先日より塗装中のヌヴォラの166。
クリアーまで塗装しまして72℃で23分焼きました。
すると不穏な兆候が出てきました。3コートパールはその塗装方法から大量の塗料と手間を費やすのですが、何故か一番最後の最後の焼き付けた後にトラブルが出ます。ここで出るのは本当につらい。
どういうわけかぼこっと出っ張りが10mmx10mmくらいでうっすら出てきました。写真には写りませんがしっかり確認できます。
鈑金跡があったのはわかっていましたが、まさかこんな事になろうとは思ってもみませんでした
このクルマを修理した人間のポテンシャルがここで怨念のとなって現れた感じです
でも、でもですよ、僕はこの自動車の修理がどのような背景で行われたかあでは知りません。
ひょっとしたら、発注者が「いかなる結果になっても良いから安ければいい」なんて言っていたかもしれません
ひょっとしたら、発注者が「いかなる結果になっても良いから安ければいい」なんて言っていたかもしれません
そこは中古車なりの計り知れない理由があるのかもしれません
しかし、僕もいけなかった。11月の終わりにこの塗装の問題をとらえていたのです。
ウチの塗装技術者から塗装の不良を示すマーキングの画像が残っていました。
ウチの塗装技術者から塗装の不良を示すマーキングの画像が残っていました。
この下地作業をしていた時は、僕はマセラティとプジョー106で手いっぱいだった昨年末に並行して行われた作業だったのです。
もっとしっかり内容についてコミットするべきでした。
もっとしっかり内容についてコミットするべきでした。
忙しいというのはエクスキューズにはなりません。完全に僕の判断ミスです。
サンドペーパーで研いでも下地からやられていると手の施しようがありません。
思い切ってめくってみます
塗装が浮いていた部分はそれなりに密着していましたが、不自然に剥がれます。
やはり金属素地や途中の塗装層に問題があると思います
やはり金属素地や途中の塗装層に問題があると思います
そこに何があるかまでは図り知れません。完全硬化しない1液のラッカーパテやラッカーサフェなどを入れられるとよくありません。金属素地に直接入れられたパテを水研ぎで仕上げて水分が残った状態で中塗りをしたとか、作業した人間だけが知り得る今となっては完全に分からない中古車のミステリーです。
もはや、もはやこのドアを使う事はできません。なぜなら上から塗ってしまった今、この下の塗装膜や金属素地までの中に何が埋まっているのか分からないのです。
そうと決まれば次のアクションです。幸いにしてMPIには部品取りの166があります
今回は僕が乗っていた166です。このドアは一番最初に僕が大阪で買った2.5のドアでした。
その2.5はタイミングベルト交換済みのクルマを買ったのですが、3週間経たずにタイミングベルトが切れて廃車になったのです。
中古車などそんなものです。買ったらもう自分の管理下なのです。
ま、もちろん廃車になりましたよ。しかし悲しみを力にかえて3Lを買って、きれいなドアだった2.5Lのを載せ替えたのでした
今回は僕が乗っていた166です。このドアは一番最初に僕が大阪で買った2.5のドアでした。
その2.5はタイミングベルト交換済みのクルマを買ったのですが、3週間経たずにタイミングベルトが切れて廃車になったのです。
中古車などそんなものです。買ったらもう自分の管理下なのです。
ま、もちろん廃車になりましたよ。しかし悲しみを力にかえて3Lを買って、きれいなドアだった2.5Lのを載せ替えたのでした
そのドアも3台目に移植されるのです。面白いですねえ
ドアを外しました。
作業中にいらしたオー〇カーのS藤さんからお菓子をいただいちゃいました。いつもありがとうございます。
作業中にいらしたオー〇カーのS藤さんからお菓子をいただいちゃいました。いつもありがとうございます。
部品取りの元僕の号は外にあるのでドアを外したら、雨風入り放題になってしまうので、さらに屋内の部品取りの後期からドアを外してリレー移植です。
このドアも、解体に行った前がぶつかっていた後期から外したドアです。元々のドアは近所の166乗りのS木さんちに移植されています。なんだかドアが行ったり来たりで面白いですね。
これで移植作業は終了です。
外した元僕の号からのドアは修理して、再びヌヴォラカラーになって長く可愛がられるでしょう
外した元僕の号からのドアは修理して、再びヌヴォラカラーになって長く可愛がられるでしょう
続く...