントガラスがルーフまで来ています。
かつてのアリスの谷村新司みたい。どこまでおでこでどこから頭みたいな

そして今時珍しいけんかワイパー。バスみたい。

RIMG1926.JPG

ハンドルの真ん中は回らないのも面白いw。もうこれだけでおなかいっぱいなのにまだまだ続きます

RIMG1927.JPG

なんと6速マニュアル。右ハンドルでありながら並行輸入車

RIMG1929.JPG

エアコンの操作パネルがこんな所に。助手席のエアコンのコントロールパネルも反対側についています。
思えばアヴァンタイムもそうでしたね

RIMG1930.JPG

ハンドルの真ん中がまっすぐなのにハンドルセンターは凄くずれている。うーーーん気持ち悪い

RIMG1932.JPG

はい、ディーゼルターボです。どこまでも変態チックなクルマです

RIMG1935.JPG

ギャレット製のタービン。エアリサーチ社と思っていたらいつの間にか買収されていました。

RIMG1937.JPG


実は7人乗り。

RIMG1941.JPG

7名乗車が可能と言うだけで3列目はエマージェンシーシート。

RIMG1942.JPG

だから3列目をたたんでいれば相当デカいスペースが出現します

RIMG1948.JPG

この車内灯がなんかヘン

RIMG1949.JPG

よく見ると

RIMG1954.JPG

外して

RIMG1951.JPG


懐中電灯になります。うっへー、どうよ、この変態ギミック(笑)

RIMG1952.JPG

ああ、このクルマ欲しい。
日本にはエグゼクティブが輸入されているみたいですね。

RIMG1955.JPG


posted by admin at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | シトロエン

2020年10月01日

本日文字だけ

うう、今日も帰りがこんな時間でとてもブログを更新できませんです
更新を楽しみにしてくださっている読者のみなさん、すいません。

本当は途中まで書いた記事があったのですが、画像のメディアを工場に忘れてきて残念ながらアップできませんでした

今日はトラブルに泣かされてこの時間。
明日から更新がんばりまーす